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オンブバッタ その2

2018年10月05日 13時04分23秒 | Weblog
秋のオンブバッタ(その2)
台風24号が近づく中
小さな庭の花の葉に
バッタが止まっていた

まるで 私ら夫婦のようだ

いいや
体つきのことではなくて
物事に対する構えのことで
オロオロする旦那を
落ち着かせ引っ張ってゆく
気丈夫な私のカミさん
《以上前編/以下 後編》
二人の娘の出産の時
私も義母も立ち会えず
一人で入院と出産をした
今更ながら済まなく思う

洪水と台風、地震の被災
転勤による転居先の阿蘇谷で
二度の水害に遭う

床上50センチ位の激甚災害
自然豊かで素敵な地域だが
その分 冬など厳しい顔も見せる

当地九州は 台風常襲地
毎年のようにヒヤヒヤする
屋根瓦やタキロンを飛ばされ
門扉も壊され 庭木を倒された
その都度 修理の手配をした

さらに
あの熊本地震では
全くの支援がない中
在庫の食材で食べ物を用意し
カセットボンベや鍋などで
インフラが 復旧するまで
平時に近い生活をして
無事に乗り切った

ただ
インフラの復旧が
もう少し遅れたら
結構 苦労したとは思う

娘たちの都市部への進学(略)
そして 娘たちの結婚と出産
航空券の手配やお祝いなど
カミさんがテキパキと行い
滞りなく対応できた

また
初孫の死産と
次女の危篤脱出では
悲しみにくれながら
資格と経験を活かし
奇跡的に乗り切ることができた

もう直ぐだと
期待していた初孫の死産は
本当にショックだったが
次女の危篤が 追い討ちをかける

当たり前のように
私は三番目に生まれ
当たり前のように
娘が二人生まれ
でも 実は それらが
決して当たり前なんかではなくて
ある意味稀有なことだと思い知った

危篤状態を
奇跡的に乗り越えた次女は
その後 無事に娘を授かった

初孫のことから
私らは 孫のことで
空回りすることなく
平常心で向き合うようになった

11月には
孫娘のお祝いに
福岡まで出かける

また老夫婦の小旅行だ

さながら
オンブバッタの如き
ささやかな小旅行

Ps 2018.10.1 草稿 10/5 追記
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オンブバッタ その1

2018年10月04日 11時30分37秒 | Weblog
秋のオンブバッタ(その1)

台風24号が近づく中
小さな庭の花の葉に
バッタが止まっていた

確か
上に乗ってる小さい方が
オスだと聞いている
おんぶしている下のメスは
大きくて逞しそうだ

まるで 私ら夫婦のようだ

いいや
体つきのことではなくて
物事に対する構えのことで
何があっても 動じず
大抵のことは受け入れて
オロオロする旦那を
落ち着かせ引っ張ってゆく
気丈夫な私のカミさん

数回の転居
家具の移動や食器の梱包など
ほとんど一人で
手配などをしてくれた

7,8 回の転勤
5度目の転勤先で
緊急の入院となったが
共に寄り添い病院を決め
懸命に世話をしてくれた
お陰で 経度で済み
早期の仕事復帰ができた

25年前のこと
次女の緊急入院
ある日
娘の動作が変だと思い
とにかく病院で見て貰おう
と 検査を受けたが
その場で入院が決まり
約1ヶ月半の入院となった

その時も カミさんは
入院手続きや娘の世話
検査手術の立会いや
治療の相談など
毎日 病院と自宅を往復し
子どもの治療のために
奔走してくれたお陰で
奇跡的に回復していった

その後
長女と次女が 順々に
高校と大学に進学し
その手続きや受験の付き添い
住まいや生活用品の用意の手伝い
その他 遠方ならではの苦労もした

そうして
娘たちは それぞれに
博士課程まで無事に終え
社会人となっていった

《以下 後編に続く》

Ps 2018.10.1
義母の命日 18年目
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小岩の上の亀と鳥

2018年10月04日 10時07分39秒 | Weblog
小岩の上の亀と鳥

あの地震から
やがて2年半

復旧や復興が
まだまだの所もあるが
我が家の周辺は
痛んだ道路の工事も始まり
街は随分整ってきつつある

生き物たちも
かなり落ち着いてきたのか
近くの井手(用水路)では
亀の甲羅干しも
ぼちぼち見かけるようになった

今朝(10/3)の散歩では
井手と大きな川で
亀を2匹見かけた

更に 井手の小岩では
久しぶりに鳥を見た

サギの仲間のようだ

餌を探すのでもなく
日向ぼっこでもしているのか

生き物たちが
姿を見せるのは
平穏な証拠だ

これからも
平穏で平和な時が
ずっと続きますように

Ps 2018.10.3 草案 10/4 草稿
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母宅のカボス

2018年10月03日 13時19分36秒 | Weblog
母宅のカボス

無農薬のカボスはいかが?

