マイクロフォーサーズ陣営が最近、とんでもなく高性能なレンズを次々に出しているので、いったいどうなるんだろうかという感じを持っています。
最近ではパナソニックの「LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2 ASPH. / POWER O.I.S.」が出色でしたが、このたびオリンパスが発表した「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」(11月下旬発売)がものすごいレンズという噂です。
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO。(テレコン付き)
写真のボディーはOM-D E-M1。新しいテレコンバーター「M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14」がついています(大阪・梅田の新製品体験イベント「OLYMPUS Photo Festa 2014で撮影)。
レンズ単体で35mm判換算80-300mm。テレコンを付けると望遠側が420mm(35mm判換算)まで伸びます。
80~300mm F2.8通し。フルサイズなら相当大きく重いレンズになるでしょう。写真で見るとデカイとはいえ、重さ760g。片手で軽々。
軽さもメリットですが、高品質画像が海外サイトから絶賛されています。
最初に驚いたのが「pen3de」の作例(デジカメinfoに翻訳)。
野生動物を写した写真のシャープなこと… マイクロフォーサーズとは信じがたい画質です。
「pen3de」筆者は「カミソリのような切れ味だ」とコメント。
simplyROBIN なるサイトでも絶賛。(デジカメinfo翻訳)
こうなると、このレンズを中心にシステムを組むことも選択肢の一つとして考えられます。実際、大阪・梅田の「OLYMPUS Photo Festa 2014(10/4、10/5)」で聞いたスタッフの人の話では、このレンズがあるから(発売されるから)オリンパスのカメラを選ぶ、という人もあるとか。
「マイクロフォーサーズでは最高のレンズ」という評判。
オリンパスは、レンズにこだわってきたメーカーだけあって、やりますね~
こちらはテレコンなしでOM-D E-M5 につけたM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
いずれもオリンパスの新製品を紹介するイベント(10/4 大阪・梅田の阪急ビックマン広場)で見てきました。
OM-D E-M1シルバーモデル。これもいいなあ。
フイルムカメラを思わせるメタリックな上部。
ある程度以上の年齢層にはたまらない魅力。「そうだ、こういうのが欲しかったんだ…」
これとM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROは最高の組み合わせかも。
新製品「PEN Lite E-PL7」。
イベントのメインはこの新型PENのようでした。
PEN Lite E-PL7。PENの最上位機「PEN E-P5」と似たフォルム。
特長は液晶が下に180度開くこと。自分撮りに適したスタイルだそうです。
追加されたアートフィルター「ヴィンテージ」と「パートカラー」が気に入りました。
「パートカラー」は一つの色だけでなく、別の色も残す細かな設定ができるのでプロの評価も高いようです。