ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

老舗の基山商店と障害者福祉施設がコラボ 日本酒が数量限定販売

2019年10月12日 15時14分41秒 | 障害者の自立

基山町で約100年続く老舗の酒蔵・基山商店と地元の障害者福祉施設がコラボした日本酒が数量限定で発売されています。
基山町で約100年続く老舗の酒蔵「基山商店」。 リポート:「こちらの2種類の新しい日本酒のラベル。実は基山町の障害者施設に通う人たちがデザインしたものなんです」
その名も「ツルダマ」と「ホシゾラ」。基山商店が約1年かけて開発した日本酒でラベルには華やかな模様や酒蔵での酒造りの様子がペンで細かく描かれています。 基山町で創作活動を仕事とする障害者福祉施設「PICFA(ピクファ)」は発達障害や精神障害のある男女14人が社会とつながり活躍する場を広げようと2年前から東京の大手化粧品会社やアパレルブランドなどとコラボして商品開発をしています。 今回、地元を盛り上げるため初めて基山商店とコラボしました。
リポート:「初めにツルダマをいただきます。ほのかに酸味がして…なめらかで飲みやすい」「続いてホシゾラをいただきます。ほのかにメロンの風味がしてとてもフルーティー。どんな料理にでも合いそう」 購入客:「見たことある作品もあった。すごい細かい作品ですごいなーと。ラベルでPICFAの作品が広がっていくのは私もわくわく嬉しい気持ち」
それぞれ1000本の数量限定で基山商店のほか県内の酒店で購入することができます。 医療法人清明会PICFA 原田啓之施設長:「ハンディキャップある人たちが描いた絵が市場で仕事としてできるようにつないでいくというのがすごく大切だと感じている。(お酒を)味わってもらいながら酔っぱらった感じで絵を見てもらって絵とお酒両方楽しんでいただければ」 基山商店・小森綾子常務:「普段日本酒を飲んでいる方もラベルのデザインを楽しんでほしい」
また、基山商店では今月14日までメンバーが描いた絵画約150点を展示・即売していてTシャツや小物などの手作りグッズ20種類約100点を購入することができます。

2019/10/11      サガテレビ


元エース社員が、うつ病で「着信音が怖い」。障害者枠で転職するまで

2019年10月12日 15時05分35秒 | 障害者の自立

 2019年8月、ネプチューン・名倉潤が手術の“侵襲”によるストレスが原因のうつ病を公表したことは記憶に新しい。このように、それまで何の前ぶれもなく元気だった人が、意外な理由やきっかけで“急に”うつ状態になってしまう例は多いという。そんな「突然うつ」とも言うべき現象はなぜ起きるのか? 実態に迫ってみた。
◆唯一の拠りどころ、信頼していた友人に無視されて心が崩壊
●上原雄平さん(仮名・45歳・商社マン) 営業のエースだったはずがある日突然、仕事ができなくなった。「心と体が真っぷたつになった感じだった」と上原さんは振り返る
===
 当時、上原さんは新卒で商社に営業職として就職。畜産農家から肉を購入し、スーパーに卸す仕事を担当していた。業績がよく、仕事は順調そのものだった。
 しかし、ある日取引先との間でトラブルが勃発。突然、農家側が上原さんに連絡せず肉の内容を変更したのだ。当然スーパー側は激怒。農家側からは謝罪もなく、何の対応もしてくれない。さらに取引先から30分に一回、怒りの電話がかかってくる事態に発展した。
「正直、このようなトラブルはたまに起こるので、ある程度対処法は考えていました。エースという自信もありましたし。それに、いざとなったら大学時代からの腹を割って話し合える友人に相談しようと思っていました。でも現実は違いました」
◆信頼していた友人に裏切られて失望。幻聴が聞こえる日々
 上原さんは何とかトラブルを解決しようと今まで以上に誠意を持って働いた。そして、このつらい状況を信頼している昔からの友人に相談したところ、まったく聞き入れてもらえなかったのだ。
「『仕事のミスはお前の責任だ、俺に相談されても困る』とのことで……。今までお互いなんでも話し合える仲だったのになぜ!? という気持ちでいっぱいでした。そのうち電話にも出てくれなくなって……。支えとなっていたものが一気に崩れ落ちたような虚しさを感じました。後で別の友人から伝え聞いたのですが、彼も相当仕事のストレスを抱えていて悩んでいたようです。それならばなおさら、お互い励まし合いたかったです」
 どんなに忙しくても、友人との関係が心の支えだった上原さん。仕事でも友人関係でも追い込まれ、心を休める場所を失った。相変わらず、取引先からはクレームの電話がかかってくる。次第に携帯の着信音が鳴るだけで動悸がし、しまいには着信音の幻聴まで聞こえるようになってしまった。また、電車でトラブル相手と容姿が似た人を見かけると車両を移動した。
「家から出られなくなり、不眠や食欲不振が続き、何かしなくてはという焦燥感にも駆られました。ようやく病院へ足を運ぶと、うつ病の診断が下り、抗不安薬や安定剤を処方されました」
◆障がい者手帳を取得し事務職に転職するも社内ニートの状態に
 上原さんはうつ病を申告すれば、偏見から職場で不利な扱いを受けるのではと思い、上司に言い出せなかったという。その時期、ちょうど社内公募制度で本社の人事を募集していたので応募。ストレスの多い営業をやめ、本社で事務の仕事をすることに。
「それまで営業でいい業績を収めてきたのですが、事務を始めた途端、一気に仕事ができなくなりました。その後、さらに病院で検査を受けADHD(注意欠陥・多動性障害)の診断が下りました。それを会社にカミングアウトしたらクビになってしまったんです」
 さらに妻からはうつ病のつらさを理解してもらえず「めんどくさい」とさえ言われ、のち離婚した。
 上原さんは現在、精神障害者保健福祉手帳を取得し、障害者雇用枠で倉庫の事務職として勤務中だ。
「障害者雇用なのですが、古い体質の会社なので配慮はまったくありません。悪気はないのでしょうが、周りの人が私の仕事を奪っていくんです。私がするより周りがやったほうが速いからだとは思いますが……。そのせいで今、社内ニート状態で毎日が地獄です」
 上原さんはいまだに携帯の着信音に恐怖心を抱いており、スマホは常にマナーモード。誰かの着信音が鳴り響くと、トラウマがフラッシュバックしてしまうという。
◆人材育成コンサルティング企業代表の前川孝雄氏の見解
 上原さんの心が折れたきっかけは友人に裏切られたことですが、職場にも問題があるのでは。あえて就業中に仕事以外の雑談をする機会やコミュニティを設け、弱音を吐きやすくし、困ったときはお互いさまという風土をつくれていたら、結束力も強まり、職場の人に支えてもらえた可能性もあったのではと思います。


