2007-0428-yis148
地獄絵に剣に刺される人の群れ
この世でどんな悪をしたのか 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○詞書は、「地獄絵に、つるぎの枝に人のつらぬかれたるを見て」。平安期に着床した浄土思想が、やがて鎌倉期に結実することは、以前略述したとおりである。平安王朝貴族のあいだでは、儒易神仏、すでに教養・常識として流布していた。
¶地獄絵=<『往生要集』に見える衆合地獄の刀葉林などの地獄絵をさすか。ここは邪淫にふけったものの堕ちる地獄である。>(新潮版)
¶みのなる=<「身の成る」に、「枝」「たわむ」の縁語「果(み)の生る」をかけた。「果」は因果の意をかける。」>(同)
□和148:あさましや つるぎのえだの たわむまで
こはなにのみの なるにかあるらん
□悠148:じごくえに けんにさされる ひとのむれ
このよでどんな あくをしたのか
2007-0428-yhs093
春のまつ
命をつぎて
展げたり 悠山人
○俳句写真、詠む。
○「まつ」は「待つ」「松」、「つぎ」は「継ぎ」「次ぎ」、と読み取れるか。是として、英語俳句に移せるか。かなり考えても、不可能だった。バベルの塔に、思いは遡る。
□俳写093 はるのまつ いのちをつぎて ひろげたり
【写真】猫額菜園の隅なので、手を入れていない。
2007-0428-yim323
title : Acer palmatum2
yyyy/mm : 2007/04
memo : 前景が野村楓、後景が以呂波紅葉(いろはもみじ)の、野村楓二枚組。同じ位置からの撮影でも、すっかり印象が違う。これは見本園で。以呂波紅葉の学名は、標識板には、「Acer palnatum Thunb.」とだけ。説明文中に、「モミジの名所・高雄の名をつけて別名をタカオモミジともいいます。」と。両樹とも楓科。
title : Acer palmatum2
yyyy/mm : 2007/04
memo : 前景が野村楓、後景が以呂波紅葉(いろはもみじ)の、野村楓二枚組。同じ位置からの撮影でも、すっかり印象が違う。これは見本園で。以呂波紅葉の学名は、標識板には、「Acer palnatum Thunb.」とだけ。説明文中に、「モミジの名所・高雄の名をつけて別名をタカオモミジともいいます。」と。両樹とも楓科。
2007-0428-yim322
title : Acer palmatum1
yyyy/mm : 2007/04
memo : 野村楓(のむらかえで)。Acer palmatum(アケル・パルマトゥム)。野村紅葉(~もみじ)も流通する。春秋二回紅葉は珍しい。標識板の学名を正しく写すと、前記に続けて、「Thunb. var. amoenum Ohwi cv. Sanguineum」。
title : Acer palmatum1
yyyy/mm : 2007/04
memo : 野村楓(のむらかえで)。Acer palmatum(アケル・パルマトゥム)。野村紅葉(~もみじ)も流通する。春秋二回紅葉は珍しい。標識板の学名を正しく写すと、前記に続けて、「Thunb. var. amoenum Ohwi cv. Sanguineum」。