♪ 現在過去未来
あの人に逢ったなら
私はいつまでも待ってると
誰か伝えて
まるで喜劇 じゃないの ・・・・♪
この歌は、1977年(いまから38年前)
にヒットした渡辺真知子の1作目のシングル曲、
「迷い道」(まよいみち)
この曲は、作詞・作曲・歌
すべて渡辺真知子の手によるものです。
この曲がヒットしたのは、私が12歳の時です。
当時の私は、
この曲は始まりの部分。
♪ 現在 過去 未来 ♪
という歌詞が大好きでした。。
この初めの部分の歌詞を聴いただけで、
当時の私は、心の中で、
大きな感動が込み上げてきた事を
いまだに覚えています。
この年になっても、私の脳裏にこの言葉が
染み付いている。
でも、
なぜ、この部分に感動するのか、
その理由は分かりませんでした。
なぜだか分からないけど、
この歌詞は私の魂に響く、
「何か」があったのです。
最近になって、
どうして、この歌詞が私の魂を擽るのかが
分かりました。
この歌詞には矛盾があります。
時間の流れを現すには、
過去 → 現在 → 未来
これが順番です。
しかしながら、
この曲は
現在 → 過去 → 未来
と言っています。
作者の渡辺真知子さんは、たぶん、
このほうが語呂がよいので、
この表現をしただけだと思いますが、
よく考えてみれば、オカシな歌詞です。
でも、
この順番に深い意味があるような気がするのです。
いま私が思うことは・・・・・・・
現在 ・ 過去 ・ 未来
は3つの要素でなく、
「ひとつ」の要素である。
過去の結果が現在であり、
現在の姿が、未来を構築する。
これは、ひとつの真理であると思うのですが、
更に突き詰めれば、
現在は、過去の要素を書き換える事ができる。
現在は、未来の運命を書き換える事ができる。
自分の過去を、「現在の自分」
が書き換える事ができる。
「過去と現在」の結果として、
未来に起きる事(運命)も、
「現在」の自分が書き換える事ができる。
「 現在 ・ 過去 ・ 未来 」は、
同時進行している・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
支離滅裂・意味不明な理屈に思われるかもしれませんが、
ここに、「 運命の真実 」がある。
これは、言語を越えた世界のお話となっしまいます。
もし、これを無理やり言語にしようと思うなら、
量子力学 (最先端物理学)
の領域となるでしょう。
近い未来、最先端物理学は、
釈迦の説いた「 仏教 」を
数学的手法で立証する時が来るでしょう。