<文/週刊SPA!編集部>  


重度障害者 社会参加へ必要な介助を

2019年10月12日 14時52分17秒 | 障害者の自立

れいわ主催集会 制度改善訴え

 重度障害者が介助をつけて社会参加できるよう求めた集会が10日、国会内で開かれました。全国から障害者らが参加。同行援護や行動援護、重度訪問介護や移動支援といった移動時に必要な障害福祉サービスを必要に応じて使えるよう訴えました。主催は、れいわ新選組の木村英子、舩後靖彦両参院議員。

 両議員とも重度障害があり、介助が欠かせません。障害者総合支援法に基づく福祉サービスは、通学・通勤、経済的活動に就いているときは使えません。両議員の活動については現在、参院が費用負担しています。

 舩後氏があいさつし、「常時介助が必要な人が自分の望む社会生活を送れるよう制度改善をすすめたい」と述べました。

 木村氏は、重度障害者が常時介助をつけられる仕組みを求めてきた運動史を語り、「社会参加のための保障を実現したい」と強調しました。

 22の団体・個人が介助を利用した通勤、就労などの必要性を訴えました。「国会中継には生字幕がつくようになったが、委員会の審議にはついていない」(聴覚障害者団体)、「重度訪問介護を24時間使い、1人暮らしを始めて自傷他害がなくなった」(知的障害者)、「通勤介助が使えないため一般就労できなかった」(筋ジストロフィー患者)。

 各党国会議員が参加。日本共産党からは、田村貴昭衆院議員と田村智子、倉林明子両参院議員があいさつしました。厚生労働省の担当課長も参加しました。

しんぶん赤旗     2019年10月11日


駅ホームから転落死 点字ブロック高さのズレが原因か

2019年10月12日 13時49分36秒 | 障害者の自立

飾区の駅で視覚障害者の女性が転落し死亡した事故で現場の点字ブロックの高さにズレがあったことが分かりました。障害者団体は転落の原因となった可能性があるとして改善を求めることにしています。

今月1日、葛飾区の京成立石駅でホームでつまずいたとみられる荒川区に住む視覚障害者の秋谷喜代子さん(66)が線路に転落し電車にはねられ死亡しました。
現場の点字ブロックは、突起状のブロックに沿ってホームの内側を示すための直線状のブロックが去年、追加で設置されましたが、事故のあと東京都盲人福祉協会が確認したところ、この追加で設置した部分が前からあった部分より3、4ミリ高く、ズレがあったことが分かりました。
盲人福祉協会によりますと、視覚障害者は特に駅のホームでは点字ブロックを慎重に確認しようとすり足気味に歩く傾向にあるため数ミリのずれでもつまずくおそれがあるということです。このため、今回の事故の原因となった可能性があるとして、鉄道会社に改善を求めることにしています。
ホームの内側を示すブロックの設置は去年3月から新たに鉄道会社の努力義務とされていて多くの駅で追加で設置されていることから、ほかの駅でもズレが生じているおそれがあるということです。

