ゴエモンのつぶやき

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知的障害者のサッカーチーム発足、総監督に聞く

2018年11月19日 13時34分49秒 | 障害者の自立

 鹿児島ユナイテッドFCは来年2月、知的障害者サッカーチーム「鹿児島ユナイテッドFCフューチャーズ」を発足させる。Jクラブでは、J1横浜F・マリノスに次ぐ2例目で、18日から練習会を実施。選手の募集を開始する。クラブチームとしての意義や、目指すチームの姿とは。総監督に就任した西真一さん(45)に聞いた。

 ――チームの設立、総監督就任の経緯は

 昨年8月、日本知的障がい者サッカー連盟でスペインリーグの視察に行き、サッカーを通じて障害者と健常者の垣根のない社会ができている印象を受けました。クラブのみなさんが障害に対してよく勉強しているからこそ、障害者の方も自然と一緒にサッカーができていました。

 ユナイテッドの徳重剛代表もスペイン視察で感銘を受けており、自然と話がまとまっていきました。

 ――名前の由来は

 未来を意味する「フューチャー」に、複数形の「ズ」をつけて「明るい未来をみなさんで」という意味を込めました。

 ――クラブチームとして活動する意義は

 今までも県選抜チームはありましたが、ユナイテッドのチームになると、サッカーをする場所がよりわかりやすく、明確になります。障害があるから制限されるのでなく、一般の人たちがやってうれしいことは、誰でもできる環境がないといけない。

 ――今年3月には、県知的障がい者サッカー連盟も発足しました

 連盟というのはサッカー環境を整える大きな枠組みです。連盟中心に環境整備に取り組みながら、フューチャーズは地域に根ざして具体的な活動として、発信していきたいです。

 ――総監督として目指すチーム像は

 みなさんから応援されるチームです。一生懸命サッカーに取り組み、サッカーを通じて自信をつけ、社会参加し、社会貢献に結びつけていきたい。例えば、ユナイテッドのホーム戦では、選手は運営のサポートもさせて頂きます。

 ――目標は

 日本代表になる選手が育ってくれれば。もっと言えば、フューチャーズの選手たちに、ユナイテッドのU18やトップチームに入る夢があってもいい。

 海外では、知的障害者の世界大会に出る選手で、ヨーロッパの2部リーグでプロとして活躍している選手もいます。高い目標を持つことを選手に伝えていきたいです。

 ――13歳以上なら誰でも練習に参加できますね

 まずは、多くの人に参加してほしい。そのなかで仲間を知り、「あいつには負けたくない」という競争心も芽生えて、今までとは違う感覚を選手たちが抱いてくれたらそれが成長かなと思うのです。

 試合を通じて、勝った喜び、負けた悔しさをチームとして共有する。サッカーを通じて我々スタッフたちもともに彼らと成長していきたいと思います。(聞き手・井東礁)

     ◇

 にし・しんいち 1973年、鹿児島市出身。ヴォルカ鹿児島(現鹿児島ユナイテッドFC)に13年間在籍し、旧姶良町役場に勤めながら、FWとして九州リーグ得点王9回、通算266ゴールをあげた。2010年、知的障害者サッカーの県選抜チームの監督に就任。14年には日本代表コーチとして、ブラジルでの世界選手権で4強入りに貢献した。15年から日本代表監督。

写真・図版

西真一さん

2018年11月18日        朝日新聞社


障害者目線の情報発信テーマに 25日

2018年11月19日 13時26分37秒 | 障害者の自立

 知的障害のある人たちに必要な情報やニュースを分かりやすい言葉で届ける一般社団法人「スローコミュニケーション」が25日、東京都内で一般向けのセミナーを開く。副理事長で淑徳短大の打浪(うちなみ)文子准教授(障害者福祉)は「分かりやすい情報は当事者の選択の幅を広げ、主体的に生きることにつながる。多くの人に情報発信のあり方を考えてほしい」と呼びかけている。

毎日新聞       2018年11月18日


露軍、ダマスカスで人道支援を実施 障害者に必需品を提供

2018年11月19日 12時58分11秒 | 障害者の自立

ロシア当事者和解調整センター(Russian Reconciliation Center for Syria)がシリアの首都ダマスクスで人道支援を実施した。障害を負った子供や内戦で負傷したシリア軍兵士に車椅子、食糧、防寒具などが支給された。同センター長のウラジーミル・サフチェンコ中将が明らかにした。

サフチェンコ中将は「われわれは当事者和解調整センターのもとで、(ダマスクスの)内戦で障害を負った者たちに対し人道支援を実施した。人道支援活動では、同地域における内戦で障害を負った子供や軍事活動に参加した兵士に対し、無償で車椅子、防寒具、生活必需品などを支給した」と発表した。

  当事者和解センターによると、ロシアはシリア国民に対し、これまでに3100トン以上の食糧、生活必需品、医薬品等を無償で提供している。

2018年11月18日   


中央省庁の障害者雇用水増し 「施し」じゃない「戦力」だ

2018年11月19日 12時48分27秒 | 障害者の自立
  障害者を雇うことが「施し」だという思い上がりはないか。中央省庁で発覚した障害者雇用を巡る水増し問題は視力の弱い人を加えるなどした「数合わせ」に驚かされたが、その後の対応もずさんさが目立つ。制度を所管する厚生労働省は省内の不適切な計上に「違法行為はない」と開き直りをみせ、他の省庁も職員の処分には消極的だ。障害者雇用はどうあるべきか。障害のある人たちが自ら仕事を作り出している現場で考えた。
 
2018年11月18日      東京新聞

「障害者手帳」「保健福祉手帳」 カード型でも交付 社保審の部会で了承

2018年11月19日 12時39分29秒 | 障害者の自立

 「身体障害者手帳」と「精神障害者保健福祉手帳」が希望する人にはカード型で交付できるようになる。10月24日に開かれた社会保障審議会の障害者部会で厚生労働省が提案し、了承された。カードの記載内容などを検討し、早期に省令を改正する。

2018年11月18日       毎日新聞