美容と健康に悩む人たちと共に歩む

コロナ禍の正月太り

みなさんこんにちは。

12/26現在、東京でコロナの新規感染者数は1日949人にまでのぼり、千人に近づいてきました。

この状況の中で年末年始を迎えることになり、クリスマスや忘年会・新年会がキャンセルとなり、お酒が好きな方は家飲み・リモート飲みに切り替えようという人もいらっしゃるのではないでしょうか。

また帰省を見送り、休暇を自宅でゆっくり過ごすという人も多いと思います。

ここで心配しているのは例年の「正月太り」というより、今年は正月太りされる方が増加するのではということです。

その予防に関しては、先日の記事にも記載しました。

規則正しい生活と睡眠時間の確保、だらだらと食事をとらないこと、適度な運動。

基本的なことばかりですが、これらに気をつけながら、良いお年をお迎えください。

(クリニックは30(水)までの診療となります)

では。

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年末・年始の過ごし方

みなさんこんにちは。

今年は、例年と違いコロナ禍での年末年始を迎えることになります。

最近では、リモートワークで「コロナ太り」してしまった方や、年末年始で太ることが心配な方が当院に来院されています。

そこで、肥満対策としてこの年末年始をどう迎えるか?について考えたいと思います。

  1. 普段より動かない年末年始になるということを見越して、食事量を例年より控えめにする
  2. コロナ対策に乗じて、室内の換気をしながら大掃除をして動く量を増やす
  3. 暇つぶしにウォーキングやインターバル速歩などの習慣づけを試す
  4. 睡眠時間やホルモンバランスを考慮し、夜更かしせず規則正しい生活を守る
  5. 年末年始に食べ過ぎた日があったら、次の日に食事量を調整する

当たり前なことばかりのように思えますが、これをなかなか実行できないのが年末年始です。

一度、気を引き締めつつこの年末年始を迎えていただきたく思っております。

では。

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メタボ健診

みなさんこんにちは。

メタボ健診は、私の記憶が正しければ2008年に始まった特定健診のことです。

年間約500億円以上の国費が投じられるこの「事業」は、果たしてこのままで良いのでしょうか?

「メタボ」という言葉で現在は国民に浸透していることもあり、日本では年間、4人に1人は受診しているとされています。

このメタボ健診の背景には、"肥満が全て"で、肥満を改善すれば健康寿命の延伸と、社会保障費の削減に繋がる、という予定でしたが、実際に「肥満」については0.4%改善させるも、血圧・血糖・脂質の面においては改善できていないのが現状です。

2015年のデータでもこのことは同様の結果でした。中には保健指導で結果が出ている方もいらっしゃるようですが、今後、肥満に伴うメタボをどう考えていかなければいけないか、疑問が残ります。

長年当院で肥満外来に携わっておりますが、体重減量によって血液検査結果の正常化や、高血圧・糖尿病・脂質異常症などの治療の削減は実現できているという実感を持っています。

今後、肥満外来(保険診療)の拡大と、肥満治療薬の導入等が次世代への課題になると考えます。

では。

 

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ダイエットアプリ

みなさんこんにちは。

ダイエットアプリには様々なものがありますよね。大きく3つに分類すると、

  1. 体重管理
  2. 食事管理
  3. 運動サポート

があります。

1は日々の体重管理の確認のためにグラフをつけて、その中でも体脂肪・筋肉量まで記録できるものもあります。日々の体の変化を知ることや、モチベーションの持続のためにも有効です。

2は外食時のカロリーをチェックしたり、レコーディングさせるもの、さらに栄養士が無料でアドバイスというものも見かけます。

3は運動の方法を提示してくれるもの、消費カロリーの計算をしてくれるものもあります。

私としては、どのアプリも重要性は理解できますが、ダイエットはそれぞれの三位一体が必要です。

全てをカバーできるアプリの開発を期待したいと思います。

では。

 

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正月太り

みなさん、あけましておめでとうございます。

さて、年末に「正月太り」の予防について書きましたが、あるデータによると、20~30代の働く女性の年末年始の体重増加の平均は2.6kgだそうです。なかなか大きな数字ですよね。

理由としては、

  1. 食事量が増えたから(94%)
  2. カロリーの高いものを食べた(66%)
  3. 運動する機会がなかった(51%)

とのこと。今年の年末年始休みは最大で9連休もあったため、正月太りの原因となったようです。

正月太り解消のダイエットについては、挫折しやすいと感じている女性は85%で、

  • 寒いので運動したくない(80%)
  • 新年会などの飲み会がまだある(59%)
  • 厚着でごまかせるので後回しにしている(41%)

ダイエットの基本は「食事制限」と「運動」ですが、急激なダイエットをしてすぐに戻したいという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、体調不良の恐れがあり、インフルエンザなどの感染症も流行しているので要注意です。

少しずつカロリー制限をして、少しずつ体重を落としていくことが望ましいと思います。

では。

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年末年始

みなさんこんにちは。

今年も残りわずかとなってきました。この年末年始は9連休の方もいらっしゃいますよね。

「正月太り」と良く耳にしますが、年末年始で体重が1kg以上増える方はなんと50~70%も占めるそうです。

年末年始となると、お節料理や飲酒の機会が増えるので、この増加率も仕方ないかもしれません。

ここで、体重を増やさないコツを挙げてみます。

  1. 体内時計のリズムを崩さないこと(起床・就寝時間)
  2. 腸内環境を一定にするため、食事をとる時間を規則正しく
  3. 飲酒はほどほどにする
  4. 睡眠時間を一定にする(寝すぎはNG)

