我が家のお守り、
家族の人数分、ヘルメットが常備されている。
これは、魔よけのお札を貼る数十倍の意義がある。
煙や、粉塵の防御用に、防御マスクも常備されている。
このような簡易マスクが災害時、どこまで有効なのかは疑問だが、
無いよりはマシだと思っている。
この他にも、酸素のスプレー缶も常備されている。
火災などで煙に巻かれた時や
爆発などで粉塵などが充満した場合、
自分の身を守るばかりではなく、
取り残された人を、
救出することもできるかもしれない。
過剰な不安感や、暗い面のみに意識を向けた、
否定的な生活感や人生観は、
「 今現在 」を暗くすると同時に、その
「 暗い心 」が、「 暗い言葉 」となり、
「 言葉 」が未来を構築する。
悲観的に未来を考えてはいけない。
不安感ばかりで生きていたら、
‘今‘ に対しても ‘未来‘ に対しても不安要素を
引き寄せるだけです。
しかしながら・・・
『 取り越し苦労 』 と 『 危機管理 』
を混同しては成りません。
人災・天災といった不運は、
不可抗力の場合もあることは確かですが、
多くの場合、最悪の結果の原因は、
「 想定不足 」であると感じます。
地震などの天災は、いつやって来るか解らない。
こればかりは人間の力ではどうにもならない。
でも、それに対する「 準備 」はできる。
未来の不安要素を想定し、
それに対する危機意識を持った者が、
不可抗力の災害や災難に対し、
「 最善 」の結果を導く。
運が良いとか、悪いとかは、
ほとんどの場合、
「 危機管理意識 」が在るか否かで決定する。
もし仮に、運の悪い星の下に生まれた人がいるとしても、
現状把握 → 現状分析 → 想定 → 対策検討 → 対策実施
この5つを常に心がけていれば、
ただ、それだけで不運は逃げてゆく。
これはごくごく当たり前なことではあるが、
皮肉なことに、
宗教をかじったり、
打出の小槌のような精神論をかじっている人には、
こんなことが分からなくなってしまっている人が多い。
同時に、こう云うタイプの人ほど、
損害保険とか、火災保険、生命保険などを信じる傾向にあり、
そういう投資に対し疑問や不安を持っていない。
因みに、私は国民健康保険と、自動車損害保険、
は加入していますが、
それ以外の保険は一切加入していません。
保険に関しては思う事ありますが・・・
触れてはいけない部分ですので、気の弱い白ウサギとしては
怖くて書けません。
危機管理ができていない人間は、
いちど躓いたら悲惨な事になる。
祈っておれば大丈夫、
信じていれば大丈夫、
お経や、念仏を唱えているから大丈夫、
お守りを持っているから大丈夫、
自分は普段良い事をしているから大丈夫、
徳を積んでいるから大丈夫、
神様が守って下さるから大丈夫、
と思っている精神論系の人が多く存在しますが、
神仏は、すべての人に対して平等です。
特定の人だけをエコヒイキしたりはしません。
お経よ読んだり、寄付をしたり、
お守りを持っている人だけは助け、
それをしない人を見捨てたりはしません。
「 天は自らを助ける人を助ける 」
これこそが、絶対的な法則なのです。
これは企業経営や、
資産運用などに関しても同様であると思う。
宗教や、打出の小槌みたいな精神論を信じる者は、
この、人間として生きて行くうえで当たり前な
ことを忘れてしまっている人が多いと感じます。
人事を尽くして天命を待つ
という諺があります。
出来る限りのことをしたら、
あとは心配したり焦ったりせず、
結果は神仏の意志に任せましょう。
というような意味で使われているようです。
この諺はの出典は、
南宋初期・中国の儒学者である胡寅の
「 読史管見 」
読史管見 に記された原文には、
「人事を尽くして天命に聴(まか)す」と記されています。
「 天に任せる 」とは、
人事を尽くしてからのことであり、
人事を尽くさず、天命に任せるような者には、
結果的に天は守ってくれません。
これこそが、法則であり、「 公平 」なのです。
取り越し苦労は、多くの場合、よい成果を生みません。
未来に対する過剰な不安感は、生命の浪費です。
現状分析・現状把握 → 危険予知・危機管理
それに基づいた、
最悪な事態を想定したうえでの、
できる限りの備蓄・準備
もし、仮にこれらの準備が役に立つことが無かったとしても、
それはそれで大きな意味がある。
現に、私もこれ以外に数々の危機を想定したうえで、
準備や、備蓄、警備を行っているが、
それを必要とするような事態に直面したことは一度もない。
起こり得る事態を想定して、人事を尽していたが故に、
悪いことが相殺され、悪い事態が消え去ったのだ。
これが出来ている人間には、不運が寄り付かない。
これこそが真の「 魔よけのお札 」
わたしの知る限り、これこそが
「 安定的な成功者、」
の条件である。
私もそれを心掛けている。
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