ニコン「D600」(写真はフリー画像)について、黒い点が写りこむ“ゴミ問題”が中国のTVで取り上げられ、中国での販売が中止になりました。
「D600」ユーザー、あるいは少しカメラに詳しい人にとっては、もう済んだと思っていたのに… という話です。
内外のネットでさんざん取り上げられ、ニコンは今年2月26日、公式に対応(ニコンのサポートページ)。
また2013年10月には、ゴミ問題対策済みの(公式表明はありませんが)後継機「D610」が発売され、「D600」はすでに生産終了しています(ニコンのページでは旧製品となっています)。
売られていたとしても在庫分でしょうから、ニコンにそれほどダメージになるとは思えません。
中国としてもそれは承知で、実質的には影響が軽微でイメージ的には大きいネタとして取り上げたのかも。
メディアの受け止め方は、「外資叩きの恒例行事」というのが大勢(すべてそうではありません。関連記事参照)。
どう受け止められるにしろ、「Df」で人気を博して勢いに乗っているニコンとしては、いささか苦々しい思いであろうことは確か。
個人的には… 中国から回収された「D600」がネットで安売りされないかな… などと。(いえいえ、そんな不謹慎なことは、考えていません)
関連記事
・『外資たたき?中国でニコンD600販売中止』(読売オンライン)
・『ニコン一眼レフ、中国で販売停止 D600、TVで批判』(朝日新聞デジタル)
・『中国:「外資たたき」の影も ニコン一眼レフ販売中止』(毎日新聞)
・『一眼レフの販売停止を要請 ニコンが中国の量販店に』(msn産経ニュース)
・『中国、日本製品を批判 国営メディアでニコン標的 』(日経新聞)
・『標的ニコン「対応進める」 中国国営テレビの日本製品批判受け 』(日経新聞)
・『中国でニコン製品批判強まる 繰り返される“外資たたき”』(gooニュース・フジサンケイビジネスアイ )
・『中国国営テレビ、ニコンとアリババを標的に-消費者保護デーで 』(ウオール・ストリート・ジャーナル)