観・環・感

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嘉田滋賀県知事に思うこと

2006年07月04日 | 日記
思えば、徳島県でも先々代の知事の汚職に伴う選挙で、大型公共事業反対を掲げた候補が当選したことがある。当選の大きな力になったのは、今回の滋賀県知事選挙と同じように、可動堰という無駄な大型公共事業反対に取り組んだ環境団体などである。
しかし、県議会での多数野党による不信任決議を受け、在職1年足らずで失職。その後の選挙では、小差で落選。
新しく滋賀県知事になる嘉田さんも県議会では野党ばかりだ。県の職員も幹部(特に土木職員に多いのでは)は、多分、知事の意向に沿うより、有力県会議員や業界等の味方になる職員が多く、足を引っ張る職員が多い気がする。
県議会は、「今後想定される副知事等の選任案件」や「新幹線新駅の設置負担金の予算計上をしているにもかかわらず、知事の横暴により無視するのか」という理由により、不信任動議を出すかも知れない。
先ずは、内外(特に県庁内部)に、いいブレーンを見つけるべきである、琵琶湖を有している滋賀県は、環境問題では先進県なので、環境部局の経験者に優秀な人材がいるのではないか。外部から引っ張ってくるのもいいが、1人や2人ではオール野党体制の議会相手に歯が立たないのではないか。まず、県庁職員に知事の考えを理解させることが重要である。