ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者の法定雇用 佐賀の達成率は全国1位

2012年11月30日 01時31分11秒 | 障害者の自立
 佐賀県内の企業(従業員56人以上)の障害者雇用率(6月1日現在)は前年比0・03ポイント減の2・13%で、前年から一つ順位を下げて全国4位だった。法定雇用率を達成した企業の割合は前年比0・13ポイント増の69・4%で、2年連続全国トップだった。

 佐賀労働局が法定雇用率1・8%が適用される従業員56人以上の県内企業458社の雇用状況をまとめた。週20~30時間の短時間労働者は0・5人としてカウントした。

 労働者合計7万9159・5人のうち、雇用されている障害者は前年比60人減の1682・5人で、実雇用率は2・13%。達成企業は前年より2社増え、318社だった。

 雇用率を都道府県別にみると、山口2・28%、福井2・27%、奈良2・15%に次いで佐賀は4番目。企業達成率は佐賀が最も高く、宮崎、島根、長野と続いた。

 法定雇用率2・1%(県教委は2・0%)が適用される県、市町の機関のうち、未達成は上峰町、伊万里・有田医療福祉組合、多久市教委の3団体だった。上峰町と伊万里・有田医療福祉組合はその後達成し、10月3日時点で未達成は多久市教委だけとなっている。

 来年4月1日から企業、国・地方公共団体、都道府県教委の障害者法定雇用率はそれぞれ0・2ポイント引き上げられる。企業も適用対象が現行の従業員56人以上から50人以上に変更されるため、佐賀労働局は「周知を図っていきたい」としている。

佐賀新聞-2012年11月29日更新

感性豊かに 絵画・書道・写真・手工芸、113点−−リバーウォーク・市民ギャラリー /福岡

2012年11月30日 01時27分30秒 | 障害者の自立
 障害を持つ人たちの芸術・文化の発表と交流の場となる第5回「北九州市障害者芸術祭」(市、市身体障害者福祉協会など主催)の芸術作品展が28日、小倉北区室町のリバーウォーク北九州5階市民ギャラリーで始まった。12月4日まで。

 10〜70代の障害者が絵画、書道、写真、手工芸の各部門に計113点を出品。視覚障害がある男性(30)が作った陶器のランプシェードや、知的障害の男性(48)が「命」の字を力強い筆遣いで書いた書など感性豊かな作品が並んでいる。同協会の永松玲子さんは「出品者の新たな制作意欲につながるので、多くの方に見てほしい」と呼び掛ける。

 また、12月9日には戸畑区汐井町のウェルとばた3階中ホールでステージイベントを開催。沖縄民謡の代表的歌手、古謝(こじゃ)美佐子さんを特別ゲストに迎える。このほか、市内の聴覚障害者らでつくる小倉祇園太鼓愛好団体「聾鼓(ろうこ)会」による和太鼓演奏などもある。入場無料。

 問い合わせは市身体障害者福祉協会093・883・5555。

毎日新聞 2012年11月29日 〔北九州版〕

衣料開発:障害者もおしゃれ楽しみたい 車椅子生活の女性が研究

2012年11月30日 01時22分45秒 | 障害者の自立
 車椅子の生活になっても普通の服を着られると思いがちだが、座ると体の形状が変わるので窮屈だったり、下半身に感覚がないためシワや縫い目が床ずれにつながったりしやすい。そのため好みは問わず、着られる服を着ることが多い。障害を持つ人がおしゃれを楽しめる社会を目指して研究が続いている。

 千葉県の中澤恵子さんは25歳の時、スノーボードの事故で背骨を強く打ち、下半身が動かなくなった。リハビリを始めるころ、以前はいていたジーパンが「太ったわけではないのにすごくきつい」と感じた。

 中澤さんは文化服装学院(東京都渋谷区)でデザインを学んだ。きつい理由を考えると、座るとお尻の下の皮膚が伸びるので、背中側の生地が足りない▽腹筋が落ち、内臓が下がっておなか回りが太くなっている▽感覚のない足が生地を押さえてしまう−−ことが思い当たった。

 スカートも同じ。後ろの生地が足りないのでめくれ上がり、前には布がたまる。洋服を買いにいっても試着はできない。「私は自分で既製服に生地を足したりしているが、みんなどうしているんだろう」と考え、患者会で調査し、メーカーの障害者用衣料の開発に携わる。

 埼玉県所沢市の国立障害者リハビリテーションセンター(国リハ)では昨年から、車椅子の障害者を中心にしたファッションショーが開かれている。文化服装学院の文化・服装形態機能研究所が計測して服を作る。ボトムの対応だけでなく、着崩れないようにスーツのジャケットを短くしたり、手が不自由な場合は上着に面ファスナーなどを付けたりして工夫する。

 主任研究員の高見澤ふみさんは「障害に合わせて一人一人に細かい配慮が必要だと感じた」と話す。国リハ研究所障害工学研究部長の小野栄一さんは「ショーを開くことで、広く関心を持ってほしい。障害者10+件がおしゃれを楽しむには、開発した衣料の価格を下げることも必要だ」と話す。将来的には、障害者10+件とメーカー、研究機関がつながるネットワーク構築を目指す。

 今年のショーは12月19日午後1時半、国リハ新講堂で。9人がカジュアルな服で登場する。おしゃれ講座や展示もある。無料。問い合わせは国リハ電話04・2995・3100。
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 ◆車椅子の方向けの服◆

