観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

大企業の草刈り場と化す四国

2020年07月17日 | 自然・環境

ネットで風力発電を検索していたら「大企業の草刈り場と化す四国 巨大風車計画が相次ぎ浮上 各地住民が

情報交換」という長州新聞の記事を見つけました。記事の中に「現地のことを知らない東京の企業がもうけの

ためにつくろうとしている。四国は雨が多く山が崩れやすい。稜線部に道路をつくって森林の保水機能を破壊

すれば、大雨のとき水が一気に流れ出す」と指摘した。また剣山は人の開発が入らない自然林が多い場所で、

風車建設は生物多様性も破壊すると関係者が指摘した。」と書かれていました。

また、一昨日の野鳥の会徳島県支部のメーリングリストには、本県で3つの計画が進行していることが書かれ

ていました。

1 県南・西部大規模風発(那賀海部安芸・那賀勝浦の2か所で78基)(事業者:東京ドーム、東京ディズニー

リゾートなど)

2 県西部の天神丸風発計画(42基)(事業者:オリックス)

3 上勝・神山風発(工事中)(15基)(スエナジー・ホールディングス)

徳島には電車がないだけでなく、ツキノワグマやクマタカが棲む貴重な自然も無くなるのでしょうか。

風力発電の多い北欧でもゾーニングはしっかりなされています。日本は人の住んでいない所ならば、地価が安く

て風が吹いていれば、「風力発電=自然エネルギー」を錦に御旗にして、どこにでも建設することが許されるの

でしょうか。