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深い秋に浸る

2017年11月11日 11時21分24秒 | Weblog
11月も半ば

あの厳しかった陽射しも
いつの間にかすっかり和らぎ
公園のベンチに座っていると
時折 背中に北風が当たるけれど
歩き続けた体には 心地良い

ベンチの前の芝生は まだ青く
広場の上には
落ち葉が そっと舞い降り
辺り一面に散り敷いている

落葉木の葉はまばらで
常緑樹は 依然青々と
ゆく秋をそれぞれに見送る

やがて お昼間近
そろそろ次の三角公園に行き
ポットのコーヒーを
ゆっくり飲むとしましょう

Ps 2017.11.9 木曜 草稿
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忘れられない「忘れ物」

2017年11月10日 11時21分56秒 | Weblog
私は 若い時から
よくいろんなものや
いろんなことを 忘れてきた

ただ なぜか
中学校までの忘れ物は
結構あったと思うが
それさえも 忘れ去った

思い出すのも 恥ずかしいが
忘れられない忘れ物 その1
就職後 10年目くらい
結婚して7年目くらい
大事な書類か用具を忘れ
カミさんが 急いで届けてくれた
今思えば カミさんは
車の運転はしない
バスではるばる 往復1時間以上
家事や育児を 脇に置いて
山の麓の職場まで
持ってきてくれたんだ
済まなかったなあ‥

忘れられない忘れ物 その2
採用試験の実技
仕事の採用条件として
専門科目の筆記試験と
楽器演奏と水泳の実技があった

いよいよ楽器の演奏の出番だ
ところが
中々自分の出番が来ないなあ
と思う頃 係りの人が来て
〇〇さん 早く来てください
と知らせに来た
何と 僕は友達と話し込んで
自分の出番をいくつか
すっぽかしてしまったようだ!
しかも その後の水泳実技では
水泳パンツに 名前のシールを
貼り忘れているのに気づき
急いで 友達から
布と針、糸、マジックを調達し
その上 記入と縫取りまでさせた
そんなとんでもない記憶がある

周囲の友達は
〇〇くん 君はもう
採用試験に落ちたね!
と笑いながらのたもうた‥
だけど 何がどうなったか
幸運なこと?に
合格してしまった!
けれど 蓋を開ければ
やはり第二志望の方で
採用はされていたのだった‥

忘れられない忘れ物 その三
脳梗塞で名前を忘れた
五十歳になった頃
不意に軽い脳梗塞に襲われ
短期間の緊急入院となった
そして 退院後 職場復帰した

その時
心配した職場の人たちが詰めかけ
自分がわかるかどうか尋ねた
だけど 顔はすぐ思い出すのだが
名前がどうしても思い浮かばない
それで仕方なくそのことを伝えると
みんなは残念そうな顔をして
私の元を去った‥

しかし その後
徐々に記憶が回復してきたので
とても安堵した
発症直後は 簡単な言葉さえも
言えずに もどかしくて
かなり焦ったのを覚えている

でも
病院と職場の人たちのお陰で
その後の回復と復帰が
とても早くて 現在は
一病息災で 元気に生活できている
病院と職場のスタッフと
それに 家族のみんなに
感謝!感謝!で 暮らしている

忘れられない忘れ物 その四
知人の実家にパンツ
30年程前 職場の人たちと
同僚の人の実家に行き
一泊の釣りに出かけた
宿泊してお世話になった人から
ハイッと差し出された物は
何と私のパンツだった⁉️
ビニール袋に入れてある物を
しっかり見ると
私の物と思われる‥

まだ若き独身の彼女は
どんな気持ちで確かめ
運んでくれたかと思うと
とても恥ずかしく また
済まない気持ちになった

帰宅して カミさんに話すと
呆れ かつ 笑っていた
1日目の夜
飲めない酒を飲んだからか
つい忘れてしまったらしい‥
その同僚の女性は
その後管理職を得て
活躍しているようだ

Ps 5017.11.2 草稿
NHKラジオすっぴん!
9:45 分頃 話題のテーマ
11.10 金曜 追記と改稿
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母さんと寝る〜晩秋のスミレ

2017年11月09日 07時01分00秒 | Weblog
母は
KちゃんとFちゃんの世話で
東京と福岡に出かけていた

10日間も
他のおうちで暮らしていたから
とても疲れて
風邪まで引いちゃったみたい‥

今日は
バドミントンから帰ると
毛布をかぶって 寝込んだ

今日は昼から雨が降って
ちょっと肌寒いので
ちょうど良かったわ

私も
あったかそうな毛布に
潜り込もうっと!
頭からお邪魔しま〜す!