 ◇ピロレーシング

 事故で手足が不自由になった自動車レーサーの長屋宏和さんが設立したブランド。お尻の布を1枚にして負担を少なくしたデニムやウエディングドレス、レインコートなど。アトリエロングハウス電話03・6276・1418。

 ◇北海道トンボ

 オーダーメードのフォーマルスーツ、上半身に障害があっても着やすいように脇にファスナーを付けたシャツ、かかとを面ファスナーにして履きやすくした靴など。電話011・742・2540。

 ◇エンゼルキッズウェア

 幼稚園から中学生を対象に介護服に見えないカジュアルな色遣いやデザインの服。種類も多く大人の愛用者も。パンツはおむつ着用者に配慮している。東京エンゼル本社電話0120・167・177。


毎日新聞 2012年11月29日 東京朝刊

知的障害の少女に近所住民5人が性的暴行

2012年11月30日 01時19分13秒 | 障害者の自立
全羅北道茂朱郡で、近所の住民5人から性的暴行を受けたことが分かった知的障害2級の少女(13)=中学1年=は、3年前にも10代の少年3人から集団で性的暴行を受けていた。当時、犯人3人は全員検挙されたが、少女は適切な保護を受けることができないまま、再び性犯罪者の餌食となった。


 28日に記者が訪れた、被害者の少女が住む賃貸マンションの住人は、少女について「声が大きくて明るい子だった。知的障害があったことは知らなかった」と語った。事件について捜査を行っている警察は「被害者は自らの身を守る能力を有しておらず、一貫した証言を得ることも困難だった」と説明した。少女の親は仕事が忙しく、近所の住民らに性的暴行を受けたという事実を全く知らなかった。


 少女に性的暴行を加えた容疑者は、60代の高齢者2人と57歳の自治会長、車いすを利用する52歳と44歳の障害者だった。5人はそれぞれ、少女に声を掛け、性的暴行を加えていた。警察によると、第1の事件は、少女が「おじいさん」と呼んでいたA容疑者(69)の犯行で、少女がマンションに引っ越してくる前の2009年3月に発生した。少女は当時10歳だった。A容疑者は少女に「遊びにおいで」と声を掛け、自宅の離れで性的暴行を加えた。A容疑者はその後、少女を集落にあるあずまやなどに呼び、5000-1万ウォン(約380-760円)を渡して性的暴行を加えていた。


 少女は同年12月から翌年3月にかけ、少年P(18)ら3人から5回にわたり性的暴行を受けた。警察は当時、少年Pを逮捕するとともに、中学生2人を書類送検したが、それ以前に起こった事件については把握していなかった。

 その後、マンションに引っ越した少女は昨年7月から、同じマンションの住人らから性的暴行を受けるようになった。まず、同じ棟に住むB容疑者(65)が、少女に「桃畑に遊びに行こう」と声を掛け、車の中で性的暴行を加えた。少女の父親(47)は、集落の住民たちの親睦を図る組織に属するB容疑者を「兄さん」と呼んでいた。


 第3の事件を起こしたのは集落の自治会長だった。自転車修理店を営むC容疑者(57)は昨年10月、自転車の修理を依頼するため来店した少女を、奥の部屋に連れ込み性的暴行を加えた。C容疑者は少なくとも、計6回性的暴行を加えていたことが分かった。


 近所で親しくしていた男性の父親のD容疑者(52)も今年3月、少女に性的暴行を加えた。D容疑者は車いすを利用する障害者だった。D容疑者は「お前がうちに遊びに来て帰った後、指輪がなくなった。警察に言い付ける」と脅し、性的暴行を加えた。また、同じく障害者のE容疑者(44)も今年7月、電動車いすで少女を追い掛け「俺ともやろう」と懇願した。警察は、E容疑者が同じ障害を持つ友人のD容疑者から、少女との関係について話を聞いたと見ている。E容疑者は少女にポルノ動画を見せながら「あの通りにしろ」と強要していたという。


 警察は、ある介護士が「うちに遊びに来る少女に対するD容疑者の態度が怪しい」として、青少年相談所に情報提供したのを受け、捜査に着手した。容疑者らは少女と約140回にわたって携帯電話で通話したことが明らかになるや、犯行を認め「少女が誘惑してきた」と言い訳した。警察は障害者のD容疑者とE容疑者を書類送検する一方、残りの3人を逮捕した。少女は現在、全羅北道全州市の性的暴行被害者救済センターで保護されている。


茂朱(全羅南道)= 金昌坤(キム・チャンゴン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

虐待否定する文書、入所者・職員に署名させる

2012年11月30日 01時17分21秒 | 障害者の自立
 千葉県南房総市の精神障害者施設「ふるさとホーム白浜」の傷害事件で、逮捕された社会福祉法人「愛と光の会」(東京都荒川区)の元理事長山下洋子容疑者(70)が、入所者と職員全員に「虐待の事実はなかった」とする文書に署名、押印させていたことが施設関係者への取材でわかった。

 県警館山署は隠蔽を図ろうとした疑いがあるとみて調べている。

 山下容疑者は9月2~3日、女性入所者(50)に暴行し、打撲などの軽傷を負わせたとして傷害容疑で逮捕された。

 施設関係者によると、山下容疑者は、女性が同署に被害届を提出したことを知り、「虐待の事実がなかったことを職員、利用者ともに承認いたします」などとする文書への署名、押印を求め、入所者10人と職員5人が応じたという。

(2012年11月29日21時15分 読売新聞)