桜散る4月と、これからの花の洪水
( 白川堤防そばの八重桜 4/5 )
昨日(4/3) の悪天候が
まるでなかったかのような
今日の穏やかな天気(4/4)
空は明るく
ちょっとだけ晴れ間も見える
公園の地面には
ピンクの桜の花びらが
一面に散って あちこちには
濃いピンクの吹き溜まりが
緑の芝生の合間にできている
私は ベンチに座って
マイボトルのコーヒーを
飲みながら
六角さんの「ふんわり」を
のんびりと聞く(NHKラジオ)
昨日とは打って変わって
微風の中で
舞い散る花びらの下
しばし休息の時を過ごす
桜咲く三月
桜散る四月
それぞれに
趣が深く
愛おしさも覚える
翌る日の4月5日
堤防そばの小さな公園で
桜を眺めると
満開をとうに過ぎてはいるが
花びらは まだまだ一杯で
夕空に向けて咲き誇っている
そして そのそばでは
次の主役の八重桜が咲き出して
数多の濃いピンクの花が
満開に向かって一気に花開く
花散る四月ではあるけれど
堤防道では
この春入学した大学生が
飲み物や弁当などを手にして
公園や学舎に向かっていて
彼らにも幸あれと心で願う
ps 2024.4.6 草稿
学校を卒業してやがて五十年
職を辞して七年
年度末と年度初めの荒波に
揉まれることから随分遠ざかったが
それでも 周りの景色や出会う人たちを観察すれば 季節や人事の息遣いは
私らにも伝わって来る
桜の花は散っても これからが春の花たちの出番!
花や生き物たちは 初夏に向けて
花や葉っぱの洪水を受け 私らもまた 今年は今年の花の洪水をしっかりと受け止めるのだ