Ps 2017.11.7 火曜 草稿
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ケースの中の黒猫スミレ

2017年11月07日 21時31分30秒 | Weblog
東京の孫の世話から
帰って来たカミさんが
ケースを貰ってきた

使わないから
福岡の孫にやるため
コンパクトなビニールケースと
ダウンのコートを
東京から運んできたのだ

目敏い悪戯っ子スミレは
ケースに気づくと
さっそく遊びだした

しばらく中に入って
その後 外に出て
またしばらく中にいる

見ていて 実に楽しそうだし
その仕草が 本当に可愛い!

去年の地震の頃に生まれたから
11月の今 1歳半くらいになる

今しかない可愛さ
今しかない悪戯っ子
またとない今を
スミレとの大事な関わりを
これからも大切にしたい

Ps 2017.11.5 日曜 草稿
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不恰好な切り株

2017年11月05日 11時32分37秒 | Weblog
毎日のように訪れる公園に
樹が何本か植えてある

そこに 昨日
作業員の人たちがいた
何をするのだろうと
その日は 側を通り過ぎた

あくる日に
その公園の中を歩き
何気に地面を見ると
切り株が 目に留まった

それは 円状ではなく
あちこち突起があって
とても不恰好だった

次の切り株も
そのまた次も
みんなとても不恰好だった

僕は 面白いなあと思った

そして
僕みたいに へんてこりんで
頑固な樹木だったから
他の樹の邪魔になるから
もしかして 切られたのかなあ
と 僕は ふと思った

でも
こんなに大きくなったのだし
もしかして
病気だったかもしれないし
それとも
何か施設を作るために
どうしても
そこを開けたかったのかもしれないし

どんな事情があるにせよ
もう切られてしまった後だから
いかんともしがたいけれど

でも そこに
来年の春 新しいひこばえが
生えるかもしれないね

私が 二人の孫を
奇跡的に授かったように

Ps 2017.11.4土曜 草稿
私らには 娘が二人いる
そして 成長した今
二人の娘には
それぞれ一人ずつの子どもがいる

娘たちは
各々ある事情があって
ようやく授かった子どもだから
ひときわ大事にしている
私ら夫婦も
半ば諦めていた孫たちだ
少し昔なら
望めなかったと思うので
奇跡的に授かった大切な命だ
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秋日和に遊ぶ黒猫スミレ

2017年11月04日 16時47分13秒 | Weblog
ついこの前よりも
随分陽射しも弱くなり
縁側のカーテン越しの
光も 和らいできた

爽やかな晩秋の昼間
黒猫スミレは
とても元気で
遊び疲れというものがない

スミレは縁側にて
ネズミのおもちゃで
飽きずに遊ぶ

秋の日差しは ユラユラと
奥座敷の畳も
仄かに暖かい

そういえば
私も子供の頃
縁側で 兄弟仲良く遊んだり
干してある布団の上で
寝転んだりしていたなあ

Ps 2017.11.4 土曜 草稿
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吹きだまり

2017年11月04日 11時05分45秒 | Weblog
散歩道に
枯葉が落ちていた

歩道のカーブに沿って
落ち葉も 綺麗にカーブ

秋の朝日に
色んな落ち葉が
キラキラ輝いている

落ち葉の溜まり場も
そんなに悪くはない

我は 今 人生の溜まり場

あと何年
元気に生活できるか
誰にもわからないけれど
残された日々を
愛おしみながら生きていきたい

楽しかったこと
悲しかったこと
つらかったこと
様々にあるけれど
人生の吹きだまりも
そんなに悪くはない

道端の落ち葉たちも
やがては土に戻り
あるいは 燃やされて
空に上るだろう

そろそろ
木枯らしも吹くだろう
そして
落ち葉輝く晩秋が
まもなくやって来る
しみじみとして
だから 私は
束の間の晩秋が好きだ

ps 2017.11.4 土曜 草稿
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ビタームーン その二

