|
みなさん、こんにちは。
最近、都築毅さんの著書“昭和50年の食事で、その腹は引っ込む~なぜ1975年に日本人が家で食べていたものが理想なのか~”
を読ませていただきました。
その本の中に「スーパー和食」という言葉が出てくるのですが、
この食事法が最も健康効果があり、老化を遅らせるそうで、
1975年(昭和50年)に日本人が普段食べていた和食のことをさします。
つまり、「スーパー和食」とは、1960年の粗食との間に「多少欧米化した和食」ということだそうです。
「スーパー和食」のポイントは、
1. 少しずつ色んなものを食べる
2. 和食一辺倒ではない
3. 豆類を多く摂る
4. 1日1~2個の卵を摂る
5. 1日2杯味噌汁を飲む
6. 食後に果物を摂る
7. 海藻類を多く摂る
だそうで、かなり細かく述べています。
ダイエットにもこれを応用して、1日3食カロリーを上手く分割していきたいものですね。
とても勉強になる良い本だと思いますので、みなさん読んでみてはいかがでしょうか。
では。
みなさん、こんにちは。
抗生物質とは、「微生物が作った化学物質」を指し、
1928年、アレクサンダー・フレミングが青カビから見つけたペニシリンが世界初の抗菌剤といわれています。
それ以来、さまざまな抗生物質が抗菌剤として開発され、
1990年頃になると、天然由来の抗生物質は5000~60000種類あると言われています。
今回、どうして抗生物質についてお話ししているかというと、
今年の9月初旬にFDA(米食品医薬局)が、トリクロサンなど
19種類の成分を含む抗菌せっけんの販売を禁止しました。
これを受け、日本でも9月末に厚生労働省がトリクロサンの成分を含む薬用せっけんを
1年以内に代替成分に切り替えるよう、
国内の製造販売会社に要請しました。
この理由としては、耐性菌の出現があるようです。
私たち医療従事者は、外傷、特に手術後は予防的に処方することが多いこの抗生物質ですが、
長期使用による耐性菌の出現に気を付けるようにしております。
つまり、菌も抗生物質に負けないように新しい株をつくっているようです。
すなわち「いたちごっこ」となるようですね。
私たちにできることは、抗生物質は短期間私益に使用し、
抗菌せっけんは使用せず普通の石鹸を使用して、必要以外は抗生物質を使用すべきでないと考えます。
では。
みなさん、こんにちは。
以前、このブログにて中高年女性のダイエットについてお話ししました。
http://blog.goo.ne.jp/goohc_drhayashi/e/a5c73c956a608b5868774018928dfc1a
その時は、女性ホルモンの変化による中高年女性のダイエットの難しさについて書かせていただきましたが、
今回は中高年男性におけるダイエットについてお話いたします。
まず、男性は“テストステロン”という性ホルモンが存在します。
“テストステロン”とは、精巣で作られる男性ホルモンのひとつで、
筋肉や皮膚を構成するたんぱく質の合成を促進する働きがあります。
しかし、このテストステロンの分泌量は加齢に伴って低下し、
この低下が生活習慣病・メタボ・糖尿病などの発症に関係しているようです。
また、テストステロンの低下は、脂肪代謝のみならず筋力の代謝にも影響を及ぼし、
加齢に伴う筋肉の低下を意味する用語で老年症候群のひとつである“サルコペニア”と併発していくことも考えられます。
ただし、未だにテストステロンの捕求が女性ホルモン療法ほど進んでいないため、
テストステロン製剤を飲んで予防することができません。
これは前立腺刺激作用といった副作用があるためです。
さらなるテストステロン補給により、
筋力維持によるダイエットが中高年男性の間で確立されることを望みます。
では。
みなさん、こんにちは。
秋となり、食物が美味しい季節になってきました。
みなさんは秋の果物といえば何を思い浮かべますか?
今回は、
秋に旬を迎える果物
「柿」
についてお話しいたします。
まず、柿は他の果物よりカロリーが高いため、
ダイエットをしている方には毛嫌いされがちです。
しかし、柿を1個食べれば1日の必要な量を補えるほど、
ビタミンCが豊富に含まれており、
美肌効果やシミ・そばかす予防効果が期待できます。
また、カリウムを多く含んでおり、
体内の塩分を外に出す働きがあるため、むくみ解消効果や、
ビタミンKを含んでいることから、二日酔いに良く効くと言われています。
ただ、タンニンを含むため多く食べると便秘になってしまいますので、
くれぐれも食べ過ぎには気を付けましょう。
カロリー的には、
梨などの方がカロリーは低めですが、
柿の成分を十分知り、少量摂取するくらいはダイエットの妨げにはならないでしょう。
では。
|
|