ガ~ス~首相の期待を背負って、張り切る太郎行政改革大臣。
政権内では、「前代未聞のプロジェクト」との声まで出るワクチン接種。
安全で有効なワクチンを一人でも多く、一日でも早く接種できるように全力を尽くしたい。
と熱く語る太郎ワクチン大臣。
期待される重責にみなぎるパワーが、とても素敵な佇まい。
さて冗談はさて置きワクチン大臣は、期待通りに2月下旬までにスタートさせると言うが・・・。
早期に国民に行き渡らせることができるのか。
2月下旬までに医療従事者向けのワクチン接種を始める。
その後は高齢者向け、基礎疾患のある人向けと対象者を段階的に拡大。
一般国民の接種が中心となるのは、6月頃と見込む。
ただ気になるのは、縦割り行政の弊害のようだ。
接種は厚生労働省、輸送は国土交通省、冷凍保管は経済産業省。
そして都道府県との調整は総務省等と複数官庁にまたがる一大プロジェクト。
まぁ太郎は、行政改革担当大臣として役所のケツを叩くのが得意らしいんで心配ないか?
ところで、新型コロナウイルスのワクチン。
これは、英製薬大手のアストラゼネカが最大9千万回分を日本国内で生産する方針だとか。
そして今春にも出荷の準備が整う見込みだという。
またこのワクチンは、アストラゼネカと英オックスフォード大が共同開発。
英国では昨年12月に承認され、今年1月には接種も始まった。
ワクチンの供給に限りがあり、各国で争奪戦となる中・・・。
美しい国は、多くを国内生産することで安定供給を目指す方針のようだ。
そして同社は、日本政府と1億2千万回分の供給で契約している。
このうち3千万回分は、3月までに輸入される予定。
残りの9千万回分は日本国内での生産を目指す。
ワクチンの原液はJCRファーマ(兵庫)が作り・・・。
容器への充塡等の製品化は第一三共(東京)やKMバイオロジクス(熊本)等が担う。
かくして、太郎ワクチン大臣の檜舞台は、着々と出来上がりつつある景色。
もはや太郎は、総理大臣になった気分であろうか?
でもねぇ、男は兜の緒を締めないとズッコケるんだよ、太郎!