観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

Awa Come

2010年10月26日 | 日記
NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の効果で鳥取県境港市にある水木しげるロードを訪れる観光客が9月22日現在で250万人を突破したらしい。
この記録は、鳥取県といえば「鳥取砂丘」の年間入り込み客数の過去最高(1972年:228万5700人)をすでに上回っている。境港市の観光協会
などは今年の目標を300万人とさらに上方修正したらしい。このロードが着工された1992年当時の観光客はゼロに近かったが、今や県内一の観光地
に成長した。 メディアの効果をあらためて見せつけた格好だ。地元の自治体や商店街も長年、少なからぬ予算付けと地味な努力を続けてきただろうが、
このドラマ1本で大当たりという格好だ。
今、東京スカイツリーの地元が大いに賑わっているのと同様、1発当たればその効果は大きい。そして、一度当たると、その後は地味な努力を怠らないだけ
でも人気は結構長続きするものだ。
平成22年3月29日(月)~9月25日(土) 全156回を高い視聴率で視聴者を楽しませてきたぐらいだから、そのインパクトの持続効果は長いと思う。
水木しげるロードも他の観光地も同じだが、施設を作ったからといって勝手に客が来るわけではない。ハード的には素晴らしいゲーム機を作ってもコンテンツ
に恵まれていなければ、売れないの同様だ。
由布院温泉も2回行ったが、全国、数ある温泉の中で特にロケーションが優れているとか素晴らしい施設があるという訳でもないが、あそこは仕掛人の力量
に寄るところが大きい。
自治体の職員や商店街の役員が「仕事」だからといって、半ば義務的に観光の振興策を考えているのとは大違いである。
ところで、今若者に人気の「チャットモンチー」という女性3人組のロックバンドがいる。リーダーの橋本は、進学校にもかかわらず、高校2年時から大学進学を
目指さず音楽関係に進むことを決心していたとういう強者。橋本は、徳島県立城東高等学校2年の時に現在とは違うメンバーでチャットモンチーを結成。3年
の卒業を控えた3月にをチャットモンチーのメンバーが就職や県外の大学に進学するため、ベーシストとして高校の同級生の福岡を誘う。高橋は、愛媛県の
出身だが、徳島県鳴門市にある鳴門教育大学の軽音楽部で、後から入部した福岡と知り合い、何度かメンバー参加の誘いを受けた後、ドラム担当として加入。
ここからが、本題。
明日、チャットモンチーの「Awa Come」というミニアルバムが発売される。この中の「青春の一番札所」という曲を朝のラジオで聞いた。歌詞の中身は、故郷
徳島のPRソングとして使えると感じた。下手な観光振興策を講ずるよりこの曲が大ヒットするほうが、徳島県への観光客を増加を期待できる。ついでに鳴門市
にある松浦酒造の「すだち酒」もよく売れる。
(四国八十八箇所霊場の一番札所の霊前寺は、鳴門市内にある。)

地名の読みも難しい

2010年10月26日 | 日記
徳島県阿南市椿町にある蒲生田岬へ初めて行ったのは、22歳の時だ。友達と大池の広場でキャンプをして海亀の上陸を待った。
初めて行ったそのときに運良くアカウミガメの産卵に出会うことができた。
(阿南市立蒲生田小学校(1992年休校)ではウミガメの陸痕数を1953年以来記録していた。)
私は、視聴率の悪かったNHKの「ウェルカメ」の舞台の美波町(旧日和佐町)の日和佐海岸でもアカウミガメの産卵を見ている。
(そのときは国民宿舎に泊まった)
話を戻すと蒲生田岬はそれ以来かなりの頻度で行っているが、蒲生田という地名の読みは「がもうだ」と思い込んでいた。
しかし、このモニュメントの脇に置かれた石に刻まれた字を見ると「かもだ岬」と書いてある。家に帰ってネットで検索すると
〒999-2261 山形県南陽市蒲生田の蒲生田の読みは「がもうだ」となっている。阿南市椿町蒲生田の地形からも地名の由来は、
蒲が生えている所だから付けられたに違いない。生という漢字入っているのに「かもだ」という読み方は可笑しいと言いたい。それなら
田の読みも「だ」と濁らずに「た」と読み、ついでに蒲も「かも」でなく、「かま」と読んだら。
それだと東京都大田区にある蒲田の読みと同じになってややこしいから「かもだ」のなったのかと皮肉を言いたい。


このモニュメントは今年の9月に完成。
この石の輪に見えているのは、対岸の伊島の集落と灯台


上の写真の右端の石をクローズアップ