ゴア氏のノーベル平和賞決定について

ノルウェーのノーベル賞委員会から、本年のノーベル平和賞にアル・ゴア前米国副大統領と各国の科学者らで構成する国連組織の「気候変動に関する政府間パネル（ＩＰＣＣ）」に授与されることが発表された。
２月２日の私のブログ
に「ゴア元米国副大統領がノーベル平和賞候補に推薦されたという小さな記事を見つけ、２月１日付けのノーベル賞の地元ノルウェイの英字新聞を当たった。」と書いたが、やはりそのゴア氏へのノーベル平和賞授与が決まった。環境問題への功績によるノーベル和賞の受賞は、２００４年のワンガリ・マータイさんに続くものである。
人為的な温暖化による気候変動により世界各地で頻繁に起こっている環境破壊は、一層人々の生活環境を脅かし、暴力的な紛争や戦争の危険性をさらに高める畏れがある。それだけに今回の受賞は、温暖化に対する取り組みがとりわけ切実な「世界の課題」であることの表れでもあろう。この受賞によって、米国の自らの温暖化に対する積極的な取り組みに繋がればいいと思う人は多いのではないか。
米国は、世界各地で戦争するばかりでなく、自国の環境や格差という内政問題にもっと真剣に取り組まなければ、国家が内部で分裂したかのような状態になってしまう畏れがある。
ゴア氏の「不都合な真実」への取り組みがさらに米国全土でで広がることを期待したい。

身近な危険

今日、出島野鳥園の東観察舎へ向かう通路脇で撮った写真。
スズメバチの巣である。何スズメバチか知らないが、大きいのでクマスズメバチ？
見張りの門番がこちらを睨んでいるかのようだ。
こんな物騒なものが通路から２メートルも離れていないところのある。地元の野鳥の会員のMさんが「標識」を作って通路に沿って張っているロープに付けてくれている。
私は、先月の９日ちょうどこの辺の通路脇の草刈りと植木にからんだツタを除去していたのである。その時は全く気がつかなかったが、おそらくこの巣はあったのだろう。もしも大きな鎌で巣を突っついたり揺らしたりして、怒らせていたらと想像するだけでもぞっとする。
スズメバチについては、
都市のスズメバチが詳しい。

あこがれ

写真は、１０月６日の午前９時頃蒲生田岬から眺めた「あこがれ」である。あこがれは、大阪市が所有する帆船の名前であり、名前は一般の公募の中からで選定された。ウイキペディアによると、「あこがれ」は、大阪港南港のATCオズ岸壁を母港とする航海練習船で、一般市民が航海を体験できる日本で唯一の帆船である。
ところで、大阪市の帆船が何故徳島県の沖合を走行していたのかというと、「都市と田舎の青少年交流事業」の行事として、この場所から少し南に下った美波町の大浜海岸へ向かっていたのだ。
ちなみに、「帆」には「横帆」と「縦帆」の２種類があり、横帆は追い風を捉える効率が高く、季節風を利用して長距離を移動するのに向いている。「縦帆」は追い風の利用効率は劣るが、向かい風を利用することができ、操船がしやすいという利点があるとのこと。あこがれのような練習船は主に縦帆がメインらしい。
映画「パイレーツオブカリビアン」に登場している海賊船の「ブラックパール号」もあこがれと同じく３本マストだったが、メインは横帆だった。
帆船あこがれの概要は、セイル大阪（社団法人大阪港振興協会）のhttp://www.akogare.or.jp/about2-000.htmlに載っている。
http://www.akogare.or.jp/download/dl.htmlから壁紙をダウンロードすることができる。

前衛芸術？

昨日、那賀川河口で見た風景
アゴヒゲアザラシの「ナカちゃん」で有名になった那賀川の河口に何か変わった野鳥でもと出かけた時に見つけた。
地元の前衛芸儒家が置いた「オブジェ」？



流木が無数に散乱している。
上の芸術作品の作者は、どうやら自然の営みのようだ。
この作品を３人組の中学生が倒そうとしたが、砂にかなり深く突き刺さっているようでびくともしなかった。

タカの渡り

昨日は、この秋初めて蒲生田岬へ行った。１０月も５日めにもなるのにあいかわらず暑かった。でも風の通る遊歩道で昼食を摂ったのだが、さやかな風が絶えず吹いていて心地良い気分でローソンのおにぎりの味が格別だった。
このハチクマは色が大変綺麗な個体だった。
ところで、ハチクマの体色は変異が多い。ミサゴに見まちがうように白いのから黒っぽいのやらタカっぽい茶色いのやら斑模様のものまで実に様々である。
この日はハチクマは結構数が多かった。しかし、風が強かったせいか私がいた岬の灯台よりかなり南を飛ぶのが多かったのが、残念。
今日は蒲生田へ向かったが、９ｋｍくらい手前でフロントガラスに雨粒が当たりだしたので、引き返した。
２枚の写真とも昨日の写真。


これはサシバのタカ柱を狙って撮った写真。
軽く１０羽以上のサシバのタカ柱にレンズを向けたのだが、いがいと近かったのために望遠レンズの視界には３羽のみしか入らなかった。

在りし日のナカちゃん

平成１８年８月２７日に亡くなった、アゴヒゲアザラシ「ナカちゃん」をしのんで、徳島県阿南市の那賀川河川敷にモニュメントが設置されたのは、今年５月。今度は、堤防斜面にナカちゃんのレリーフが設置され、その除幕式が地元平島小学校児童約ら関係者によって８月２６日に開催された。
私もナカちゃんをしのんで大きな写真を飾ります。
というのは嘘
私が愛読している「だびだびだびちゃん」に紹介されていたので私も早速試してみた。
この画像作るのは、次のwebページ
http://www.dumpr.net/museumr.php
ここにアクセスし「参照」をクリック、額に入れたい写真を自分のＰＣのフォルダなどの中から選ぶ。
次に、４パターンの中から好きなタイプを選んで、その画面をクリックし、下の青い「continue」ボタンを押す
アップロードされると、写真の入った画像が作成されるので、上にある「Save」を押す。最後に画像を開くか保存するか聞いてくるので、名前を付けて保存。

虫の声

”あれ松虫が、鳴いている
ちんちろちんちろ、ちんちろりん
あれ鈴虫も、鳴きだした
りんりんりんりん、りいんりん
秋の夜長（よなが）を、鳴き通す
ああおもしろい、
虫のこえ”
これは、文部省唱歌「虫の声」だが、我が家は田舎なので虫の声だらけ。
中でもひときわうるさいのがいるので、懐中電灯で鳴き声をたどってみたのがこの虫　
小さい頃は、いろんな虫を捕まえて遊んでいたので、身近な虫なら大抵の名前は分かったが、今では虫に触れることもなくなった。ところで、この虫、 なんて名前の虫だったのだろうか。