つれづれ写真ノート

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アートアクアリウム展2015

2015年01月20日 | イベント

アートアクアリウム展」が、今年も大阪・阪急うめだ本店 9 階で開かれています(1/9~3/2)。

和風のデザインの水槽を使い、さまざまな照明で金魚の美を楽しむアートイベント。昨年、京都・二条城では、28万人以上を集めたそうです(2014年10/24~12/14、京都新聞参照)。

 

昨年は、同じ阪急の会場でソニーRX100を使って撮っています。(2014年2月21日23日の記事参照)

今年はキヤノンEOS 6D、EF16-35mm F4L IS USMで撮ってみました。

 会場内での通常の写真撮影はOK。動画、三脚は不可。非常に暗いコーナーがある半面、照明がまぶしい被写体もあるという状況で、シャッター速度優先AE(絞りF4~F13、1/80秒~1/125秒)、ISO800~6400と、かなり幅のある露出設定に。

 

入り口にある、額縁式のアート水槽「ゼンアクアリウム」。

ここは、昨年とほとんど同じ構図に(我ながら進歩がない… というか、他に撮りようがないんですね)。

 

暗闇の中、透明なキューブの中で泳ぐ「もみじ琉金」(「金魚コレクション」コーナー)。

このコーナーでは、たくさんの珍しい品種が展示されています。

 

レーザー光線に浮かび上がるクラゲ。

金魚ではないのですが、面白いですね。宇宙空間をただようクラゲをイメージした、関西初登場の「スペースジェリウム」。(実際はもっと暗いです。現像時に明るく補正)

 

フラワーアレンジメントがあしらわれた作品。

 

大阪では初お目見えの「ビョウブリウム」。

金魚が泳ぐ屏風型の水槽に、プロジェクションマッピングで日本の花鳥風月を映し出します。

 

アップにすると、こんなふうに金魚が泳いでいます。キラキラ光る金魚と、その影が屏風に映る様子がとても日本的。

 

広角ズームを持ってきたのは、この作品を撮るため。下のサムネイルをクリックすると拡大画像になります。

 ←サムネイル画像(クリックで拡大)

 

富士山が現れました。

 ←サムネイル画像(クリックで拡大)

 

秋の月夜。きれいですね。

 ←サムネイル画像(クリックで拡大)

 

流水模様の上を渡っていく鶴の影。

 ←サムネイル画像(クリックで拡大)

時折、激しい雨の音がして、雷が鳴ったり…

日本の四季が情緒たっぷりに表現されていました。一見の価値あり。

 

さて今回の目玉、関西初登場の巨大金魚鉢「大奥」。

中央の大金魚鉢から下の金魚鉢に水が滴り落ち、色彩も赤から青などに変化します。大勢の女性が美を競い合う“大奥”を表現しているとか。

 ←サムネイル画像(クリックで拡大)

 

何ともはや、派手な仕掛けです。

 

「新江戸金魚鉢」。

 

時間とともに色が変わります。その様子を一枚の画像にしてみました。

「新江戸金魚鉢」の色の変化。

 

「サンタ マリア デル ペッシェドーロ --- 金魚の聖母」のコーナー。

金魚を思わせる赤いガラス壺はヴェネツィァで製作されたもの。

前に並べられた水盤に、色々な金魚が展示されています。手前は「赤出目金」。

 

「高頭丹頂」。

 

「彩錦」。

 

「柳出目金」。

 

「獅子頭琉金」。

 

「水泡眼」。

 

「キャリコ蝶尾」。

緑の藻の間を涼しげに泳ぐ様子は、一足飛びに夏が来たよう。

 

「ギヤマンリウム」。プリズム効果を利用した幻想的な作品。

 

ビ―玉で飾られた「黒ランチュウ」。

 

「カレイドリウム(万華鏡)」。所々埋め込まれた三角形のレンズを覗くと、金魚がそばを通った時に万華鏡のような幾何学模様が見えます。

 

カラフルな水槽で、たくさんの金魚を眺めているだけでも楽しい。

 

真っ赤に染まったり、

 

青みが増したりと、絶えず変化。

 

こうした極彩色の光を当てられて、金魚はストレスにならないのだろうか… 

ふと、そんなことも思いました。

それなりに配慮・管理はされているのでしょうけど…

 

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関連記事

 ・アートアクアリウム展 Part 1 (2014年02月21日記事

 ・アートアクアリウム展 Part 2 (2014年02月23日記事

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撮影カメラ・レンズ

   EOS 6D

    EF16-35mm F4L IS USM

   (画像は一部トリミングしたものがあります。RAW現像時に明るさを調整)