2007-0420-yis140
別れても同じ都にいるうちは
このたびほどに泣かなかったわ 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○詞書には、「離れにたる男の、遠き所へ行くを、いかがおもふ、と言ひしに」。関連に、第094歌。「離れ」を「かれ」と読む。現代詠は、第四句まで、ほぼ直訳。別れて、気持ちの整理もついたはずなのに・・・。
¶このたび=「この度」「この旅」と掛ける。
□和140:わかれても おなじみやこに ありしかば
いとこのたびの ここちやはせし
□悠140:わかれても おなじみやこに いるうちは
このたびほどに なかなかったわ
2007-0420-yhs087
山吹の
やさばみたるや
八重に咲き 悠山人
○俳句写真、詠む。
○山吹。まだ全開ではないけれど、親子連れが眺める姿に、ほっとする。
¶やさ(優)ばむ=「やさしいようすにみえる。情趣ありげにみえる。」(『古語辞典』)
□俳写087 やまぶきの やさばみたるや やへにさき
【写真】立ち寄りの、万葉公園で。
山吹の
やさばみたるや
八重に咲き 悠山人
○俳句写真、詠む。
○山吹。まだ全開ではないけれど、親子連れが眺める姿に、ほっとする。
¶やさ(優)ばむ=「やさしいようすにみえる。情趣ありげにみえる。」(『古語辞典』)
□俳写087 やまぶきの やさばみたるや やへにさき
【写真】立ち寄りの、万葉公園で。