美容と健康に悩む人たちと共に歩む

糖質制限のリスク

みなさん、こんにちは。


今日11月26日は「いい風呂の日」なのだそうです。

今朝北海道では今シーズン全国で初めて氷点下20℃を下回り、
関東から北の広い範囲では、今シーズン一番の冷え込みとのことですから、
今夜は温かいお風呂にゆっくり入って、
「い(1)い(1)風(2)呂(6)の日」を満喫されてみてはいかがでしょうか?


さて、ここ2、3年流行している「糖質制限ダイエット」。

このブログをご覧になっている方の中でも
糖質制限ダイエットを行ったことがあるという方は
いらっしゃると思います。


糖質制限ダイエットは“短期で簡単に減量できる”
という点から人気のダイエット法ですが、
リバウンド率が非常に高いダイエット法でもあります。


その他にもこのダイエット法には問題点や危険性があります。

米国のハーバード大学の研究によると
次の通りです。

①脳卒中、心筋梗塞などの危険性、死亡率が上がる
②肝機能障害、腎機能障害を誘発する
③ケトン酸敗血症などの危険性がある

また、米国に限らず、日本の国立国際医療研究センター病院も、
“糖質制限食を5年以上続けると死亡率が高まる”
と結論付けています。


人間の生命必須の糖を制限することで
リバウンドだけではなく、こういった人体に対する危険性が伴う、
ということを再度認識していただきたいと思います。


ご自分の身体のことをしっかりとおもいやりながら、
生活習慣や食生活を見直してみてくださいね。


では。




















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高血圧

みなさん、こんにちは。


前回のブログで“一年が経つのが早いと感じる”と書きました。
年を重ねれば重ねるほど、その早さをしみじみと感じていたのですが、
それにはれっきとしたいくつかの説があるそうです。

そのうちのひとつに「同じことの繰り返しだと、早く感じる」
という説がありました。

脳がそれほど多くの情報を処理する必要がない場合は、
時間の流れが早く感じられ、同じ長さの時間でも、
短く感じてしまうのだそうです。

時が経つのが早いと感じる、ということは
イコール毎日が単調で充実していないということ
につながるのでしょうか。

これが脳が影響しているとすれば、
やはりいくつになっても様々なことに興味を持ち、学び続け、
新しい知識や体験を脳にインプットさせていくことが、
充実した毎日を送るために大切なことなのだと思います。


さて、みなさんご存知の通り、当院はダイエット専門院ですので、
肥満に伴う高血圧を認める患者様は多いと感じます。


肥満の方が高血圧になる割合は、肥満ではない方と比べると、
2~3倍も高くなります。

特に内臓脂肪型肥満の方は、内臓脂肪が多いと血液量が増加し、
全身の末梢血管が圧迫され、血圧が上昇します。


さらに肥満は高インスリン血症を引き起こし、
それが心拍出量を増加させて、結果的に血圧の上昇につながるのです。


実際に当院に来院される患者様の中で、
高血圧のためにかかりつけ医で降圧剤等を処方され、
さらに「痩せなさい」と言われて、当院に来院される患者様も
散見されます。


ダイエット治療を行い、元々80~90kg程あった方が、
-10kg減量すると、脂質異常症や脂肪肝、糖尿病の方が
処方されているお薬は減薬されますが、
高血圧だけは継続して服薬となることが多いようです。


ですが、もし減量を行ったことで正常血圧に戻ったのであれば、
一度休薬してみて、経過を観察する方法もありだと
個人的には思っています。


ただし、自己判断で服用をやめると
血圧がまた戻ってしまう危険性がありますので、
かかりつけ医にしっかりと相談をし、
判断を仰ぐと良いかと思います。


では。



















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閉経後のダイエット

みなさん、こんにちは。
 

本日は11月16日。
年末まであと45日なのだそうです。

この時期になると、「ああ一年経つのは早いなあ」と感じ、
この一年をなんとなく振り返ってしまうものですが、
振り返ってあれもやっておけばよかった、
これもやっておけばよかったと後悔するのではなく、
残りの45日をいかに充実した日々を過ごすかということに
注力したいと思います。


さて、今日のテーマは「閉経後のダイエット」についてです。
閉経後は太りやすく、ダイエットもしづらいと言われていますが、
なぜなのでしょうか?


体重はさほど変わっていないのに、おなかだけぽっこりしている、
食べる量は変わっていないのに太る、
食べていないのに痩せない・・・など、
閉経後の女性によく聞かれる話です。

基礎代謝が落ちるからでしょうか?