秋天の青空
お日様の光は
まだ燦々と
南国九州中央の熊本

母宅の庭にある
カボスの木

母が亡くなって
三年が過ぎ
庭の手入れも
滞りがちで
カボスの木の下は
雑草が蔓延っていた

宅地を管理する弟から
今年も
カボスの収穫に来ませんか
と 誘いのメールが届いた


メールの主は
まだ働いていて
電車通勤だから
庭の世話もままならない

それで 母宅の庭は
あっという間に
荒れ果てたようだ

今夏の厳しさは
例年になく格別だったのに
さすがは雑草だ
酷暑や水不足にもめげず
逞しく横に上に
他の草と競りながら
見事に伸びきっている

酷暑に参ってか
カボスの木が
一本枯れていた

私ら夫婦が
採る前に
二人の弟たちが
下の実を採っていたから
私らは
取りにくい上の方の実を
枝の棘に刺されながら
柄の長いハサミも使いながら
採っていった

木の下や通り道の草を
少し刈ったが
まるで焼け石に水のよう
畑の南の方を見ると
雑草の頭がずっと続いている

帰りには
ビニール袋二杯のカボスが
採れていた

また来年採りに来るね
と 今は亡き母に伝えて
故郷を 車で出た

管理する弟も
来年は
再雇用の一区切り
もしも自由になったなら
もう少し畑の方も
世話ができるかしら
と 私は内心思った

収穫の日の晩
私らは
それぞれの酒に
カボスを絞って
美味しいカボス酒を頂いた

母さん 弟よ
今年もカボスを
ありがとう!

Ps 2018.10.3
10.2 にカボスを頂いた
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阿修羅の如き貴乃花親方

2018年10月02日 21時08分49秒 | Weblog
阿修羅の如き 貴乃花親方

貴乃花親方を巡る相撲界の動きが
慌ただしい

現役の頃の懐かしい勇姿

兄の若乃花と
伝記コミックのモデルになるほど
いい顔してたなあ

最近の記者会見の風貌は
頰は削げ 髪は立ち 眼光鋭く
逆風や鬼たちに立ちはだかる
正に阿修羅のよう‥

弟子たちの受け入れ先は
決まり あとは
本人と家族の居場所探しだと思う

5年か10年先は
何か社会貢献できて
我が人生に納得できる
そんな貴乃花関の姿を
私は 熱望する

せっかく授かった命だもの
せっかく授かった心身だもの
せっかく授かった花の人生だもの

Ps 2018.10.2
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ゴミ出しとカラス

2018年10月01日 22時28分37秒 | Weblog
ゴミ出しとカラス

熊本地震後
ゴミ捨て場などで
一時期 カラスを
ほとんど見かけなくなった

生ゴミやプラスティックゴミを
朝から 毎回漁っていたので
あたりは散らかり 臭って
とても困っていた

ところが
震災後 2年近く
カラスを見かけなくなった

震災後 生ゴミ出しが
激減したので
きっと カラスたちは
餌のある所に引っ越したのだろう
と 私らは 話したことだ

流石に 最近は
また見かけるようになったが
その数は少なく
荒らす度数も多くない

都心部に住んでいる長女が
学生の頃
カラスに襲われたことがある
何で私が⁈ と 長女

私らは そのカラスが
自分たちの巣を狙ったと
思い込んで 襲ったのでは
と 勝手に推測した

「やたら・カラス」という
カラス愛に溢れた
楽しい本があり
それを読んで 私も
カラスファンになったが
それも 最近は薄れ
カラス愛までには至っていない

ちなみに 「やたら・カラス」は
ひろかわ さえこ著で、
1990.10 あかね書房刊 である

今 散歩の途上
もしかすると
カラスに出会うかもしれない
ちょっと 観察してみよう

Ps 2018.9.27 草稿 9/29 追記
今日 台風24号が 沖縄などで
暴れている また 秋雨前線が
和歌山で暴れているとのこと
月曜日(4/1) までは 台風や
秋雨前線と雨雲から
目が離せない
被害が発生しないことを
被害が広がらないことを
願うのみである
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祝! 本庶 佑 教授 ノーベル医学生理学賞 受賞!

2018年10月01日 22時21分18秒 | Weblog
本庶 佑 京大特別教授 おめでとうございます! ノーベル医学生理学賞 受賞!

新たな免疫療法を開拓された功績などが認められて
今日(10月1日) 本庶 先生は
ノーベル医学生理学賞を
見事受賞された

自分が持つ何故?(疑問)を
大事にし 温め続けて
10年、20年とかかる基礎研究に
仲間と共に
全精力を注がれてこられた

多くの苦しむ患者さんのために
精一杯に取り組んでこられた

目に見える成果を しかも
短期間でできることだけに
注目して 短期の予算をつける
そんな姑息な政策を続ける現状に
今の若い研究者たちは
未来への希望が持てず また
地道に研究に打ち込む環境を
持てず 青息吐息の状態にいる

しかも
博士課程の研究者たちは
多くの人が
不安定な雇用関係にあり
また 研究以外の仕事も多く
予算も厳しいようだ

この現状を何とか打破せねば
平成世代の研究者からは
先端科学の流れに乗る人が
次第に減っていき 多くの者が
先端科学の潮流に
取り残されていくのではなかろうか

Ps 2018.10.1
テレビや電話で
「おめでとう!」と
祝意を伝えるのもいいが
若い人たちが
もっと将来に夢を持ち
腰を落ち着けて
仕事や学問ができるような
そんな環境を
政治や社会は
つくってやるべきだと思う
そのための知恵を
私たちは絞るべきだと思う
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