美容と健康に悩む人たちと共に歩む

タンパク質過剰摂取

みなさんこんにちは。

私は元々、糖質制限によるダイエットはあまり好ましくないと思っていますが、ある日「糖質制限する代わりにタンパク質を余分に摂取しても問題ないか?」という質問を受けました。

タンパク質の上限については科学的根拠がないものの、2018年のメタアナリシスによれば腎機能が悪い高齢者などを除けば、三大栄養素でエネルギーを100%とした場合、比率としてタンパク質が35%未満であれば腎機能を低下させることはないだろうということです。

しかし、例えば糖質20%・タンパク質35%・脂質45%で果たして良いダイエットは出来るでしょうか?結局はバランスなのです。

糖質制限で短期間で体重減少は可能ですが、継続は難しく、止めればリバウンドの元となります。

食事制限するなら、全体の栄養バランスをとりながらエネルギー制限でダイエットすることが大切です。

では。

 

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ビタミンC

みなさんこんにちは。

前回のビタミンDに続き、今回はよく知られているビタミンCについてです。

みなさんは

  • 肌に良い
  • 美白効果
  • コラーゲン合成に必要
  • 風邪の予防
  • 抗酸化作用

といった効果をご存知かと思います。

確かに正しい回答ですが、実は全て科学的には立証されていません。

病的には欠乏による「壊血症」が有名ですが今の世の中、この病気はほとんど忘れられています。

我々日本人のほとんどは、毎日の食事からビタミンCを十分に摂取していると思われますが、このビタミンCは水溶性のビタミンなので尿から排泄されやすく、体内消費量も多いことから、消失しやすい栄養素です。そのためビタミンCは不足となる場合があるのです。

理想は食品から摂ることですが、日々の生活で不足しがちな方にはサプリメントの他、当院では「高濃度ビタミンC点滴」もご用意しています。

疲労感も軽減するおすすめの点滴です。一度ぜひ体験してみてください。

では。

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ビタミンD

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年早々、1/8から各地で緊急事態宣言が発令され、当面withコロナ時代が続くことが予想されます。

今回はあまり知られていない「ビタミンD」の有効性についてご紹介します。

ビタミンDはカルシウムの代謝や骨形成での働きがよく知られていますが、細胞増殖や免疫調節、炎症・発ガンなどといった生体機能の調整に関与することがわかっています。

特に今のコロナ禍にビタミンDを摂取することで、免疫調節や抗炎症作用を強化し、COVID-19の感染リスク軽減、重症化の予防になることが判明してきました。

ビタミンDはキノコ類などの植物由来のビタミンD2と、魚類など動物性由来のビタミンD3に分類されます。日常の生活からの摂取が重要ですが、不足気味な方はサプリメントも有効と考えられます。(1日あたり1,000IUほどが目安)

では。

 

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