函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
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中国のハッカー集団

2019年01月15日 04時59分39秒 | IT
中国の月無人探査機の開発等など、宇宙空間の競争が華々しい。
しかし一方では、中国人ハッカー集団「APT10」が暗躍しているとか。
経団連が、被害を受けた不正アクセス事件は、こんな塩梅。

米司法省が、ハッカー集団「APT10」は・・。
中国の国家安全省と関連していると断定した。

経団連に仕掛けられたウイルスの種類や外部通信先が・・・。
ハッカー集団を追跡している英国政府機関等の調査結果と一致。
米司法省は昨年12月、APT10に所属する中国人2人を訴追。

容疑は、2006年から米国にある45以上の企業や研究所等から・・・。
大量の情報を盗み取ったというものだ。
更にこの集団は、日本など12カ国以上のネットワークに侵入。
それも、国家安全省と協力して国家ぐるみのハッキングと断定。

日本政府もこれを受け、APT10による攻撃を批判する談話を出す。
しかし、国内の被害の詳細は公表しない。
美しい国にとって、不都合なことは公表できまい。
でも、かなりの情報が吸い上げられただろうと拝察する。

経団連の事件は、日中間の経済協力を担当する部署が狙われたらしい。
2014年7月に外部から届いたメール。
それを開いた職員のパソコンがウイルスに感染。

それから2年以上にわたり、パソコンやサーバーに感染を広げながら潜伏。
サーバーに保管されていた日本政府とのやりとりに関するファイル等など。
ウイルスが、これらにアクセスした痕跡があったそうな。

情報が実際に盗まれたかどうかは、特定に至らないと言うが本当か?
ウイルスは少なくとも4カ所の外部のコンピューターと通信をしていた。
そしてこのウイルスの種類と通信先は、英国の報告と重なり合う

英国政府関係者は、他国の事案はコメントする立場にないとするが・・・。
公表した資料の内容と一致するということは・・・。
APT10の関与の可能性が極めて高いと疑うべきだ、とする。
 
ちなみにAPTとは、「Advanced Persistent Threat」。
「高度な持続的脅威」の略で日本では・・・。
特定の企業や組織を狙った「標的型攻撃」と訳される。

また「APT10」とは、セキュリティー企業の米ファイア・アイが命名。
中国人ハッカー集団を指している・・・。
欧米の政府機関やセキュリティー企業によっては、こうも呼ぶ。
「Stone Panda(ストーンパンダ)」「menuPass」(メヌパス)」。

また同社は、ハッカー集団の属する国や攻撃対象によって40以上に分類。
そして日本では、APT10は2009年から追跡している。
経団連の事件は、高度な「標的型攻撃」として・・・。
ハナ?の警視庁が捜査しているそうな。
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