養生訓 |
みなさんこんにちは。
みなさんは「養生訓」をご存知でしょうか?「養生訓」は1713年に出版された、現代の予防医学に通じる先駆的な健康指南書で、貝原益軒によって書かれたものです。貝原益軒は江戸時代の本草学者・儒学者で、この養生訓の中で、健康と長寿はいかに食事が重要であるかということが詳細に述べられており、“長寿十訓”を用いてその当時の養生法が記されています。
1:少肉多葉(肉を控えて、野菜をたくさん食べる)
2:少塩多酢(塩を控えて、酢をとる)
3:少糖多果(甘いものは菓子ではなく果物を)
4:少食多噛(食事の量は少なめで、よく噛んで食べる)
5:少車多歩(車にばかり乗らず、自分で歩く ※江戸時代に車があったのか?疑問ですが)
6:少衣多陽(厚着をせず、日光浴をして動く)
7:少煩多眠(くよくよせずによく眠る)
8:少怒多笑(怒らずによく笑うこと)
9:少言多行(自分を律し、文句を言わずに行動する)
10:少欲多施(自分の欲は控え、周りのために尽くす)
このように江戸時代の恐るべき健康法は、現代人のダイエットにも十分応用できる内容だと思います。
興味がある方は、ぜひこの養生訓を読んでみてはいかがでしょうか?
では。