函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

春の叙勲に思う

2012年05月03日 04時17分28秒 | オヤジのつぶやき
恒例の春の叙勲が発表されたが、その意味を勉強してみた。
叙勲とは、天皇陛下が勲章を与えることとある・・・。
一般の推薦もあるらしいが、多くは各省庁の大臣の推薦だとか。

全国の自治体や業界団体を通じて、候補者情報が上がっていく。
この情報が、内閣府賞勲局の審査を経て閣議決定・・・。
主な勲章は、旭日章(政治家や民間人)と瑞宝章(学者や公務員OB)。
それぞれに大綬・重光・中綬など6等級がある。

首相経験者になると、旭日より格上の勲章も狙えるらしい・・・。
そして今や、大勲位菊花大綬章が贈られるのが、慣例だとか。
国民の暮らしを脅かしても、ちゃっかりといただける勲章のようだ。

金銭的なご褒美はなものの、受賞者は勲章を身に着けて・・・。
基本的には、夫婦同伴で天皇陛下に拝謁(はいえつ)となる。

今回もご多分にもれず、道警本部長や方面本部長経験者。
そんな方たちが、栄えある叙勲に浴した・・・フムフム。
ふと思ったのが、彼らは警察の裏金で、良い思いをしなかったのか?
めでたい叙勲ではあるが、そんな不謹慎な思いが脳裏をかすめた・・・。

叙勲では、金銭的なご褒美はないというが・・・。
穿った見方をすれば、現職時代に美味しい思いを経験済み?
それなのに叙勲となれば、随分と勲章も舐められたものである・・・。

政治屋や公務員、とりわけ警察OBへの叙勲は、本当に必要なのか。
現職時代の功労と言ったところで、所詮、部下がサポートしてのものだろう。
まやかしくさい功労で、勲章を貰える叙勲システム。

そんな勲章を胸に着けて、何になるというのだろうか。
もっと苦労をして輝いている人が、沢山いると思うのだが・・・。
どうも、理解に苦しむ叙勲制度である・・・。

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