4月1日に京都の桜を撮ってきました。
枝垂れ桜は散り始め、ソメイヨシノはほぼ満開でした。
最初に訪ねたのは上京区の今出川通から少し北へ入った日蓮宗のお寺・本満寺。
あまり知られていませんが、ここには1本の大きな枝垂れ桜があります。
少し見ごろは過ぎていたようですが、大きさに圧倒されました。
満開の頃なら快晴の青空をバックに、さらに映えると思います。桜は花期が短くて、ちょうどそのタイミングに合わせるのが難しいですね。
次は観光客でにぎわう高台寺のあたりへ。
高台寺の前の「ねねの道」。
京情緒のある小物を扱う店が並んでいます。
本物の舞子さんではなくて、着付けをしてもらって記念写真を撮る娘さんたちのようです。
きれいですね。
高台寺の枝垂れ桜。ちょうど満開、見事でした。
高台寺を出て、人の流れについていくと自然に円山公園の方へ出ます。
花見の頃にライトアップされる、有名な枝垂れ桜があります。
初代の枝垂れ桜が樹齢約200年で枯死したあと植えられた二代目。しかし、環境悪化で樹勢が弱り、一時は痛々しいような姿でした。
見たところ枝の数も多くなり、少しは樹勢が回復したのかな、という印象を受けました。
ただ、前にはなかった、鉄の棒のようなものが幹のそばににょっきり伸びています。避雷針? すごく目障りです。
花見客や露店でにぎわう円山公園の坂を下り、八坂神社を経て祇園へ。
花見小路のつきあたりにある、京都で一番古い禅寺・建仁寺を訪ねました。
「本坊」前の桜。
こちらは「浴室」の前の枝垂れ桜。「浴室」は重要な修行の場だそうです。
京都のお寺の内部は撮影禁止のところが多いですが、ここは受付で「撮影OKです」と声をかけてくれます。
キヤノンが寄贈した高精細複製画が飾られている関係でしょうか。とにかく撮り放題。ありがたいことです。
俵屋宗達の「風神雷神図屏風」(国宝、複製)。
海北友松の「雲龍図襖」(重文、複製)。
海北友松の「竹林七賢図襖」(重文、複製)。
「法堂(はっとう)」の天井には双龍図があります。
正面の須弥壇には本尊釈迦如来座像と脇侍迦葉尊者・阿難尊者。
天井には平成14年(2002年)、創建800年を記念して、小泉淳作画伯による双龍が描かれました。圧倒的な迫力ですね。
小書院から眺める潮音庭。
心が静かに安らぐ空間です。ここでゆっくり休憩した後、祇園白川の桜を見に行きました。
写真は次回に。
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撮影カメラ・レンズ
キヤノンEOS 6D
EF24–105mm F4L IS USM
DPP、Photoshopで色調、レンズ補正(歪曲補正)
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