静岡・牧之原市で起きた園児・バスの置き去り事件
保護者説明会 「あり得ない」泣き叫ぶ声や怒号も・・・
亡くなった3歳のお子さんは熱さに耐えきれず、
自分で服を脱ぎ、
水筒の水も空になっていたそうだ。
痛ましい事故・・・(事件)
ご冥福をお祈りいたします。
この幼稚園の安全管理マニュアルでは、
園児の降車確認は同乗する補助員の役割とされいた。
専用タブレットで登園の有無を確認するシステムを導入していた。
せっかくのシステムも形だけの作業になっていたのだと思う。
5人しか登園していないに、
6人まとめて登園の入力手続きを済ませたとも説明している。
この二つの作業が確実に為されていたら、
このような事故は起きないハズである。
管理者が担当者に対して
毎日、朝礼で言ったとします。
決められたマニュアルを確実にやりなさい!!!
シッカリやりなさい!!!
チャンとやりなさい!!!
気を引き締めてやりなさい!!
それをすれば・・・
このような事故は絶対に起きないのでしょうか?
イヤ!!
それで・・もまた同じ事故が発生る可能性はある・・・
現に・・
この事故を起こしたのは、情けない事に・・
幼稚園の最高責任者である・・・
ヤル気があり・・悪気が無くても・・
「 人間は間違いを起こす 」
思いもよらねアクシデントに見舞われたり、
動揺して、その時だけ例外的にマニュアルに従わなかった・・
想定外の偶然が2重3重に重なって、
結果的にマニュアルを守れなかった・・
まっ・・たまにはサボってもイイだろう・・・
そんな時に、悪い偶然が重なり、
同じような事故を起こしてしまう可能性もある。
私は思う・・・
「車内に取り残された子供を絶対に見逃さない為の
「確実」で「単純明快」な対策を考えれよい。
この事故で一番肝心な部分は、
「 子供を取り残さない 」
だだそれだけであり、
チャンとやれ!!! シッカリやれ!!!
などという、精神論ではない。
精神論では事故は防ぐことができない。
私がもし、幼稚園の最高責任者だったら・・
単純明快にして、高等なシステムを構築します。
バスの一番後ろの窓ガラスに「日めくりのカレンダー」をぶら下げる。
1・・・運転手は園児を降ろしたら、後ろまで行き、今日の日付の、
日めくりのカレンダーを破る。
2・・・破った紙は、管理事務所まで持ち帰り、決められた場所に掲示する。
その後、出来る限り大きな声で呼称する。
「今日は〇月〇日・〇曜日・・安全第一で頑張りましょう!!」
(誰の眼にも入る場所に掲示版を設置)
運転手は、「バカバカしい・」と思いながらも、
最後に否が応でもバスの一番後ろまで行かなければならない。
子供が残されていたら、当然目に入る。
〇月〇日〇曜日です!!!が「安全を確認ました」という意味になる。
言葉だけの呪文と化した「安全を確認ました」とは意味が違う。
これは、意味のない呪文と化した言葉を唱えなさせないための下地となる。
バスの一番後ろの座席の下にも「日めくりのカレンダー」を置く
1・・・運転手は、床にしゃがんで、座席の下の日めくりカレンダーを取り出し、
当日の紙を破る。
2・・・破った紙は、管理事務所まで持ち帰り、決められた場所に掲示する。
(誰の眼にも入る場所に掲示版を設置)
子供がふざけて床に座って隠れている可能性もある、
運転者が床にしゃがむと、死角の確認ができる。
この二項目は例外なく、どんな事があっても絶対に行なう。
この、一見すると馬鹿らしい動作を何も考えずに毎日確実に行う。
これは武道で云う「型」である・・・
これさえやれば、絶対に子供の降ろし忘れは起こらないと思う。
チャンとやれ!!!
シッカリやれ!!
気を引き締めてやれ!!
根性だ!!!
真心だ!!!
心を込めてやれ!!!
いまだにこんな呪文を大真面目に叫ぶ
昭和の化石のような人間も存在する。
こんな言葉聞くとウンザリして・・虫唾が走る。
産業の多くの部分は、平凡で真面目な労働者による
「地道な作業」によって成り立っている。
文明は精神論だけでは進歩しない。
だれがやっても絶対に間違わないシステムの構築。
これこそが、「知恵」であると思う。
私は以前、某大手電機メーカーの子会社に在籍していました。
(30歳~45歳の15年間勤務)
このときは、このような発想の改善を数多く行いました。
一見すると・・
ふざけた様な「バカバカしいマニュアル」を構築。
それが有力幹部の眼に留まり、
35歳、最年少で役職に付く事ができました。
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