
この、趣味の悪い柄の帽子
私の車にはいつも常備してあります。
みっともなく、
いかにも怪しそうな柄です。
この帽子は特別な場合のみ、
使用します。
車を運転していて、
マナーの悪い車が多い地域や、
危険を感じる場所に差し掛かったときのみ
この帽子を被ります。
50歳のオヤジが
この帽子を被っている姿は
誰がどう見ても異様です・・・・
この帽子を被った自分の姿を
ルームミラーで見てみると、
余りに怪しすぎる・・・
我ながら呆れてしまう・・・
それ故、これが厄除けの安全帽となるのです。
この、
趣味の悪い帽子を被って運転していると
マナーの悪い老人や、
セッカチな若者の運転する車が、
必要以上に幅寄せしてきたり、
強引に割り込んできたりする事は
ほとんどありません。
「 怪しきものに近づかない 」
これが人間の習性です。
それ故、この帽子を被っていると、
必要以上に他の車が接近して来ない。
その結果、
厄介ごとに巻きもまれる危険性が減るのです。
災難を避ける方法は、
危険を想定した上での、
自己防衛であると思います。
ただし、
この帽子は、
妻が横に乗っている時は
怒られるので使用しません。
ひとりで運転しているときに限り、
危険を感じる場所や道路に差し掛かった
時のみ使用してます・・・