哲ノート

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紙切りとメガネと… -池袋演芸場十一月中席-

2020-11-12 23:23:42 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
あいかわらず“コロナ禍”が渦巻く中、11月の池袋昼席は平日ともあって当初観客10名くらいで開演。逆に少数精鋭で特に演者と距離が近い池袋は一体感とお得感があります。

いつものとおり“ライブ感”が味わえるので最前列で寄席芸を堪能します。(ホントの最前列は閉鎖されており2列目ですが)

  

開口一番は「たらちね」 彦いち師匠の前座さんで「林家きよひこ」さん(女流)が演じます。

おなじみの「たらちね」でもちょっとウィットに富んだ演目で、活舌もよくいい印象でスタートしました。

「寄合酒」「湯屋番」「強情灸」「一目上がり」「ごんべい狸」「孝行糖」「粗忽長屋」「釜泥」「豊竹屋」、トリは小満ん師匠で「品川心中(上)」で4時間の昼席興行

寄席では落語の合間に「色物」さんが登壇して場を盛り上げます。

 

きょうも「今日はちゃんとやります」の手品 アサダ二世師匠に生玉子と新聞紙の手品で、(最前列なんで)面と向かって「どうだ、まいったか!!」と言われちゃったり・・・。

音曲漫才のおしどり(オードリーではありません)ではマコちゃんのアコーディオンシャンソンと相方の針金アートのケンちゃんの掛け合いが場を大いに盛り上げ、針金で作った「メガネ」をいただいちゃいました。

俗曲 小菊師匠で粋な三味線と都都逸にうっとりして・・・。

紙切りの正楽師匠ではのらりくらりと・・・冒頭はさみ試しで「疾走する馬」を頂戴しました。

目の前でおこなわれる落語をライブ感持って聴き惚れるのもうれしいのですが、合間の「色物」さんとの“身近な”掛け合いに触れるのも、寄席ならではの魅力であり面白さです。

今日は「紙切り」と「(針金)メガネ」を頂戴して、寄席を堪能した一日となりました。
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