総理でありながら派閥の会長を続けるのはいかがなものか。
菅前総理が、岸田総理大臣に苦言を呈した。
菅義偉前親分は、高揚感を漂わせて口を開く・・・。
総理大臣とは、国民全体の先頭に立って汗を流す立場にあると考えている。
ですから、歴代総理大臣の多くの政治家は派閥から出て・・・。
総理大臣を務めていたのではないか?
1月10日に突如、岸田総理大臣への批判を始めた菅親分OB!
そして翌11日には、永田町では波紋が広がり出した。
自民党・世耕弘成参議院幹事長は、こんな調子。
岸田総理が、何か派閥色を露骨に出して仕事・決定をしたことは全くなかった。
派閥は離脱して総理・総裁を務めるというのが・・・。
ある意味、安倍総理までの慣例であったわけです。
だから、これは岸田総理自身が良く判断をされればいいのではないかと思う!
野党の反応は、こんな塩梅。
立憲民主党・安住国対委員長は、こう。
(菅前総理は)感覚として私は正しいと思っている。
やはり色々な意味で自民党内に不満がたまっている証拠なのかと思う・・・。
政治家は派閥の意向を優先すべきではない、と強調した菅義偉前親分。
こんな言葉も繋いで燃える・・・。
今の状況というのは、国民の声が政治になかなか届きにくくなっているのかな。
そういう懸念を感じています・・・。
ところで菅前総理による岸田批判。
永田町では「なぜ?」ではなく、「ついに・・・」という景色らしい。
某三流メディアは、こんなコメントである。
これまで、もし岸田おろしが起きるなら、その中心になるのは菅前総理になるだろう。
そう、ずっと見られて来た。
だから今回の発言を受けて、菅前総理が動くのか動かないのか。
永田町は、早速ざわついています・・・。
要は、菅が岸田下ろしの狼煙を上げた景色のようだ。
またまた、国民不在の政治屋たちによる国盗り合戦の開幕か、やれやれ。
劇団「岸田一座」vs「菅一座」。
大根役者同士の演技が盛り上がる美しい国の真冬である・・・。