美容と健康に悩む人たちと共に歩む

ストレスとダイエット

みなさん、こんにちは。


少し前から問題になっている「歩きスマホ」ですが、
歩きながら何をしているのかというと、
「LINEなどのメール」が半分を占めるのだそうです。

注意散漫になって、人にぶつかるだけではなく、
ホームに落ちる事故も発生しているようですから、非常に危険です。

改善されずに現状のままだと、もしかすると近い将来、
「歩きスマホ禁止条例」ができるかもしれませんね。


さて、みなさんはダイエットを行っていて、
体重が思うように減らなかったり、過食をしてしまったり、
「ダイエットがうまくいかない」と感じたことはありますか?


つい先日ネットニュースを読んでいましたら、
ダイエットがうまくいかない理由が書かれた記事がありました。


その記事内では、「ストレスがかかっているときほど、
特に女性は、ダイエットを思い立つ傾向がある」
ということが書かれていました。

しかし、結局ダイエットは失敗に終わることが多いそうです。

なぜかと言うと、ストレスフルの状態でダイエットを始めると、
人の「無意識」は、「栄養をためるようにしっかり食べるように」
と命令をしてくるため、自然と過食気味になるとのことです。


もちろん「意識」の中では、「ダイエットをする」という決意がありますが、
このように「意識と無意識」の中では、本能的に命を守ることを優先し、
必ず無意識が勝利をしてしまうため、過食に走り、
リバウンドにつながってしまうのだそうです。


一方男性は、以前このブログにも書きましたが、
ストレスがたまると食欲が低下する傾向にあります。


こういった女性と男性のストレスに対しての傾向から見ても、
やはり女性は力強く、長生きをするようにできているのだなと
感じています。


日々色んな女性を診察していて、
ストレスがたまっているなと感じられたときは、
ストレス要因となっているものを取り除き、
ダイエットのタイミングを慎重に考えなければならないということを
つくづく感じさせられました。


では。





































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オキシトシン

みなさん、こんにちは。


日本周辺の二酸化炭素濃度が過去最高を更新したというデータが
気象庁より公表されました。

二酸化炭素の増加が地球の温暖化につながっていきますので、
未来の子どもたちのためにも、身近で家庭でできる対策を講じていきたいものです。


さて、みなさんは「オキシトシン」というホルモンの話を
聞いたことがありますか?


オキシトシンは本来、脳下垂体後葉から分泌されるホルモンで、
子宮を収縮させて出産を促すほか、出産したあとに、
母乳の合成と分泌を促します。

オキシトシンはこの10数年ほどで研究が進み、
母親だけが出すものではなく、母親になっていない女性も男性も、
年齢も関係なく分泌されることがわかってきました。

また、母乳を出すように促すだけではなく、
母性愛と関係すること、さらに信頼や男女の愛情と関係して
分泌されることもわかってきたのです。


このように、人に親切にしたり、触れ合ったりすることで
分泌がさかんになることから、別名「幸せホルモン」や、
「愛情ホルモン」とも呼ばれています。


オキシトシンの効果は、「人への親近感・信頼感が増す」
「ストレスが消え、幸福感が得られる」「血圧の上昇を抑える」
などです。


ネット上ではオキシトシン点鼻スプレーや、
タブレットなどが流通しているようですが、
これらを使用すれば、オキシトシンの効果を得られるか?
ということについては正直わかりかねます。


オキシトシンは冒頭でもお話した通り、
周囲の方に親しい気持ちで接したり、
愛する人やペットなどにスキンシップをとることで分泌されますので、
自分自身へのオキシトシン効果を得られるだけではなく、
家族、仕事、友人などの人間関係が良くなるのではないかと思います。