専門家「高さそろえる必要」

駅の安全性をめぐる国土交通省の検討会の委員を務めた成蹊大学の大倉元宏名誉教授は「ホーム内側を示すブロックは設置すべきだが、高さにズレがあると足が引っかかり転倒するおそれもある。高さがそろったものに設置し直すなど対応が必要だ」と話しています。
 
2019年10月11日        NHK NEWS WEB

うつ病で「着信音が怖い」 障害者枠で転職した元エース社員の告白

2019年10月12日 11時13分36秒 | 障害者の自立

 2019年8月、ネプチューン・名倉潤が手術の“侵襲”によるストレスが原因のうつ病を公表したことは記憶に新しい。このように、それまで何の前ぶれもなく元気だった人が、意外な理由やきっかけで“急に”うつ状態になってしまう例は多いという。そんな「突然うつ」とも言うべき現象はなぜ起きるのか? 実態に迫ってみた。
◆唯一の拠りどころ、信頼していた友人に無視されて心が崩壊
●上原雄平さん(仮名・45歳・商社マン) 営業のエースだったはずがある日突然、仕事ができなくなった。「心と体が真っぷたつになった感じだった」と上原さんは振り返る
===
 当時、上原さんは新卒で商社に営業職として就職。畜産農家から肉を購入し、スーパーに卸す仕事を担当していた。業績がよく、仕事は順調そのものだった。
 しかし、ある日取引先との間でトラブルが勃発。突然、農家側が上原さんに連絡せず肉の内容を変更したのだ。当然スーパー側は激怒。農家側からは謝罪もなく、何の対応もしてくれない。さらに取引先から30分に一回、怒りの電話がかかってくる事態に発展した。
「正直、このようなトラブルはたまに起こるので、ある程度対処法は考えていました。エースという自信もありましたし。それに、いざとなったら大学時代からの腹を割って話し合える友人に相談しようと思っていました。でも現実は違いました」
◆信頼していた友人に裏切られて失望。幻聴が聞こえる日々
 上原さんは何とかトラブルを解決しようと今まで以上に誠意を持って働いた。そして、このつらい状況を信頼している昔からの友人に相談したところ、まったく聞き入れてもらえなかったのだ。
「『仕事のミスはお前の責任だ、俺に相談されても困る』とのことで……。今までお互いなんでも話し合える仲だったのになぜ!? という気持ちでいっぱいでした。そのうち電話にも出てくれなくなって……。支えとなっていたものが一気に崩れ落ちたような虚しさを感じました。後で別の友人から伝え聞いたのですが、彼も相当仕事のストレスを抱えていて悩んでいたようです。それならばなおさら、お互い励まし合いたかったです」
 どんなに忙しくても、友人との関係が心の支えだった上原さん。仕事でも友人関係でも追い込まれ、心を休める場所を失った。相変わらず、取引先からはクレームの電話がかかってくる。次第に携帯の着信音が鳴るだけで動悸がし、しまいには着信音の幻聴まで聞こえるようになってしまった。また、電車でトラブル相手と容姿が似た人を見かけると車両を移動した。
「家から出られなくなり、不眠や食欲不振が続き、何かしなくてはという焦燥感にも駆られました。ようやく病院へ足を運ぶと、うつ病の診断が下り、抗不安薬や安定剤を処方されました」
◆障がい者手帳を取得し事務職に転職するも社内ニートの状態に
 上原さんはうつ病を申告すれば、偏見から職場で不利な扱いを受けるのではと思い、上司に言い出せなかったという。その時期、ちょうど社内公募制度で本社の人事を募集していたので応募。ストレスの多い営業をやめ、本社で事務の仕事をすることに。
「それまで営業でいい業績を収めてきたのですが、事務を始めた途端、一気に仕事ができなくなりました。その後、さらに病院で検査を受けADHD(注意欠陥・多動性障害)の診断が下りました。それを会社にカミングアウトしたらクビになってしまったんです」
 さらに妻からはうつ病のつらさを理解してもらえず「めんどくさい」とさえ言われ、のち離婚した。
 上原さんは現在、精神障害者保健福祉手帳を取得し、障害者雇用枠で倉庫の事務職として勤務中だ。
「障害者雇用なのですが、古い体質の会社なので配慮はまったくありません。悪気はないのでしょうが、周りの人が私の仕事を奪っていくんです。私がするより周りがやったほうが速いからだとは思いますが……。そのせいで今、社内ニート状態で毎日が地獄です」
 上原さんはいまだに携帯の着信音に恐怖心を抱いており、スマホは常にマナーモード。誰かの着信音が鳴り響くと、トラウマがフラッシュバックしてしまうという。
◆人材育成コンサルティング企業代表の前川孝雄氏の見解
 上原さんの心が折れたきっかけは友人に裏切られたことですが、職場にも問題があるのでは。あえて就業中に仕事以外の雑談をする機会やコミュニティを設け、弱音を吐きやすくし、困ったときはお互いさまという風土をつくれていたら、結束力も強まり、職場の人に支えてもらえた可能性もあったのではと思います。
<文/週刊SPA!編集部>          ―[[突然うつ]の恐怖]―