確かに医学的に基礎代謝は女性も男性も
年齢を重ねるにつれ、低下していきますが、
「閉経によって」女性だけ基礎代謝がいきなり急落して
ダイエットをしづらうさせているということではありません。

一番の要因は、「閉経後の女性ホルモン“エストロゲン”の減少」
が関係しています。


このエストロゲンは、肥満に関係のある様々な作用があります。

具体的には次のような作用です。


①内臓脂肪を減少させる
⇒閉経後は内臓脂肪が溜まりやすくなる

②筋肉量を保つ
⇒閉経後は筋肉量が減少する(サルコペニア肥満の危険性も高まる)

③悪玉コレステロールを減少させる
⇒閉経後は血中のコレステロール値が上昇する
⇒中性脂肪値を上げ、動脈硬化や心筋梗塞、狭心症などの
発症率も高める


閉経後にはこれらの作用が働かなくなってしまうため、
太りやすくなってしまうというわけです。


閉経後のダイエットや肥満を予防するためには、
やはり1日三食のバランスの良い食事と、
運動が一番です。

そしてダイエットを行うのであれば、無理なダイエットはせずに、
毎日続けやすいことからゆっくりと取り組み、
将来のご自身の健康のことを含めて、
体づくりを行うことが大雪です。

では。

















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加工肉・赤身肉に発がん性のリスク!?

みなさん、こんにちは。


本日11月10日は「ハンドクリームの日」なんだそうです。
日付の語呂合わせと、平年の最低気温が10℃を割って
ハンドクリームの需要が高まる頃であることから制定されたそうです。

今年は全国的にこの時期になっても例年に比べ比較的温かいのですが、
乾燥が気になる時期になってきましたので、
手肌だけではなく、喉など風邪にも注意し、
保湿を心がけたいものですね。


先月26日にIARC(国際がん研究機関)が、
「ハムやベーコン、ソーセージなどの加工肉や
牛や豚、羊などの赤身肉に発がん性が認められ、
食べることで大腸がん発症のリスクが高まる」
との調査結果を発表しました。

この発表はメディアでも取り上げられましたので、
ニュースなどでご覧になり「加工肉も赤身肉もよく食べているけど、
大丈夫だろうか・・・?」と思われた方も多いと思います。


さて、果たして本当に加工肉や赤身肉に発がん性のリスクがあるのでしょうか?


今回の調査結果では、加工肉50gを毎日食べ続けると、
がんのリスクが18%高まり、赤身肉だと、
100gで17%の高まるとのことでした。

この加工肉50g、赤身肉100gという数字が
どのくらいのものなのかということですが、
平成25年の国民健康栄養調査を参考にしてみると、
成人男性は1日平均加工肉を13.7g、赤身肉を41.3g、
成人女性では加工肉を11g、赤身肉を28.7g摂取しているとのことで、
このデータを見る限りでは、日本人の平均摂取量は
とても少ないということがわかります。


また、この発表に伴い、国立がんセンターは29日、
「日本人の平均的な摂取の範囲であれば問題ない」
という見解を発表しています。


今回この調査結果の発表を受けて言えることは、
国立がんセンターの見解と同様ですが、
日本人の平均的な摂取量であれば問題はないということです。

そして、結局どの食べ物にしても「食べすぎは禁物」であり、
偏らないようにバランス良く様々なものを摂ることが
今後の自分自身の健康にとって、一番の対策であるということです。


ダイエットにしても、よく、単品ダイエットが流行りますが、
同様のことが言えます。


こういったニュースが出る際は、良い機会だと思い、
一度ご自身の食生活を見直すきっかけにしてはいかがでしょうか?


では。






















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モナリザ症候群

みなさん、こんにちは。


今日の関東は一日冷たい雨の日となりました。
11月に入り、ぐっと寒くなってきたので、
体調管理には十分に気をつけたいものです。


さて、みなさんは「モナリザ症候群」をご存知でしょうか?


モナリザ症候群とは、“Most obesity known are low in sympathetic activity.”
(肥満者の大多数は交感神経の働きが低下している)という文章の、
頭文字をとった言葉であり、アメリカの教授が提唱した説です。

生活習慣の乱れによって交感神経の働きが鈍ってしまうと、
体の代謝が悪くなり、それほど食べていないにも関わらず、
太ってしまうということです。

食べたエネルギーや志望が燃焼しにくい、
痩せにくい体ということが言えます。


交感神経は動き回る昼間に活発になりますが、
交感神経の働きが活発になると、
アドレナリンというホルモンが分泌されます。

みなさんはこのアドレナリンというホルモンの名前は
聞いたことがあるのではないでしょうか?

アドレナリンはいくつかの受容体と結合することで
体に活発に動くように働きかけるわけですが、
この受容体の中に、スリムな体を保つ働きをするものがあります。

それが「β3アドレナリン受容体」です。

この受容体は、アドレナリンと結合すると、
消費エネルギーを増加させたり、中性脂肪の分解促進を行ったりします。

交感神経がよく働けば、βアドレナリン受容体によって、
体脂肪を溜めにくい体を作ることができるということです。


ちなみに、この受容体を保有しているかどうか、
当院でも行っている「肥満遺伝子検査」にて調べることが可能ですので、
ご興味をお持ちの方はぜひ一度調べてみてはいかがでしょうか?


また、そもそもモナリザ症候群にならないために、
普段の生活習慣の改善を行っていくことが重要です。

不規則な生活を改め、脳や身体を積極的に動かすこと、
仕事や勉強に精を出し、習慣的に運動をすることが
一番の予防策ということです。


では。























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