昨日も 今日も
散歩で立ち寄った公園で
桜の花が ハラハラと散っていた
風が枝を揺すれば なおさらに
地面の近くに遠くに 落ちてゆく
桜の花びら 地に落ちても
さらにクルクルと舞うのもあり
晴れの日も 雨の日も
機が熟せば 構わずに散ってゆく
道を見れば 花びらの吹きだまり
薄ピンク色のラインを創る
地面を見れば
誰が集めた花びらの小山
雨でできた幾つもの足跡に
ちぎり絵のようなピンクの足形
窪みを埋めて
花びらも公園を歩き回っている
満開を過ぎ
訪れる人たちを楽しませた後
朽ちもせず 泥色に染まりもせず
ああ 桜の花は
繊細だけど 芯の強い花ですね
PS 2015.4.3草稿
今年は 愛犬との花見はできませんでした でも 昨年までの楽しかったお花見を思い出します 毎年見ても飽きない花の一つです