この効果を見込んで周囲の人に接するのも良いと思いますが、
自然発生として優しい気持ちで接していきたいものです。


では。


























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摂食障害

みなさん、こんにちは。


先ほど都内は急に雷雨となり、
まさにゲリラ豪雨といったところでした。

そのあとすぐに雨は止み、今では晴れ間もありますが、
竜巻注意報も出ていたようです。


さて、ダイエット目的で党員に来意される方の中に、
稀に「睡眠関連食行動」や「夜間摂食症候群」と呼ばれる
病気の方がいらっしゃいます。


このような病気を持っている場合、
ダイエット治療が難しいと言われています。


この病気を詳しく説明すると、

【睡眠関連食行動障害】
 夜眠っている間に、無意識に食べたり飲んだりしてしまう病気。
 脳が眠った状態での行動なので、朝目覚めてからも飲食の記憶がない。

【夜間摂食症候群】
 夜目覚めて、完全に覚醒した状態で飲み食いをして、
 朝起きても飲食をした記憶がしっかりとある。


睡眠関連食行動障害に対しての治療は、
睡眠薬などが原因であれば、その薬を止めて、
心療内科への受診をすすめます。

また、今までの無理なダイエットの反動でも、
この病気は発症する可能性があるので、
無理なダイエットも止めるように促します。

この病気の方は睡眠障害のうち、0.5%と少ないものの、
その大半を女性が占めています。


ダイエット中にこの病気を発症した場合は特に要注意とされており、
夜間の飲み食いを自制できなかったことに負い目を感じて、
嘔吐をしたり、次第にうつ状態に陥ってしまうことがあります。

夜間摂食障害に対しての治療は、
徹底したカウンセリングの中で「食べないと眠ることができない」
という習慣をどう断ち切るかが大切です。


いずれの病気にしても、無理なダイエットをしている方、
特に若い女性に対しては、十分に注意を払うよう指導をしています。


また、ストレスや喫煙、アルコールも原因のひとつとなりますので、
うまくストレスを発散する方法を見つけ、
タバコやお酒もほどほどにしていきましょう。


では。
































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食欲

みなさん、こんにちは。


フィギュアの浅田真央選手が来季の休養を発表しました。
まだ引退まで決意をすることはできなかったようで、一旦休養となったようです。
一度ゆっくり休んで、協議から離れた生活を送っていく中で、
ご自身なりに納得のいく答えを出すことができればいいのではないかと
個人的には思います。


さて、満腹と空腹は、血液中のブドウ糖と体内の脂肪が分解されてできる、
「遊離脂肪酸」の濃度によって決定されます。


また、満腹を感じる満腹中枢と、空腹を感じる摂食中枢は、
間脳の視床下部にあります。


空腹感は様々な活動によって体内のエネルギーが消費されると、
血糖値が低下し、体に蓄えられた脂肪を分解して
エネルギーを作り出そうとします。

この脂肪を分解するときにできるのが、遊離脂肪酸です。


遊離脂肪酸が血液中に増えてくると、
この情報が摂食中枢に送られ、空腹感となって、
エネルギーの補給を促します。

食事と食事の間にちょっと小原がすいたというのは、
余計な体脂肪が燃えようとする時間なのです。

ここで20分ほど我慢をすると、脂肪酸がエネルギーとして使われ、
空腹感も消えていきます。


このことを理解しておけば、
「我慢できずについ間食をしてしまうのか、
我慢をして志望を消費するか?」この究極の選択にも
打ち勝つことができるのではないでしょうか?


自分にとって優先事項は何か、よく考えてみましょう。


では。




























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健康マーク

みなさん、こんにちは。


さて、みなさんは“中食(なかしょく)”という言葉をご存じでしょうか?


中食とは、スーパーやデパ地下で販売されている惣菜や、
コンビニで販売されている弁当のことを指します。

この中食は、便利で簡単に購入できることから、
利用する方もどんどん増えています。

みなさんも利用されたことがあると思います。


既存のコンビニ弁当が栄養面から考えたときにどうなのか、
当院の管理栄養士に聞いたところ、
中には高カロリーのものや、栄養価が偏っているものもあり、
難敵な部分があるということでした。


今までスーパーやコンビニでは、
「トクホ(特定保健用食品)」と呼ばれる、
消費者庁の許可を受けた食品がありましたが、
飲料水や加工品に限られていました。

このトクホマークを自然の食品を使った弁当に適応することは
基準が難しく、不可能と言うのが現状だったようです。


そこで厚生労働省がコンビニ弁当や総菜をより健康的なものにし、
バランスのとれた“健康的な食事”に認証マークをつける検討を
しているとのことです。


その“健康な食事”と判断する基準ですが、
これまであった、成人が一日に必要とするカロリーではなく、
1食あたりに必要とするカロリーを新たに策定し、
これを基準とするとのことでした。


