つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

京都・だるま寺

2013年08月30日 | 旅行

先日、京都のだるま寺を訪ねた時の写真です。

だるま寺というのは通称で、正式には法輪寺。JR山陰線円町(えんまち)駅から5分ほど歩いたところにある、禅宗(臨済宗妙心寺派)のお寺。境内にたくさんのだるま像があることで有名です。

ちょうどフヨウが咲き始めていました。

だるま寺の境内。

 

だるまの石像。

 

お寺の人が水まきをしたので水滴がかかっていました。

 

観光客もそれほど多くない、ひっそりしたお寺です。

 

フヨウは朝咲いて夕方にはしぼむ1日花。

現世のはかなさを象徴するかのようです。それでもこの時期、毎日新たな花が咲き、華やかに庭を彩り続けます。

過ぎゆく夏を惜しむかのように…

 

境内の達磨堂。「七転八起」の扁額がかかっています。

人生そうありたいものです。

 

堂内に並ぶ、全国から奉納された約8000体のだるまさん。

「おさいせん」と書かれているのが、何ともユーモラス。

 

いろいろなだるまさん。

 

こちらはおなじみの顔。

「七転八起」できるように、おさいせんをあげて拝みました。

 

本堂の前には美しい庭があります。

 

縁側に置かれた牛の像。

禅宗は牛とかかわりが深く、絵画に描かれています。

 

以前見た絵では、

「牛を探しに山へ入る」「牛を見つける」「牛は消え自分だけが残る」「自分もなくなる(空)」「百花繚乱、花咲く世界」「人々に教えを告げるために山を下りる」

という、禅宗における修行の各段階が描かれていました。

それにしてもきれいな、可愛い牛さんですね。

 

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

     EF24-105mm f/4L IS USM