観・環・感

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清涼寺

2015年06月18日 | 旅・風景・グルメ

清涼寺仁王門
夏向きの名前のこの清涼寺は、今まで訪れたことがないだけでなく、名前も全く知らなかったお寺だ。
清涼寺の「清涼」は、「しょうりょう」と読み、仏語で浄土や悟りなどの「絶対の境地」を指す言葉 これも知らなかった。


この看板を見て、初めて清涼寺が由緒ある寺でことを知ると同時に、今から1000年余り前に生まれた源氏物語に世界に思いを巡らせた。
ところで、光源氏」のモデルの一人とされる左大臣であった「源融」の美男子ぶりや境遇は、源融の没後約100年余りを経て世に出た源氏物語の中の
光源氏と同じようであったらしい。
看板にある「清霞観」は、源融が建てた山荘。
清涼寺(地元では、「釈迦堂」と呼ばれている)は、987年に中国から帰国した然(ちょうねん)が計画し、弟子の盛算(じょうさん)が開山した。


本堂


この象は、浄土宗元祖の「法然」がこの寺の釈迦堂で7日間籠もったことにちなむもの
右の塔は、多宝塔


弁天堂

余談だが、「清涼寺」の清涼は、「しょうりょう」と読み、仏語で浄土や悟りなどの「絶対の境地」を指す言葉