あこがれ

写真は、１０月６日の午前９時頃蒲生田岬から眺めた「あこがれ」である。あこがれは、大阪市が所有する帆船の名前であり、名前は一般の公募の中からで選定された。ウイキペディアによると、「あこがれ」は、大阪港南港のATCオズ岸壁を母港とする航海練習船で、一般市民が航海を体験できる日本で唯一の帆船である。
ところで、大阪市の帆船が何故徳島県の沖合を走行していたのかというと、「都市と田舎の青少年交流事業」の行事として、この場所から少し南に下った美波町の大浜海岸へ向かっていたのだ。
ちなみに、「帆」には「横帆」と「縦帆」の２種類があり、横帆は追い風を捉える効率が高く、季節風を利用して長距離を移動するのに向いている。「縦帆」は追い風の利用効率は劣るが、向かい風を利用することができ、操船がしやすいという利点があるとのこと。あこがれのような練習船は主に縦帆がメインらしい。
映画「パイレーツオブカリビアン」に登場している海賊船の「ブラックパール号」もあこがれと同じく３本マストだったが、メインは横帆だった。
帆船あこがれの概要は、セイル大阪（社団法人大阪港振興協会）のhttp://www.akogare.or.jp/about2-000.htmlに載っている。
http://www.akogare.or.jp/download/dl.htmlから壁紙をダウンロードすることができる。