名古屋の白ウサギ・1964年生・

自称、宗教家・宗教家は、職業ではなく「生き方」です。
職業・会社員

マズローの鶏

2015-01-17 | 思う事


アブラハム・ハロルド・マズロー
( 1908年4月1日 - 1970年6月8日)心理学者。

マズローは、アメリカに移住した
ユダヤ系ロシア人移民(貧困家庭)の長男。

マズローは、従来の心理学が避けてきた、
価値、美、自己実現、創造性、至高経験、倫理など、
人間的なものの研究に道を開いた

マズローは、ニワトリの飼育を
徹底的に観察しました。
たくさんのニワトリのなかに、
特に成長がが早く、大きいくなった
ニワトリがいました。

このニワトリを観察し、
普通のニワトリの違いを探しました。
そして、このニワトリが他のニワトリより、
成長が早い理由を発見しました。

このニワトリだけは、他のニワトリと比べると、
非常に合理的なエサの食べ方をしていたのです。

このニワトリのエサの食べ方を分析して、
他のニワトリにも同様なエサの
与え方をしたところ、
どのニワトリも成長が早くなった。

これは、
成長の遅いニワトリを観察し、分析するより、
成長の速いニワトリを観察、分析したほうが
有益だということです。

私は思います。

これを人間に当てはめて考えると、

他人の良いところ 
( 長所 ) に目を向けている人間と、

他人の悪いところ
 ( 短所 )に目を向けている人間。

この両者を比較したとき、
どちらが群をぬいてすぐれているか?

優秀な人間ほど、
人のよいところのみを見ている。

無能な人間ほど、
人の悪いところばかり見ている。

どんな人間でも、短所を持つ。

でも、

必ず一つや二つ、人より優れている部分がある。

優秀な人間は、その優れている部分
を観ることが出来る。

それ故、その部分を観察し、
吸収する事ができる。

これは、仕事や、学習の能力に対して
のみいえる事ではありません。

運命に於いても同じであると思う。

幸運な人をよく観察すると、
やはり、違いがある。

幸運なひとほど、
目の前にある良いこと、美しい事、
に目を向けることが出来る。

不運なひとほど、目の前にある悪い事、醜いこと、
に意識を向けている。

何に意識を向けているかで、
その人の運命はほとん決まってしまう。

「 悪と戦う!!! 」といつも力んでいる人間。

「 アッハッハー 」 と笑ってから対処する人間。

比較すると、どちらが幸運な生涯を送る事ができるか?
当然、後者である。

 愚痴ばかり言っている人間と、
些細な事でも喜ぶことができる人間とを
比較すると、
どちらが恵まれた環境が実現するか?

当然、後者です。
コメント
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