言葉のクロッキー

本とかテレビその他メディアから、
グッと感じた言葉・一文などを残してゆきたい。
その他勝手な思いを日記代わりに。

信州 桜爛漫

2022-04-14 | 旅行
信州の桜を見に2泊3日のバス旅に参加した。
3日とも殆ど快晴の天気に恵まれ南の風が吹き、気温も25度を超えていた。
地元を出発して先ず諏訪湖。
諏訪の桜は未だのようで、湖を30分近く周回したけれど花の色は殆ど無かった。
波もなく、穏やかな湖面を滑るように進む。厳冬期には全面結氷するというのが
嘘みたいな風景だ。船着き場あたりの公園は広々とした芝生になっており、
この日は人影も閑散としていた。人よりも鴨のほうが多かったかもしれない。

海とは全然違い、静かで眠くなるような景色だった。
蓼科に行く。
標高が高いだけあって空気感が違う。たくさんの木立。やっと雪から抜け出た感じで
若葉とはほど遠い。でも快適な肌感覚だ。都心のゴミゴミした生あったかさというのはまるでない。自然の爽やかさは素晴らしい。

高遠城址公園に行く。高遠に近づくにつれ山々や畑、民家の軒先に咲く桜の花が
増えてくる。着いた城址公園は満開の桜で埋まっていた。遠くに冠雪した千丈岳。

南アルプスの山々。満開の桜が青空に映えてどこを見ても絵になる。


松本城に行く。天守閣まで昇る。床はピカピカに拭かれて滑り易い。急な階段をビクビクして天守閣へ。松本の町が良く見渡せた。風が心地よかった。

白馬に泊まった翌日は上田へ。


途中里山の村々をいくつか過ぎるけれどこんもりとしたさほど高くもない山々に山桜がいっぱい咲いていて楽しめた。

小諸城址・懐古園に着く。ここも桜が満開。


ここは数種類の桜が植わっていて微妙に花色も、枝ぶりも異なっていて見事だった。神社に風に吹かれて花びらが舞い散り一部の桜はいくらも経たないうちに葉桜になるようだ。

この旅を終えた翌日から天候は崩れ、10度近く気温は下がった。
天候と桜には奇跡的ともいえる恵まれた旅だった。

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