2017年11月02日 09時14分40秒 | Weblog
夕食前の風呂に入り
ふと東京にいる妻のことを
あれこれ考えた

妻は 孫や娘の世話のため
都心部に出かけているのだ

リフォームが済んだら
引っ越すつもりだったが
去年の熊本地震で
否応無く現在の家に越した

被災後 今年の春に
ようやく
修理とリフォームが済み
落ち着いてきたこの秋に
取り急ぎ運んだ荷物の中に
ミニアルバムと手紙があり
僕は
ゆっくりとアルバムをめくり
カードを開いて
メッセージを読んだ

アルバムには
私や義父が撮りためていた
沢山の写真から
十数枚ほど選んで
大事に挟んでいた

それらはみんな
私らの結婚前後の写真だ
あらためて見ると
とても懐かしく切ない

若かったなあ!あの頃
僕は そして 君も‥
小さかった娘たちも
今では
それぞれに 一児の母

あの頃の僕は
職員旅行でも
出張旅行でも
妻Jと離れるのが
つらく思えて

今思えば おかしいけれど
あの頃は 少しでも
一緒に居たかったのだ

それが
リフォームして引っ越して来た
この家では
台所のレイアウトも変わり
テーブルで向かい合いになった

すると
二人ぼっちで話すことも
急になくなり 僕は
毎日 ひどく焦った

最初は
さながら
新婚生活のようだったが
まるで違うようで
それは ビタームーンだ

だけど
野良の黒猫スミレを
空き家から引き取って
話題も笑顔も増えてきた

見つかった手紙の中で
バレンタインデーの
赤いステキなカードがあった

僕は
ありきたりの言葉が
書いてあるだろうと思った

が しかし
中身を読み進めるうちに
心を込めて
ロマンチックに
書き綴られたカードであった

白々しいことや
歯の浮くようなことなどを
きらう彼女にあって
この手紙は 滅多に見せない
ロマンチックな告白であった

僕は
四十年前に読んだかもしれないが
すっかり忘れていたこの手紙を
半分くらい読んだところで
なぜか やめた

全てを読んではいけないような
一気に読んだら勿体ないような
いろんな思いが交錯したのかも

あれから 半年くらい過ぎたが
彼女Jのあの手紙の続きは
まだ読んでいない

写真のこと 手紙のこと
そして 地震を乗り越え
黒猫スミレのこともあり
あのビタームーンが
この頃は
第二のハネームーンではないかと
思うようになってきた‥

Ps 2017.11.1 水曜 草稿
去年の熊本地震で
あらためて思った
二つとない命の大事さ
掛け替えのない人生
やり直せない妻Jとの生活

明るくて 健気で
元気で 芯の強い
逞しくて 愛おしい女性
それは カミさんのJです
Ps 2 11.2 木曜 空青く 風は微か 今日も爽やか お昼頃まで 晴れが続くかな?
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ビタームーン

2017年11月01日 11時32分38秒 | Weblog
第二のハネームーン
なんのこれくらい
走ってはみたが
思いは先に 足は後ろ

なんのこれくらい
足は上げたが
敷居に躓く

なんのこれくらい
漢検に挑戦したが
読み書き難しい

なんのこれくらい
愛の貫徹を志したが
その遂行は
これも 中々に難しい!

なんのこれくらい
毎晩餐の和やかな語らいは
しばしば話題でコケて‥

歳を重ねる毎に
なんのこれくらいが
次々に増えて
だけど
身に 心に
相談しながら
生きてゆかねばならない

あ〜あ、今日も
空は秋晴れ

家内は 東京で
娘と孫の世話で忙しい

私は 黒猫と二人
爽やかな秋の日を
静かに過ごす

ps2017.10.31 火曜 草稿
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