対応急務の発達障害者への支援について、大学と民間の立場から考える/8月5日(土) 13時~17時 沖縄市民会館 中ホールにて
「障害のない社会をつくる」というビジョンのもと、障害者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を全国展開する株式会社LITALICO(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:長谷川敦弥、証券コード:6187)は、大学と民間の双方の立場から、発達障害のある方の支援者育成を考える「発達障害支援に携わる教育・支援者育成セミナー」を、8月5日(土)13:00から、沖縄市民会館 中ホールにて開催いたします。医療や福祉、教育機関などで精神、発達障害サービスに携わる方、障害のある当事者やご家族、その他ご関心のある方など広くご参加いただけます。
全国で子どもの数が減少する一方、発達障害やその疑いのある子どもの数は、年々、増加傾向にあります。平成24年に文部科学省が行った調査によると、一般の小中学校で「特別な教育的支援が必要と判断された児童生徒」は6.5%に上ります。近年、法整備や芸能人の発達障害告白などにより、社会的な認知も高まり、発達障害と診断されるケースが増えてきていると言われています。
発達障害など障害のある子どもの増加を受け、沖縄県では平成33年に、特別支援学校増設の計画が立っているにもかかわらず、教員の数が足りていない現状があります。沖縄県の特別支援学校の教員のうち、特別支援学校教諭免許の保有率は61.5%(文部科学省「平成 28 年度特別支援学校教員の特別支援学校 教諭等免許状保有状況等調査結果」より)と全国最下位であり、全国平均の75.7%と比べても、特別な支援を必要とする子どもへの対応は十分とはいえない状況です。発達障害のある方が活躍する社会づくりに向けては、子どもの頃はもちろん、大人になってからも、発達障害のある方をサポートする支援者の育成が欠かせません。
■ 8月5日開催のセミナーについて
今回のセミナーでは、大学と民間双方の立場から、沖縄県で発達支援に関わる支援者となる学生や職員の育成について取り上げます。大学の立場からは、特別支援学校での教員を経て、現在は琉球大学大学院で、特別支援ができる教員の育成に携わる城間園子准教授が、民間の立場からは、沖縄県発達障害者支援センター「がじゅま~る」より主任の天久親紀氏と、弊社が全国で展開している、発達に課題のある子どもの特性に応じた指導を行うソーシャル&学習教室「LITALICOジュニア」と、精神障害・発達障害を中心とする障害のある方に向けた就労支援サービス「LITALICOワークス」を担当する執行役員の野口晃菜がお話します。
「発達障害に携わる教育・支援者育成セミナー」開催概要
日時: 2017年8月5日(土)13:00~17:00
場所: 沖縄市民会館 中ホール(沖縄市八重島1丁目1−1)
対象: 行政・医療・福祉・教育関係者、障害サービスに携わる方、障害のある方のご家族など
定員: 100名(先着順)
参加費: 無料
![セミナー開催イメージ](https://prtimes.jp/i/25994/13/resize/d25994-13-182877-0.jpg)