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みなさま、こんにちは。
先週末、ついに日本にもポケモンGOが上陸しましたね。
ご存知の方も多いと思いますが、ポケモンGOとはスマートフォンの位置情報を活用することで、現実世界でポケモンを捕まえ、交換・バトルができるアプリ(ゲーム)です。
このアプリ(ゲーム)は、既に
健康に対して素晴らしい
という評価がでているようです。
つまり、ポケモンを捕まえるには歩くことが必要であり、家の外に出ないと楽しむことが出来ないのです。
今までのスマホゲームは、屋内で楽しむことができ、屋外に出る必要性がありませんでした。
しかしポケモンGOは、家の中で引きこんでゲームを楽しんでいた子どもや、運動不足の大人を屋外に引きずりだして健康的にウォーキングをしながらゲームを楽しませようとしているのです。
ウォーキングはダイエットにも良いということは分かりますが、
ポケモン捕獲区域外に侵入したり、駅や道でスマホに気になり過ぎて人とぶつかったり、交通事故に出くわしたり、
さらに今は夏なので熱中症を引き起こす可能性も大いにあります。
マナーと事故予防を十分熟知してポケモンGOを楽しみたいものですね。
では。

みなさま、こんにちは。
みなさまは毎日何時頃に夕食を食べていますか?
仕事などの関係で21時以降に食事を召し上がる方もいらっしゃるかと思います。
平成18年度の厚生労働省が行った国民栄養調査で、
21時以降に食事を摂る方が多いことが明らかになりました。
年代別に見ると、
20代女性 20%
同男性 30%
30代の女性 10%
同男性 35%
が21時以降に食事を摂っているそうです。
当クリニックでもダイエットにおいて就寝前の食事は体脂肪の増加や、太りやすくなるということは分かっています。
しかし、20代・30代にとって「仕事などの関係でやむを得ず遅い時間の食事は避けられない」という方々が多く、
また、それらが原因で肥満を引き起こしている場合が多いように思います。
そこで当クリニックでは朝食と昼食を重視し、夕食は「分食」という方法を取り入れています。
分食とは、1回分の食事を分けて食べる方法で、夕食を2回に分けるというイメージで行い、食べ過ぎを防止します。
早めの分食(18時頃)では、夕食に必要なカロリーの大部分を摂取し、
遅め(2回目)の分食時は、消化の良いカロリーの少ない食事(野菜や大豆食品・温かい食べ物)を摂ったり、
分食が必要でなければ摂取しないことによって、
夜遅くの食事が避けられない場合でも、ダイエットに成功されている方は多くいらっしゃいます。
夕食の量と摂取する時間を工夫することが、ダイエットを成功する上で大切ということが分かりますね。
では。

みなさま、こんにちは。
ダイエットにおいて「代謝」が大切であることはみなさんご存知かと思います。
代謝とは人間が生活するために消費するエネルギーで、
その構成は、
・基礎代謝 60~70%
・(生活)活動基礎代謝 20~30%
・食事指導性熱代謝 10%
となっています。
その中でも60~70%を占める「基礎代謝」は呼吸や血液循環など生命を維持するために使われるエネルギーで、
基礎代謝の内訳は、
・筋肉 最大で40%(実際は18%)
・肝臓 〃 27%
・脳 〃 17%
・腎臓 〃 7%
・心臓 〃 7%
・その他 〃 19%
となっており、内臓が基礎代謝の多くを占めていることが分かります。
その中でも基礎代謝の30%を占める肝臓は人体における最大の臓器で、その潜在的予備能力は極めて高く、
わずか20%程度機能すれば生命を維持できるとされています。
また肝臓は、腸から吸収されたアミノ酸を人体に必要な「アルブミン」というたんぱく質を生成しています。
さらに肝臓は【沈黙の臓器】と呼ばれ、何か不調が起きても症状が感じにくいことがあり、健康診断の血液検査で脂肪肝(疑い)やアルコール性肝障害を指摘されることが多々あります。
ダイエットにおいて筋肉と肝機能の活性化は基礎代謝に大いに関係していることが分かりますが、
肝機能を活性化させダイエットするというよりも、ダイエットしつつ肝機能を活性化ならびに正常化させていく方が多いようです。
肝臓を鍛えたり、活性化するためにはまずきちんと栄養を摂り、運動不足を避け、脂肪肝を作らないために食物繊維を積極的に摂取し、腸内環境を整えましょう。
では。

みなさま、こんにちは。
みなさまは「性ステロイドホルモン」とは何かをご存知ですか?
「性ステロイドホルモン」とは、性現象を制御しているステロイドホルモンのことをいいます。
男性ホルモンのテストステロンや、女性ホルモンのエストロゲンをはじめとする「性ステロイドホルモン」は、
主に精巣・卵巣・副腎で産出されていますが、近年脳や脂肪組織でも産出されていることが分かったようです。
特に注目すべき点は、【脂肪組織】でも性ステロイドホルモンが産出されているということです。
脂肪組織は単にエネルギー源として中性脂肪を貯蔵しているのみならず、
“レプチン”などの“アディポサイトカイン”を分泌する内分泌臓器ですが、
さらに「性ステロイドホルモン」をも産出していると最近の報告によって分かりました。
肥満女性における月経異常や、閉経後のエストロゲンの存在もこれで解明できるわけですね。
ダイエットによる脂肪組織の減少により性ホルモンのバランスの変化もこれで納得致しました。
では。

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