ゴエモンのつぶやき

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「発達障害に携わる教育・支援者育成セミナー」を沖縄市で開催

2017年07月16日 02時21分51秒 | 障害者の自立

対応急務の発達障害者への支援について、大学と民間の立場から考える/8月5日(土) 13時~17時 沖縄市民会館 中ホールにて

「障害のない社会をつくる」というビジョンのもと、障害者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を全国展開する株式会社LITALICO(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川敦弥、証券コード:6187)は、大学と民間の双方の立場から、発達障害のある方の支援者育成を考える「発達障害支援に携わる教育・支援者育成セミナー」を、8月5日(土)13:00から、沖縄市民会館 中ホールにて開催いたします。医療や福祉、教育機関などで精神、発達障害サービスに携わる方、障害のある当事者やご家族、その他ご関心のある方など広くご参加いただけます。

■ セミナー開催の背景
全国で子どもの数が減少する一方、発達障害やその疑いのある子どもの数は、年々、増加傾向にあります。平成24年に文部科学省が行った調査によると、一般の小中学校で「特別な教育的支援が必要と判断された児童生徒」は6.5%に上ります。近年、法整備や芸能人の発達障害告白などにより、社会的な認知も高まり、発達障害と診断されるケースが増えてきていると言われています。

発達障害など障害のある子どもの増加を受け、沖縄県では平成33年に、特別支援学校増設の計画が立っているにもかかわらず、教員の数が足りていない現状があります。沖縄県の特別支援学校の教員のうち、特別支援学校教諭免許の保有率は61.5%(文部科学省「平成 28 年度特別支援学校教員の特別支援学校 教諭等免許状保有状況等調査結果」より)と全国最下位であり、全国平均の75.7%と比べても、特別な支援を必要とする子どもへの対応は十分とはいえない状況です。発達障害のある方が活躍する社会づくりに向けては、子どもの頃はもちろん、大人になってからも、発達障害のある方をサポートする支援者の育成が欠かせません。

■ 8月5日開催のセミナーについて
今回のセミナーでは、大学と民間双方の立場から、沖縄県で発達支援に関わる支援者となる学生や職員の育成について取り上げます。大学の立場からは、特別支援学校での教員を経て、現在は琉球大学大学院で、特別支援ができる教員の育成に携わる城間園子准教授が、民間の立場からは、沖縄県発達障害者支援センター「がじゅま~る」より主任の天久親紀氏と、弊社が全国で展開している、発達に課題のある子どもの特性に応じた指導を行うソーシャル&学習教室「LITALICOジュニア」と、精神障害・発達障害を中心とする障害のある方に向けた就労支援サービス「LITALICOワークス」を担当する執行役員の野口晃菜がお話します。
 
 本セミナーの参加は無料となっており、先着順で100名の方にご参加いただけます。発達障害のある方の支援者や、職員を育成する立場にある方などに向けての講演ですが、発達障害当事者やそのご家族など、関心をお持ちの方でしたらどなたでもご参加いただけます。 

「発達障害に携わる教育・支援者育成セミナー」開催概要
日時: 2017年8月5日(土)13:00~17:00
場所: 沖縄市民会館 中ホール(沖縄市八重島1丁目1−1)
対象: 行政・医療・福祉・教育関係者、障害サービスに携わる方、障害のある方のご家族など
定員: 100名(先着順)
参加費: 無料
セミナー開催イメージ
 
株式会社LITALICO    2017年7月14日

名張市コミュニケーション条例/3 点訳奉仕員 読書の喜び、点字で届けたい

2017年07月16日 02時15分58秒 | 障害者の自立

 ボランティア活動で支えられるのは障害者だけではない。名張市の点訳グループ「あかり」の榎本智子さん(76)は心からそう思う。

昨年5月に夫を亡くした。半年以上続いたぼう然自失の日々から立ち直れたのは、仲間の励ましと点訳作業があったから。

「何かをさせてもらえるのはありがたいこと。点訳は生きる支え。どこかで役立っていると思えるのはうれしい」と話す。

毎日新聞   2017年7月15日


<清水孝幸の続50代の地域デビュー> (14)ボランティア講座

2017年07月16日 02時08分45秒 | 障害者の自立

 地域で役立ちたい。ボランティア活動をしてみたい。こういう地域デビューを考えている方もいるのではないか。ただ、福祉関係のボランティアの中には、知識や経験が求められるところもある。まずは知識を学ぶことから始めるのもお勧めだ。

 先月、近所の月島社会教育会館(東京都中央区)で開かれた「認知症サポーター養成講座」に参加した。認知症を理解し、認知症の方やその家族を見守る応援者を増やし、地域で支えようという試みで、応援者になるための講座だ。

 講師は月島おとしより相談センターの職員で、住民ら十四人が参加。土曜午後の約一時間半、ビデオと講義で認知症の症状や接し方を学んだ。

 認知症になると、忘れてしまうだけでなく、時間や自分のいる場所が分からなくなったり、混乱しやすくなるという。対応する側の心得としては「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」の三つが大事だと知った。受講後、参加者全員が「認知症サポーター」になり、目印のオレンジ色のリストバンドをもらった。