この基準をクリアした弁当や総菜に、
“健康マーク”をつけ、健康増進や生活習慣病を減らし、
医療費の削減につなげるという考えのようです。

この厚生労働省の狙いと、中食産業の戦略も合致したのでしょう。


痩身治療に携わる人間としては、
この健康マークの導入検討は非常に良いことだと思っています。


早く健康マークのついたコンビニ弁当を食べてみたいものです。


では。





















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会社員のストレス発散法

みなさん、こんにちは。


今日は山梨県の甲府で31℃を観測したそうです。
この前のブログで今年の夏はエルニーニョ現象の影響で
冷夏の予想だと書きましたが、
こうも暑いと本当に冷夏になるのか
疑わしくなってきてしまいます…。


さて、5/10のYahooビジネスニュースで、
20歳代~40歳代の会社員を対象にした、
“今ドキ会社員の仕事のストレス発散方法トップ5”
という記事がありました。


トップ5は以下のようになっています。


 第1位 美味しいものを食べる(61.7%)
 第2位 寝る(60.4%)
 第3位 買い物(44%)
 第4位 お酒を飲む(43.2%)
 第5位 家族と過ごす

第1位の「美味しいものを食べる」と答えた年齢は、
20歳代が73.3%、30歳代が61.2%、
40歳代が50.5%とのことです。


ダイエットという面から考えると、
いずれも適度であれば問題ないのですが、
ストレス解消のために頻繁に美味しいものを食べる、
お酒を飲む、そして過剰に寝るというストレス発散は、
おすすめできない方法です。


やはり食べて寝てストレスを発散するのは、
生活リズムが崩れやすく、ダイエットを妨げる原因になるうえ、
生活リズムの乱れがストレスに繋がるという悪循環に陥る可能性もあります。


スポーツや運動をしていてストレスを発散するという方法が
このトップ5に入っていないことを考えると、
肥満傾向がこの日本でも上昇するのではないかと懸念しています。

では。




















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TNF-α

みなさん、こんにちは。


先週末は各地で夏日となり、この夏も猛暑になるかと思いましたが、
6月は大規模なエルニーニョ現象により、
長雨や低温の日が続くそうです。

寒暖の差がある日々が続くと、体調を崩しやすくなりますので、
体調管理には十分に気をつけたいものです。


さて、以前もこのブログで脂肪細胞のお話をしましたが、
脂肪細胞は日々様々な物質を作って血中に分泌しています。

この物質を「アディポサイトカイン」と言います。

アディポサイトカインには、善玉と悪玉とがあり、
善玉のアディポサイトカインは、「アディポネクチン」と呼ばれ、
「糖新生、脂肪合成抑制、脂肪燃焼促進、抗炎症作用、
酸化ストレス低減作用」と、ダイエットを良い方向へ持っていく効果があります。


一方、悪玉のアディポサイトカインは、
内臓脂肪の蓄積によって血液中に過剰に分泌され、
健康に悪影響を及ぼします。

この悪玉のアディポサイトカインのひとつに、
「TNF-α」というものがあります。


「TNF-α(Tumor Necrosis Factor-α):腫瘍壊死因子」と呼ぶもので、
はじめは癌細胞を殺す物質として発見されました。


しかし研究が進むにつれ、この物質が肥満患者の脂肪細胞から分泌されると、
酸化ストレスを亢進させ、インスリン抵抗性やBMI・腹囲・中性脂肪値・
拡張期血圧(下の血圧)をアップさせるなどの
悪影響を及ぼすということがわかりました。


中には、ショウガエキスがこのTNF-αの血中濃度を下げる働きがあるという
報告もあるようですが、医学的根拠はまだありません。


善玉である、「アディポネクチン」の分泌を増やし、
内臓脂肪を減らすことが悪玉アディポサイトカインの減少につながるのです。


アディポネクチンの増加と、内臓脂肪を減らすには、
やはり普段の生活習慣、特に食生活の改善が大切なのです。


では。






















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おからパウダー

みなさん、こんにちは。


本日5月9日は「アイスクリームの日」なんだそうです。
今日の東京はアイスクリームでも食べたくなるような青空です。


さて、以前このブログでもお話しました“おから”ですが、
最近このおからを粉末状にした、“おからパウダー”
を使ったダイエットが流行っているようです。

どのようにおからパウダーを使用するのかというと、
スプーン1杯分をお味噌汁などの汁物に溶かしたり、
調理の段階で混ぜたりするという方法のようです。


そもそもおからは100g当たり89kcalとローカロリーで、
レシチン、リノール酸、食物繊維が豊富に含まれていますので、
ダイエットや便秘の改善には持ってこいの食材だと思います。

