哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

太古の哺乳類展

2014-09-28 00:23:20 | ちょっとそこまで。
ただいま“科博”は「太古の哺乳類展 -日本の化石でたどる進化と絶滅-」です。

夏休みは当然大混雑するので遅ればせながら行ってきました。(おなじ料金払うなら、ゆっくりじっくり見たいじゃん)

 

何万年前の世界からの話が続きます。

今この地球を闊歩している人間様なんてせいぜい2~3千年でしょ、桁が違い過ぎる時の流れからの展示会です。

 

昨日の噴火騒ぎなんかも、生きている地球からみれば至極当然であり、異常気象とか大地震とかいろいろ騒がれていますが…

そんなこと小さい小さい話なのかもしれません。地球という途方もない生い立ちからすると、あって当たり前であって些細なことに想えてしまいます。

 

当然今回の主役である「哺乳類」の生い立ちも数千年の流れではなく数万年のおおきなスケールでの物語であり、その進化の過程は想像を超えるものであります。

今を生きる人間様も、地球という生命体の中の“ある時期繁栄した”生き物の1つに過ぎません、わずか数千年の中での話なのです。

 

この哺乳類展を拝見すると、われわれ人間も“ある1つの哺乳類”であって、絶対的な生き物ではないのです。

たぶん数千年後、数万年後には………………。いまも実は進化の過程に「人間」というものが置かれているのかもしれません。

そんなこんなで見つめ直す意味でとても有意義な展示会でありました。

 
コメント
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