
10月29日、韓国・ソウルで起きた痛ましい事故・・
群衆雪崩、150人以上が亡くなりました。
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り致します。

この事件の数日後、
ウサギ耳のヘアバンドをした男が「押せ!!!」と・・・
叫んでいたとの情報がネット上に流れました。
ウサギ耳の男の行為の真偽は私にはわかりませんが。
もし、この情報が真実なら腹立たしい行為です。
もし、ウサギ耳の男の行為が真実であったなら・・


と・・・一瞬は思ってしまいます・・・・
しかしながら・・
理論的に、冷静になって考えてみると、
この私の感情は「問題解決の出発点」であり、
本題から外れてしまっています。
「ウサギ耳の男・・憎し!!!」
「厳罰に処するべし」
と思うのは「感情論」
感情論を主題にしたなら、それは、単なる
「論理のすり替え」・・
であると思います。

感情論を排除して分析するなら。


という論法で、「ウサギ耳の男は悪い奴」「袋叩きにせよ」・・・
で終わらせようとのは軽率である考えます。
これは問題点を感情論に置き換えている・・
だけのこと。


これが・・・「本題」であり、
ウサギ耳男を叩いてもこの本題に対しては何の進展もない。


このような行為は『あり得る』



これが「根本的な部分での論点」

肝心なのは・・
「このような人は1000人に1人は存在する」・・
という前提を明確にしたうえで、

事故が起きない為には何を為すべきか???



この事に尽きるのではないだろうか???
現実を直視して分析したうえで、


これが成熟した人間社会のスタイルであると思います。
これこそが「令和のプラス思考」と思います。

「悪しきことは語るな」・・
「笑って誤魔化せ」
「人情論や美談で逃避せよ・・」
このような論調は・・・昭和の遺産。
人間は進化している・・
昭和の時代は通用した方法論も
今の日本人にとってはもはや古い。
それは発展の過程であっただけ、
アジア諸国も、少し遅れてこの道を辿ると思う。


文明人の誠意と義務・・

精神論や道徳論・・・美談とは別問題。

誠実に生きた行きたい・・・
