2007-0413-yis133
ひっそりとひとり泣くのは慣れてるの
春に別れの花のようにね 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○「保昌に忘られて侍りしころ、かねふさの朝臣とひて侍りしかば」、と詞書。藤原保昌については、「和泉式部集128 どこへとも」「和泉式部集122 鹿が鳴く」「新古今集現代詠053 世の中が」参照。
¶にき=<…た。…してしまった。(略)完了の助動詞「ぬ」の連用形「に」+過去の助動詞「き」>(『古語辞典』)
¶かねふさ=「藤原兼房(1004~69)。歌人。兼隆息。中宮亮、讃岐守、備中守、右少将。」(新潮版)
□和133:ひとしれず ものおもふことは ならひにき
はなにわかれぬ はるしなければ
□悠133:ひっそりと ひとりなくのは なれてるの
はるにわかれの はなのようにね
2007-0413-yts324
絵合の紫檀の箱に並びしは
花足貴ぶる蘇芳むらさき 悠山人
○短歌写真、詠む。
○光源氏の企画で催された絵合せ。その中で、紫檀の箱と蘇芳の花足(けそく)が、紫の一対になる。
¶花足(けそく)=華足。「華形の装飾のある、机・台などの脚。」 なお、仏教用語として、<仏に供える餅・菓子などの称。また、死者の香典返しに「花束」と書くのも供物の意。>(『広辞苑・五版』) つまり、後者の「花束」は、仏教用語としては、「けそく」と読むということ。
¶貴(あて)ぶ=「優雅なようすをする。上品ぶる。」(『古語辞典』)
□短写324 ゑあはせの したんのはこに ならびしは
けそくあてぶる すはうむらさき
【写真】おととい、自宅。もうこんなに、盛り上がって咲いている。
絵合の紫檀の箱に並びしは
花足貴ぶる蘇芳むらさき 悠山人
○短歌写真、詠む。
○光源氏の企画で催された絵合せ。その中で、紫檀の箱と蘇芳の花足(けそく)が、紫の一対になる。
¶花足(けそく)=華足。「華形の装飾のある、机・台などの脚。」 なお、仏教用語として、<仏に供える餅・菓子などの称。また、死者の香典返しに「花束」と書くのも供物の意。>(『広辞苑・五版』) つまり、後者の「花束」は、仏教用語としては、「けそく」と読むということ。
¶貴(あて)ぶ=「優雅なようすをする。上品ぶる。」(『古語辞典』)
□短写324 ゑあはせの したんのはこに ならびしは
けそくあてぶる すはうむらさき
【写真】おととい、自宅。もうこんなに、盛り上がって咲いている。
2007-0413-yim311
title : Primula polyantha
yyyy/mm : 2007/04
memo : Polyanthus Primrose。English Primrose。学名はプリムラ・ポリュアンタ(通名はプリムラ・ポリアンサ)。英国風には春告薔薇。自宅、二、三日前。
title : Primula polyantha
yyyy/mm : 2007/04
memo : Polyanthus Primrose。English Primrose。学名はプリムラ・ポリュアンタ(通名はプリムラ・ポリアンサ)。英国風には春告薔薇。自宅、二、三日前。