 三月には同じ月島社会教育会館で「目が見えない人と盲導犬のおはなし」という講座に出た。盲導犬を利用している視覚障害者の方から、困っている人を見かけたらどうすればいいかを聞いた。

 いきなり肩をたたかれると、びっくりするので、静かに「お困りですか」などと声を掛けてほしいという。誘導するときも腕を引っ張ったりせず、肘をつかんでもらい、ゆっくりと歩く。視覚障害者は白杖(はくじょう)を手放すと、不安になるので、持ってあげたりしてはいけないそうだ。

 三年前に参加した近所の老人ホームのボランティア入門講座は衝撃的だった。

 肘や膝に動きにくくするサポーターを巻き、足首と手首に重りをつけ、さらに視野を狭くするゴーグルをはめて、高齢者の体の感覚を再現し、施設内を歩いた。つえなしには廊下も真っすぐ歩けず、階段はもう命懸けだ。高齢者が手すりや壁伝いに階段を上る理由が分かった。財布から小銭を出すのも視野が狭いと難しく、買い物で困っているお年寄りを思い出した。

 高齢者や障害者のお手伝いをするには、まず相手を正しく理解しなければならない。そうでないと、こちらが善かれと思ってしたことが相手を不快にさせることにもなる。ボランティア講座は役立つ。

 ちなみに、認知症サポーターになり、休日はオレンジ色のリストバンドをしているが、まだあまり知られていないみたいだ。

 ただ、子どもには大人気。先日、バスの中でお母さんに抱っこされていた女の子の視線を感じ、右手のバンドを見せると、満面の笑み。お母さんには怪しいおじさんだと思われたようだが…。

2017年7月15日   東京新聞


デフリンピック  「結果残し知名度アップを」選手団出発

2017年07月16日 01時56分22秒 | 障害者の自立

トルコで18日開幕 第1陣が成田空港から

 聴覚障害者の国際スポーツ大会「夏季デフリンピック」が18日、トルコで開幕する。4年に1度開催され、今回で23回目だが、同じ障害者スポーツの総合大会「パラリンピック」に比べ知名度が低い。関係者は「耳が聞こえない人たちのオリンピックがあることも知ってほしい」とアピールする。選手団の第1陣は14日夜、成田空港から現地に出発した。

  サッカー日本代表主将で日本選手団の旗手を務める古島(ふるしま)啓太選手(26)=大阪府守口市=は、2歳の時に難聴とわかった。父や兄の影響を受け、5歳でサッカーを始めた。健聴者と一緒のチームに入ったが、周りから声をかけられても聞こえないため、連携がうまくいかないこともあった。しかし、周りの動きをよく観察することで対応できるようになったという。20歳の時に、聴覚障害者が行う「デフサッカー」に出合い、現在は会社に勤めながら、健聴者の社会人チームとデフサッカーのチームの双方でプレーしている。

 デフリンピックはパラリンピックと同様に夏季と冬季に開催されるが、古島選手は「同じように扱ってもらえない」という戸惑いは感じているという。それでも「将来の子どもたちのためにも、今回結果を出してデフリンピックの知名度を上げたい。最低でも予選突破」と意気込む。

 デフ(Deaf)は英語で聴覚障害や耳が聞こえないことを意味する。リハビリを目的に始まったパラリンピックより、記録を重視する。第23回夏季大会は30日まで開かれ、日本代表は全21競技のうち、陸上やバレーボールなど11競技に男女計108人が参加。金5個、銀と銅ともに10個のメダル獲得を目指している。

 古島啓太選手=2017年7月14日
 
毎日新聞    2017年7月15日

ほんのり甘い炭酸煎餅サブレ 福祉事業所が手作り

2017年07月16日 01時46分01秒 | 障害者の自立

 兵庫県は障害者福祉事業所で作る「有馬温泉炭酸煎餅サブレ」を開発した。県洋菓子協会会長で洋菓子店「ボックサン」(神戸市須磨区)オーナーの福原敏晃さんが協力し、県内5カ所の事業所の製造を指導。クッキー生地に炭酸煎餅を練り込み、サクサクとした食感が特長で、ほんのりとした甘さを楽しめる。有馬温泉(同市北区)の旅館や土産物店などで販売している。

 福祉事業所で働く障害者を応援する「兵庫ブランド商品」として、県が工賃向上を目指し企画。NPO法人「兵庫セルプセンター」に委託した。同ブランドはパウンドケーキ、カップケーキに続いて3商品目。

 県内産の塩を使うなど、厳選した素材を使用。プレーンと抹茶の2種類で、1缶に各2枚入り(500円)。障害者授産商品のインターネットサイト「+NUKUMORI(プラスぬくもり)」で通信販売もする。同センターTEL078・414・7311

兵庫県内の障害者福祉事業所で製造する「有馬温泉炭酸煎餅サブレ」=県庁

兵庫県内の障害者福祉事業所で製造する「有馬温泉炭酸煎餅サブレ」

2017/7/15   神戸新聞NEXT