日本テレビ系列が放送する
チャリティー番組「24時間テレビ」
日本海テレビの経営戦略局の53歳の局長.
「24時間テレビ」への寄付金を10年にわたって
合わせて1100万円余り着服していた。
懲戒解雇の処分になった。
このニュースを聞いて思ったこと・・
やっぱりな・・・
古今東西・・如何なる組織・団体に於いても、
着服や不正は必ずある。
それは、聖職者でも同様。
これが、残念ながら
人間のサガ
この事件の場合・・
営利事業の収益ではなく、
慈善活動の名目で集めたお金を泥棒する行為。
このような事件は、
ほとんどの場合、実際の被害額は
公表せず、
意図的に過小な算定をしているはずである。
刑事事件として、
この泥棒をお縄にして欲しい。
経営者の責任を追及してほし。
番組を打ち切りるべきだ。
(視聴者も怪しさ分かり始めている、
年々、視聴率が低下しているらしい。
どちらにしても、近いうちに
打ち切りになる運命と思う。
テレビ局は長年隠蔽し続けて来たが、
もう長くは続かない・・
と分かって、
今になって公表した可能性も高い)
人の善意を裏切る行為・・
腹が立つ
因みに、私はこの番組は長年見ていない。
この番組は、
45年前から毎年1回放送されている。
第一回目は1978年
当時、私は14歳だった。
第一回目は見ていた。
確か・・
大竹しのぶが司会をしていた記憶がある。
(個人的な想いだが・・大竹しのぶ・・)
涙・・・涙・・・の演出
感動の押し売り・・
誇張した美談・・
善意の押し売り・・
ほとんど
歩いている意味不明で
奇怪なマラソン・・
この時、14歳の私は、
強い違和感を感じた。
それ以来、45年間
この番組は一切見ないようにして来た。
それでも、会社での昼休み。
食堂や、休憩室などで
この番組が垂BGMのように
たれ流されていた。
否が応でも、
断片的に目と耳に入って来る。
非常に不愉快ではるが、
怖いモノ見たさで、
見なきゃいいのに・・
目に入って来るものは、
見てしまう。
俗に、
これを「スケベ根性」と呼ぶ。
もちろん・・・
街頭などでこの番組の募金をしていても、
一度も募金したことはない。
(この番組の募金に限らず、
小本的には、街頭でやっている募金には
一切応じないようにしている)
募金活動をしているボランティアの方々は、
何の悪意もない。
純粋な善意で奉仕している。
それ故に、
この方々には敬意を示さなけらばならない。
軽くお辞儀をして、募金をせず通り過ぎる。
世の為、人の為、困っていいる人の為に
自分のできる範囲内で寄付をする。
尊い行為で有ると思う。
ただし・・・
寄付する相手や、団体の信用性を見極めることが
必要であると思う。
自分の寄付したお金が、
本当に有意義に使れるならば嬉しい限りである。
されど、残念ながら・・
着服されたり
説明の趣旨と違うことに使われたり
大いに起こり得ることである。
雰囲気や演出に左右さることなく、
寄付する相手の信用度を疑うことが
第一であると思う。
有益なことに金を使う慈悲
(合理性)
適切な判断力と知恵
(礼節)
寄付しようと思う相手が、、
この二つの条件を満たしているかどうか???
徹底的に考察するべきであると思う。
慈悲と知恵
この両輪を巧みに操作するテクニックを
磨くことが、
修行であると感じる。
私も大きな失敗をしたことがあります。
以前、慈善事業を行うⅩさんという人と知り合いになった。
この方は清廉潔白で心優しいお方だった。
慈善事業には資金が必要である。。
なんとか力になりたと思い、
私は申し上げた・・・
「大きなチャンスが目の前にあるが、
資金がない・・もしそのような状況であるなら、
その資金さえあば大きく前進できる・・
と思われる状況なら・・
私がその資金を出します。」
と・・
申し上げると・・
「是非とも!!命がけでやります」と・・仰る。
こういう時の為に備蓄してあった
資金を寄付することにした。
副業の出稼ぎで稼いだ、
私にとって貴重な資金であった。
「命がけ」
と・・いう言葉を発する人に遭遇した場合、
本能的に疑う習慣ではあますが、
この方の場合、例外と思ってしまった・・
結果的に、趣旨とは違うことに
その資金を使われてしまった。。
相手は善良で
清廉潔白で何の悪気もない人でしたが、
単純で・礼節に欠けている方でした。
「私は人を見る眼がある」・・
と言う「己惚れ」が原因でした。
今となっては大いに
反省すべき出来事でした。
同時に、その可能性を想定しなかった私が
「愚か」だった。
適切な対象を見極めることは、
非常に難しい。
勝たねばならぬ・・・