コロナに感染しても病院に入院もできず、自宅や施設などで死亡した国民。
警察庁の調べでは、全国でこれまでに197人にのぼるそうな。
今年に入ってからは75人と急増中・・・。
内訳は、PCR検査等で感染確認後、自宅や高齢者施設、宿泊療養施設等にいた人が59人。
死亡後に検査が行われ、コロナへの感染が確認された人が138人。
自宅で死亡した人の中には入院先が見つからず、自宅療養等を余儀なくされていた人も含まれているという。
国民の安全と命を守る政治なんて、嘘・うそ・ウソ。
美しい国は、感染の拡大と医療体制のひっ迫・崩壊が浮き彫りの景色。
そこに来て河野太郎行政改革担当大臣は、一人意気軒昂。
自身が総合調整を担当する新型コロナウイルスのワクチン接種にこう向き合う。
個々の接種状況を把握するためにマイナンバーと接種券(クーポン券)番号。
医療機関での接種情報を「ひも付け」する新たなシステムを構築すると表明だ!
システム構築費用や市町村が入力する際の人件費等は、全て国が負担!
とは言っても国民の負担にほかならない・・・。
新システムでは、接種医療機関・住所地・接種年月日・ワクチンの種類・接種回数当を個人単位で登録。
国はワクチンの接種者数をリアルタイムで把握できる。
市町村は住民が引っ越したり、クーポン券をなくしたりした際にもそれぞれの接種状況を把握できる。
2回目の接種を個別に呼びかけることも可能となる、とメリットが数多。
河野クンは高齢者の接種に間に合うように動かして行きたいと燃えるが、所詮は官僚が考案したんだろ?
ところで全国民への接種に必要な量の確保時期を巡ってのスッタもんだ劇。
背景には、ワクチン開発で後れを取っている国内の医薬品業界。
彼らにガッポリ儲けさせるための綱引き合戦、駆け引きもあるらしい。
ということで国民は、有無を言わさせずモルモットで俎上という景色・・・やれやれ。