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EOS 5D IV セミナー 大阪追加開催

2016年09月02日 | カメラ

キャノンの新しいフルサイズ一眼レフ「EOS 5D Mark IV 」が体験できる「EOS 5D シリーズ スペシャルセミナー」が全国で開催中です。

キヤノンから先ほどキヤノンフォトサークル会員あてに届いたメールによると、8月28日に終わっていた大阪での開催が、ファンの要望により9月10日に追加開催されることが決定したそうです。

 

EOS 5D Mark IV 」。

 

追加開催概要は以下の通り(キヤノンのページより)。

 

こういうイベントで、追加開催は異例では。

それだけ、注目度が高いということでしょうか。

 

個人的には、「キヤノンデジタルハウス梅田」ですでに実機を触っているので(9/2記事)、行くかどうしようか迷っています…

 


キヤノン EOS 5D Mark IV を触ってみた

2016年09月02日 | カメラ

キヤノンが8月25日に発表した、フルサイズデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark IV」(9月8日発売)。(ニュースリリース

大阪でのスペシャルセミナー(8月28日)には所用で行けなかったので、「キヤノンデジタルハウス梅田」で先行展示されていた実機を触ってきました。

 

EOS 5D Mark IV 」(キヤノンデジタルハウス梅田で)。

 

キットレンズの「EF24-105mm F4L IS II USM」(10月下旬発売予定)がついていました。

 

新しい定番標準ズームとなる「EF24-105mm F4L IS II USM」。すっきりした外観で「Mark IV 」とのバランスはよさそうです。

 

EOS 5D Mark IV 」のボディー自体は、前モデルの「 EOS 5D Mark III 」より60g 軽くなっています。サイズもわずかにコンパクト。個人的には持ちやすいと感じました。

一方、レンズは前モデルの「EF24-105mm F4L IS USM 」より125g 重くなりました。

なので、持ってみると、それなりの重量感はあります。

 

AF、着実な進化

背面。液晶画面の右側に測距エリア選択ボタンが新設されました。

 

測距エリア選択ボタン 

測距エリア選択ボタン(赤丸)(キヤノンのページより)。

ボタンカスタマイズで割り当てることで、測距エリアのダイレクト切り換えが可能になります。

展示機はカスタマイズされない状態だったので、ダイレクトではなく、ボディー右肩のAFフレーム選択ボタン( 「AFフレーム選択ボタン」の画像検索結果 )を押してから測距エリア選択ボタンを押し、測距エリアを変えるようになっていました。

 

形は違いますがAPS-C機「EOS 7D Mark II」の測距エリア選択レバーと同じ機能ですね。

ファインダーをのぞきながらエリアを変えられるので便利です。

「EOS 7D Mark II」の測距エリア選択レバー。

 

下図は測距エリア(キヤノンのページより引用)。

「5D Mark III 」にはなかった「ラージゾーンAF」が新設され、7つに。これらは「EOS 7D Mark II」「EOS-1D X Mark II」と同じです

AFセンサーはフラッグシップの「EOS-1D X Mark II」に搭載されているのとほぼ同じ。61点高密度レティクルAF IIを採用しているとのこと。

測距点が縦に広がったとはいえ61点のままなのは少し残念。もう少し測距点を増やして欲しかった気はしますが、全点がF8 測距に対応、低輝度限界も前モデルのEV -2 からEV -3 に(ライブビュー時はEV -4 に!)なるなど着実な進歩です。

 

軽くソフトなシャッター音

ともかくシャッターを切って試写。7コマ/秒の連写も試してみました。

「5D Mark III 」の連写が「カタカタ」と硬い音なのに対して、軽く柔らかな感じ。

徹底的にカメラショックを抑えた高画素機「5Ds 」に似た、ソフトで良いフィーリングです。

 

キヤノンによると連写時の連続撮影可能枚数は、記録画質がJPEGラージ/ファインで約110枚、RAWで約17枚、RAW+JPEGラージ/ファインで約13枚。この日、RAW+JPEGラージ/ファインでシャッターを押しっぱなしにしたところ14枚連続で撮れました。

 

再生画像。

 

拡大したところ。

いい描写のようですね~

たしかに液晶画面は明るくてきれいですが、「5D Mark III 」の2230万画素から3040万画素になった精細感の違いまでは見分けられません。デ―タ持ち帰りができるようになり、色々なレビューが出るまで待たないと…

高感度性能についても同じ… (出始めたネットのレビューでは、そこそこ好評)

 

タッチパネルになったので、再生画像を指で簡単に拡大・縮小できます。ピントを確認するのに便利。

もちろん前後のコマ送りも指でOK。

 

ライブビュー画面にしたところ。

ライブビューではデュアルピクセル CMOS AF の採用によって、スムーズなAFが可能に。

 

タッチしたところに四角のAFエリアが表示されます。

この状態で普通にシャッターボタンを押してもいいですが…

 

画面左下のアイコンをタッチすると「タッチシャッター:する / しない」が切り替えられ、タッチだけでシャッターが下りるようにもできます。

メニュー画面のさまざまな設定もタッチ操作でできます。

 

スマホやミラーレス機では当たり前の機能とはいえ、プロ・ハイアマチュア向けの5D シリーズでタッチシャッターが出来るなんて、「イージー過ぎる」と言う向きがあるかも…

 

◆ “重い” デュアルピクセルRAW データ

さて、注目を浴びているEOS 5D Mark IV の新しい記録画質「デュアルピクセルRAW(DPRAW)」。

DPRAW で記録した画像は、解像感補正、ボケシフト、ゴースト低減という3つの後処理が可能になるとのこと。(RAW現像ソフトDigital Photo Professional 4で次回ソフトウエアアップデーター公開時に対応予定)

とりわけ解像感がアップするのがうれしいところです。

 

メニュー画面から設定するようになっており、試みに、このDPRAW で連写してみました。

想像通り、データ量が大きいので連写速度・枚数ともガクンと落ちます。

通常のRAW+JPEG で14枚連続で撮れたものが、DPRAW だとほんの数枚に。さらに書き込み時間もかなりかかります。

これでは、スポーツのような動きものをバシャバシャ撮るには不向きですね。

 

何が何でもピントで失敗できない、あるいは究極の解像感を求める、というような状況で、満を持して使う機能のように思います。

ただ、こういった“隠し技”のあるカメラは魅力的。

「最後は DPRAW という 強~い味方があるもんね」と自信を持って撮影に臨めそう。

 

ほかに4K動画対応など、機能満載のEOS 5D Mark IV 。買って損はない、バランスの良いカメラでしょう。

もちろん、フトコロ次第ではありますが… 

 

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撮影カメラ    ソニーRX100

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