シニアにこそ《ハグ》を

年寄りにこそ《ハグ》を

今日
お稽古事から帰宅したカミさんが
玄関で 不意に後ろからハグしてきた

えっ、何で！
と 僕は少々驚いたが
何でも お稽古事先で
夫婦でのハグのことが
話題になったらしい

別の教室のお弟子さんが
シニアの夫婦(カップル) で
毎朝 おはよう 今日もよろしくね
と ハグしあっているとこのこと

だから
自分も久しぶりにハグして
相手(つまり僕)の反応を見たかったそう

私は 基本 恥ずかしがり屋だが
カミさんは 町育ちだからか
活発な性格からか
結婚前の交際時から
積極的に手を繋いだり
大きな通りでも 平気で
頬にキス(接吻)をしたりした

ただ ハグは 私が背が低いからか
そんなに多くはなかったような‥

日本の夫婦は
特に私くらいの年代は
人前で キスやハグなど
そんなにしないと思う

しかし 最近
シニア(熟年者)の離婚(家庭内離婚も含めて)が
増加しているとのニュースを見聞きすると
言葉掛けはもちろん
ハグやキスなど 直接的な触れ合いは
お互いの気持ちを通じるために
安心感と信頼感を醸成するためにも
若い頃の情熱や互いの思いやりを想起するためにも
必要なことではないかと思う

映画を見ても
欧米の人たちは
実にマメに
言葉掛けや ハグやキスをしている

円満な夫婦関係を続けるためには
言葉掛けと身体の触れ合いは
欠かすことのできない
コミュニケーションツールではないかと
僕は考える

若い時は
自然にハグやキス、
優しい言葉掛けなどできるが
シニア(高齢)になっても
それらを続けるには
真の勇気と 本物の愛情と
互いの深い信頼関係がいるだろう

ps2019.5.16
言葉掛けやハグ、キスは
相手のことを大切に思い
互いにリスペクト(尊敬)していることを
ベースにしてこそ ホンモノだと思う