ジャガイモ |
みなさんこんにちは。
これから旬を迎える野菜の一つに「ジャガイモ」があります。
ジャガイモには炭水化物やビタミン類などの栄養素が多く含まれますが、その中でもジャガイモに特に多く含まれる「オスモチン」は、アディポネクチン類似作用があるとされ、"野菜のアディポネクチン"とも呼ばれています。
このオスモチンは、抗血糖作用、動脈硬化の進展を抑えるなど、生活習慣病の予防に良いとされています。
しかし、最近の農林水産省の報告では、このジャガイモによる食中毒が散見され、ジャガイモの調理や保管について喚起しています。
この食中毒の原因は、ジャガイモの芽に存在するソラニンやチャコニンという天然毒素で、吐き気・下痢・嘔吐・腹痛・頭痛・めまいなどの症状が出ることがあります。
これを予防するためには、
- 緑色の芽が出たジャガイモは買わない
- 家庭で長期間保存しない
- ジャガイモは涼しくて暗い場所で保管する
- 調理するときは芽の部分とその周囲を取り除く
そのほかの詳細は、農林水産省のHPをご参照ください。
正しい保管・調理で、美味しくいただける野菜なので、心配は無用です。
旬の野菜をぜひ食事に取り入れてくださいね。
では。