観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

伊豆への旅(プリンス系列)

2010年05月20日 | 旅・風景・グルメ
伊豆の旅の1日目の昼食を取った蒲郡プリンスホテルは、1934年3月に営業を開始した国際観光ホテル登録第1号の蒲郡ホテルが前身。当時の外貨獲得政策の一環として
外国人を多く来日させるリゾートホテル建設のため鉄道省に設置された観光局が、国際観光ホテル建設計画を発表して全国から名乗りをあげた40の候補地の中から、
横浜、雲仙、大津とともに選ばれた。1987年8月に蒲郡プリンスホテルとして生まれ変わり、現在に至っている。
また、歴史的価値も認められ2007年11月に経済産業省より「近代化産業遺産」にも認定されている。


城のようなホテル


約400メートの橋を渡って対岸の初島から撮った風景。高台に建っているのが蒲郡プリンスホテル。
潮干狩り客の多さとその料金の高さに驚いた。


宿泊した三養荘は1929年、現在、龍馬伝で有名になっている旧三菱財閥の創始者岩崎弥太郎氏の長男久彌氏の別邸として、四季の移ろいが美しい30,000坪の日本庭園の
中に瀟洒な数寄屋造りの和風家屋として建設。1950年に西武創始者堤康次郎が購入し、その後来客者の要望に応え高級旅館として営業を始め、増築を重ねた。といっても
総部屋数わずか35室の旅館。ここもプリンスホテルグループ
新館は、文化勲章受章者で建築家 故 村野 藤吾氏の設計による純日本風数寄屋造りの部屋(ツアー客の3分の1位が新館に宿泊 私も新館の方に泊まりたかった。)
でも露天風呂までが行くのが遠いので面倒か。内風呂も掛け流し温泉だからわざわざ行くことないか。


庭と新館の一部