ですが、おからパウダーを料理に入れて、
あとは何を食べてもいいというわけではありません。

サプリメント同様、足りない栄養素を補う補助食品として考え、
一日の総摂取カロリーを考えた、バランスの良い食事が大前提です。


当院に通院されている患者様の中でも、
おからパウダーを取り入れている方がいらっしゃいますが、
おからの便秘改善効果と足りない栄養素の補助として、
上手に三食の食事に取り入れていらっしゃいます。


また、こういった単品の食材や品物がピックアップされてしまうと、
確かな情報や自分自身に合う合わない関係なく、
極端な単品ダイエットが流行ったりしてしまいますが、
以前から何度もお話しているように、まずは自分自身の生活習慣と
食生活を見直し、それに見合った正しいダイエットを取捨選択することが大切です。


では。

















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見た目

みなさん、こんにちは。


今週末11日の日曜日は「母の日」ですね。

ある調査によると、母親がもらいたいと思っているものと、
子どもがあげようと思っているものとでは違いがあるとのことです。

ちなみに母親がもらいたいと思っているものは、
手紙やメッセージカードだそうで、
今年の母の日は一言でも構わないと思いますので、
手紙を添えてみてはいかがでしょうか?


さて、ダイエットをしていて周囲の人から「痩せたね」と言われると、
嬉しくなり、モチベーションは上がりますよね。


最近、ダイエット中の女性に、
「女性の友人、男性の友人から痩せたねと言われますか?」
という質問をしています。

そうすると、女性の友人はあまり気づいてもらえない
という声を多く聞きます。

私はその回答に対して、
「一般に4kgほど体重が落ちれば、大抵の方は気づきます。
おそらく女性は痩せた友人を目前にして、
体調を心配する声はあるかもしれませんが、
痩せたねとは言わないでしょう。
女性心理というものは難しいところがありますよね。」
と笑い話になっています。

一方、男性は「痩せたね」と素直に言ってくれるケースが多いようです。


女性は男性からの評価はもちろんのこと、
それ以上に同性からの評価を気にしているのだと思いますが、
やはり女性同士、ダイエットや美容、ファッションのことになると
男性からでは計りかねない、シビアな面があるのでしょうね。

しかし、ダイエットは自分自身のモチベーションを持続させることも大切ですので、
周囲から素直に「痩せたね」と評価してもらいたいものですよね。


では。




















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時間栄養学

みなさん、こんにちは。


今日の東京都心は今年初の夏日になったのだそうです。
明日からのゴールデンウィーク後半戦も
天気が良く、気温が高い日が続くそうなので、
熱中症にも注意が必要です。


ダイエットにとって、1日に必要な摂取エネルギー量を知って、
バランスの良い食事をする、質の良い睡眠をとるなど、
規則正しい生活を送ることは大切です。

しかし、この現代社会では、特に、
女性も社会進出をしていることが多いため、
そのように規則正しい生活を送ってダイエットをしようとしても、
なかなか難しい部分があります。

当院でもそのような状況下の方がダイエットをしようと考え、
来院される方が多いです。


太ってしまった原因はどこにあるのかを知るために
普段の食生活を伺ってみると、
朝食の欠食や、夜遅い時間の食事、深夜勤務などによる
生活リズムの崩れなどというところに原因がある方がほとんどです。


最近、当院の管理栄養士と話をしていると、
食事は1日の摂取エネルギー量やバランスだけではなく、
「どの時間帯に食事をするのか、食べるスピードや
食べる順番」なども非常に大切なのだという意見がありました。

この栄養指導のことを“時間栄養学”と呼びます。

例えば、朝食を食べることで、
以前このブログでも書いた、時計遺伝子を正常な状態にリセットしてくれることや、
朝食は、食事をとることで消費されるエネルギー「食事誘導性熱産生」が高く、
体温も上がりますが、夜食はこの食事誘導性熱産生は最も低く、
さらに、脂肪をため込む性質を持つBMAL1が最も活発になる時間帯のため、
太りやすくなってしまいます。


こういったことから当院では、現代社会で働く方たちへのダイエット法として、
夜遅い食事には「分食」をおすすめし、
21時以降は食べないこと、食べるスピードと順番は、
急激な血糖値の上昇を防ぐため、ゆっくり時間をかけて噛んで食べて、
炭水化物を食べることなどの指導を行っています。


この「時間栄養学」という言葉をまだ聞き慣れない方がほとんどだと思いますが、
上記のような内容をもって、正しいダイエットを行って頂きたいと思います。


では。


























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