つまりは、普段と変わらない生活をおくることが一番ということですね。

これが崩れてしまうと体調も崩れ、流行しているインフルエンザや、仕事始めの体調不良が懸念されます。

楽しい年末年始を過ごすためには、普段と同じ生活を心がけましょう。

みなさん、良いクリスマスと年末年始をお過ごしください。

では。

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ヘルスリテラシー

みなさんこんにちは。

「〇〇〇リテラシー」という言葉がよく聞かれますが、「ヘルスリテラシー」というものもあります。

「ヘルスリテラシー」とは、健康面での適切な意思決定に必要な基本的健康情報やサービスを調べ、得、理解し、効果的に利用する個人的能力の程度を意味します。

近年、東京都の総合健康保険組合で得られた1万260例のデータを調べると、三大生活習慣病の未治療率は、糖尿病50%、高血圧70%、脂質異常症で97%といずれも高い割合を記録したそうです。その原因は、「仕事が忙しい」「健診に関心が低い」「自覚症状がない」「病院の怖さの無理解」などです。

この三大生活習慣病の合併症として肥満が挙げられます。体重減少によってこの三大生活習慣病の軽減が期待されます。

2010年、アメリカではヘルスリテラシー向上のため、2つの原則が発表されました。

1.すべての人が情報を得た意思決定ができるための健康情報を得る権利を持つ

2.保健医療サービスは、わかりやすく、健康・長寿・QOLのためになる方法を提供しなければならない

我々は、このヘルスリテラシーの向上のために、わかりやすく・時間をゆっくりかけて・難しい医学用語を使わずに・現在の体の状態を伝え、患者にダイエット治療の意味を理解していただき、治療へと前進させていただきたいと考えております。

 

では。

 

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養生訓

みなさんこんにちは。

みなさんは「養生訓」をご存知でしょうか?「養生訓」は1713年に出版された、現代の予防医学に通じる先駆的な健康指南書で、貝原益軒によって書かれたものです。貝原益軒は江戸時代の本草学者・儒学者で、この養生訓の中で、健康と長寿はいかに食事が重要であるかということが詳細に述べられており、“長寿十訓”を用いてその当時の養生法が記されています。


1:少肉多葉(肉を控えて、野菜をたくさん食べる)

2:少塩多酢(塩を控えて、酢をとる)

3:少糖多果(甘いものは菓子ではなく果物を)

4:少食多噛(食事の量は少なめで、よく噛んで食べる)

5:少車多歩(車にばかり乗らず、自分で歩く ※江戸時代に車があったのか?疑問ですが)

6:少衣多陽(厚着をせず、日光浴をして動く)

7:少煩多眠(くよくよせずによく眠る)

8:少怒多笑(怒らずによく笑うこと)

9:少言多行(自分を律し、文句を言わずに行動する)

10:少欲多施(自分の欲は控え、周りのために尽くす)

 

このように江戸時代の恐るべき健康法は、現代人のダイエットにも十分応用できる内容だと思います。

興味がある方は、ぜひこの養生訓を読んでみてはいかがでしょうか?

では。

 


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スマートフォン症候群

みなさんこんにちは。

みなさんは「スマートフォン症候群」をご存知でしょうか?スマホの長時間使用による様々な症状の総称です。

このスマートフォン症候群の症状は、

1.ストレートネック→首の骨の配列の生理的変曲がなくなり、真っすぐな状態

2.眼精疲労、ドライアイ

3.手の腱鞘炎(ドケルバン病)

4.VDT症候群→目の疲労、首・肩・腕・腰のコリや痛み

5.うつ症状→頭痛やめまい、不眠、食欲低下

 

この対策として、スマートフォンやパソコンを連続して長時間使用しないことや、30分以上使用したら休憩を取る、使用するときの姿勢、画面に対する目の位置の調整、腱鞘炎対策としては自分の手のサイズに合った機種を選ぶ、などが挙げられます。

またブルーライトの影響で不眠障害が起こる可能性もあるため、暗いところや就寝前のスマートフォン・パソコンの使用は控えた方が良いでしょう。

便利なツールですが、自分の健康のためにはデジタルデバイスから離れる時間も必要ですよ。

 

では。

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暖衣飽食(だんいほうしょく)

みなさんこんにちは。

タイトルの「暖衣飽食(だんいほうしょく)」とは、『孟子』によって「滕文公とうぶんこう上」に書かれた言葉で、衣食に何の不足もない生活のこと、贅沢な生活をすることを指します。

現代の日本は、「飽食」が肥満の原因となっており、さらには「暖衣」で褐色脂肪細胞(BAT)の熱産生が低下し肥満を助長している、と言えます。

アンチエイジング界でも「暖衣飽食は却って命短し」とよく言われています。

満ち足りた生活で自分を甘やかしてしまう人々への戒めとして、肥満治療でもこの言葉をうまく使って、みなさんのモチベーションを上げるべく努力したいと思っております。

 

では。

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