ゴエモンのつぶやき

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重度障害者 社会参加へ必要な介助を

2019年10月12日 10時51分47秒 | 障害者の自立

れいわ主催集会 制度改善訴え

 重度障害者が介助をつけて社会参加できるよう求めた集会が10日、国会内で開かれました。全国から障害者らが参加。同行援護や行動援護、重度訪問介護や移動支援といった移動時に必要な障害福祉サービスを必要に応じて使えるよう訴えました。主催は、れいわ新選組の木村英子、舩後靖彦両参院議員。

 両議員とも重度障害があり、介助が欠かせません。障害者総合支援法に基づく福祉サービスは、通学・通勤、経済的活動に就いているときは使えません。両議員の活動については現在、参院が費用負担しています。

 舩後氏があいさつし、「常時介助が必要な人が自分の望む社会生活を送れるよう制度改善をすすめたい」と述べました。

 木村氏は、重度障害者が常時介助をつけられる仕組みを求めてきた運動史を語り、「社会参加のための保障を実現したい」と強調しました。

 22の団体・個人が介助を利用した通勤、就労などの必要性を訴えました。「国会中継には生字幕がつくようになったが、委員会の審議にはついていない」(聴覚障害者団体)、「重度訪問介護を24時間使い、1人暮らしを始めて自傷他害がなくなった」(知的障害者)、「通勤介助が使えないため一般就労できなかった」(筋ジストロフィー患者)。

 各党国会議員が参加。日本共産党からは、田村貴昭衆院議員と田村智子、倉林明子両参院議員があいさつしました。厚生労働省の担当課長も参加しました。

2019年10月11日        しんぶん赤旗


駅ホームから転落死 点字ブロック高さのズレが原因か

2019年10月12日 09時13分49秒 | 障害者の自立

今月、東京 葛飾区の駅で視覚障害者の女性が転落し死亡した事故で現場の点字ブロックの高さにズレがあったことが分かりました。障害者団体は転落の原因となった可能性があるとして改善を求めることにしています。

今月1日、葛飾区の京成立石駅でホームでつまずいたとみられる荒川区に住む視覚障害者の秋谷喜代子さん(66)が線路に転落し電車にはねられ死亡しました。
現場の点字ブロックは、突起状のブロックに沿ってホームの内側を示すための直線状のブロックが去年、追加で設置されましたが、事故のあと東京都盲人福祉協会が確認したところ、この追加で設置した部分が前からあった部分より3、4ミリ高く、ズレがあったことが分かりました。
盲人福祉協会によりますと、視覚障害者は特に駅のホームでは点字ブロックを慎重に確認しようとすり足気味に歩く傾向にあるため数ミリのずれでもつまずくおそれがあるということです。このため、今回の事故の原因となった可能性があるとして、鉄道会社に改善を求めることにしています。
ホームの内側を示すブロックの設置は去年3月から新たに鉄道会社の努力義務とされていて多くの駅で追加で設置されていることから、ほかの駅でもズレが生じているおそれがあるということです。

専門家「高さそろえる必要」

駅の安全性をめぐる国土交通省の検討会の委員を務めた成蹊大学の大倉元宏名誉教授は「ホーム内側を示すブロックは設置すべきだが、高さにズレがあると足が引っかかり転倒するおそれもある。高さがそろったものに設置し直すなど対応が必要だ」と話しています。
 
2019年10月11日        NHK NEWS WEB