2007-0418-yis138
ふり返る過去の涙の雨なのに
春景色かと見ているだけね 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○珍しく詞書なし。前歌とは別の時、と校注は推測。この長雨は、過ぎし日日を振り返って、私が流す涙なのに、世間はただ時節柄としか、見ていないのね。
¶ふる=「(雨が)降る」「(時が)経る」。
□和138:つれづれと ふるはなみだの あめなるを
はるのものとや ひとのみるらん
□悠138:ふりかえる かこのなみだの あめなのに
はるげしきかと みているだけね
2007-0418-yts327
少年の心に留めし歌人は
白き桜と咲きて散るらん 悠山人
○短歌写真、詠む。
○茶屋の横に、大きな白桜樹が、満開。来月二十九日は白桜忌。関連歌に、去年四月十二日の「短歌写真 親しきは」。
□短写327 せうねんの こころにとめし うたびとは
しろきさくらと さきてちるらん
【写真】画像を大分切り取ったので、枝張り・咲き振りは、はっきりしない。
少年の心に留めし歌人は
白き桜と咲きて散るらん 悠山人
○短歌写真、詠む。
○茶屋の横に、大きな白桜樹が、満開。来月二十九日は白桜忌。関連歌に、去年四月十二日の「短歌写真 親しきは」。
□短写327 せうねんの こころにとめし うたびとは
しろきさくらと さきてちるらん
【写真】画像を大分切り取ったので、枝張り・咲き振りは、はっきりしない。
2007-0418-yhs085
名刹に
欝金桜の
舞姿 悠山人
○俳句写真、詠む。
○右近の橘、欝金の桜。ブログで用字の混乱を散見する。絢爛桜花のあとには、地味欝金を楽しむ。
□俳写085 めいさつに うこんざくらの まひすがた
【写真】花曇には映えないな、と思いながら。
名刹に
欝金桜の
舞姿 悠山人
○俳句写真、詠む。
○右近の橘、欝金の桜。ブログで用字の混乱を散見する。絢爛桜花のあとには、地味欝金を楽しむ。
□俳写085 めいさつに うこんざくらの まひすがた
【写真】花曇には映えないな、と思いながら。